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Oracle Transparent Gatewayインストレーション・ガイド
10gリリース2(10.2)for Microsoft Windows(32-bit)
B25250-01
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B Oracle Transparent Gatewayのトラブルシューティング

この付録では、トラブルシューティングについて説明します。この章の内容は次のとおりです。

B.1 要件の確認

この付録のトラブルシューティングの手順を実行する前に、次のことを確認してください。

B.2 インストール・エラーが発生した場合の処置

インストール時にエラーが発生した場合は、次のようにします。

B.3 インストール・セッションのログの確認

インストール中、Oracle Universal Installerでは実行したアクションがすべてログ・ファイルに記録されます。インストール中に問題が発生した場合は、ログ・ファイルで、考えられる問題の原因についての情報を確認します。

SYSTEM_DRIVE:\Program Files\Oracle\Inventory\logs

ログ・ファイル名の形式は次のとおりです。

installActionsdate_time.log

たとえば、インストールを2004年5月14日の午前9時56分に行った場合、ログ・ファイルの名前は次のようになります。

installActions2004-05-14_09-00-56-am.log


注意:

Inventoryディレクトリまたはそのコンテンツを削除したり、手動で変更したりしないでください。それらを行うと、Oracle Universal Installerでシステムにインストールする製品を探せなくなります。

B.4 コンフィギュレーション・アシスタントのトラブルシューティング

コンフィギュレーション・アシスタントの実行中に発生するインストール・エラーのトラブルシューティングを行うには、次のようにします。

B.4.1 コンフィギュレーション・アシスタントの失敗

Oracleコンフィギュレーション・アシスタントの失敗は、インストール画面の一番下に表示されます。コンフィギュレーション・アシスタント・インタフェースには、もしあれば追加の情報が表示されます。コンフィギュレーション・アシスタントの実行ステータスは、installActionsdate_time.logファイルに保存されています。

実行ステータス・コードは、次の表に示すとおりです。

ステータス 結果コード
コンフィギュレーション・アシスタントが成功しました。 0
コンフィギュレーション・アシスタントが失敗しました。 1
コンフィギュレーション・アシスタントが取り消されました。 -1

B.4.2 致命的エラー

コンフィギュレーション・アシスタントの実行中に致命的エラーが発生した場合、次のようにします。

  1. 失敗したインストールを、「インストール失敗後のクリーンアップ」で説明されているとおりに削除します。

  2. 致命的エラーの原因を修正します。

  3. Oracleソフトウェアを再インストールします。

B.5 非対話型インストールのレスポンス・ファイル・エラーの処理

非対話型インストールが成功したか失敗したかを確認するには、DRIVE_LETTER:\Program Files\Oracle\Inventory\logsにあるinstallActionsdate_time.logファイルを調べます。

必要であれば、Inventoryディレクトリの場所の確認について、前の項を参照してください。

次のような場合、サイレント・インストールは失敗します。

Oracle Universal Installerまたはコンフィギュレーション・アシスタントでは、実行時にレスポンス・ファイルを検証します。検証に失敗すると、非対話型インストールまたは構成プロセスは終了します。Oracle Universal Installerでは、正しくないコンテキスト、形式またはタイプのパラメータの値を、ファイルで指定されなかったものとして扱います。

B.6 インストール失敗後のクリーンアップ

インストールが失敗した場合、インストールの試行中にOracle Universal Installerによって作成されたファイルを削除し、Oracleホーム・ディレクトリを削除する必要があります。第5章「Oracle Transparent Gatewayの削除」の手順に従い、Oracle Universal Installerを実行してOracle Transparent Gatewayを削除して、手動でOracleディレクトリを削除し、レジストリ・エディタのキーからOracleを削除します。その後、ソフトウェアを再インストールします。