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Oracle Databaseリリース・ノート
10gリリース2(10.2) for Microsoft Windows(64-bit) on Intel Itanium
B25680-05
 

 

Oracle® Database

リリース・ノート

10gリリース2(10.2) for Microsoft Windows(64-bit) on Intel Itanium

部品番号: B25680-05

2009年5月

このリリース・ノートには、今回のリリースのプラットフォーム固有または製品固有のマニュアルに記載されていない重要な情報が含まれています。このドキュメントは『Oracle Databaseプラットフォーム共通日本語README』を補足するものであり、リリース後に更新される場合があります。

このリリース・ノートの更新の確認、およびOracleの他のドキュメントを参照するには、OTN-JのWebサイトのドキュメント・セクションを参照してください。URLは次のとおりです。

http://otn.oracle.co.jp/document/

製品固有のリリース・ノートについては、『Oracle Databaseプラットフォーム共通日本語README』を参照してください。

このリリース・ノートは、次の項目で構成されています。

1 動作要件

Oracle Database 10gリリース2(10.2)に関する最新の動作要件については、次のOracleMetaLinkを参照してください。

http://metalink.oracle.com

Microsoft Internet Explorer 7のサポート

Microsoft Internet Explorer 7はすべてのWindowsプラットフォームに対応しています。 Oracle Enterprise Manager Database Controlでサポートされています。

ODP.NETおよびODE.NETのサポート

10.2.0.4のパッチ・セット以降、Oracle Data Provider for .NETおよびOracle Database Extensions for .NETがサポートされます。 サポートされる.NETフレームワークのバージョンは、2.0です。

2 サポート対象外の製品

次の製品は、Oracle Database 10gリリース2(10.2)ではサポートされていません。

3 インストールの事前要件

Oracle Database 10gリリース2をインストールする前に、次の各項を参照する必要があります。

3.1 アクセシビリティに関するソフトウェアの推奨事項

オラクル社は、障害のあるお客様にもオラクル社の製品、サービスおよびサポート・ドキュメントを簡単にご利用いただけることを目標としています。Oracle Database 10g リリース2(10.2)では、アクセシビリティ機能がサポートされています。これらのアクセシビリティ機能を最大限に利用するために、次のソフトウェア構成をお薦めします。

  • Windows 2003以上

  • Microsoft Internet Explorer 6.0以上

Oracle製品の追加のアクセシビリティ情報については、次のWebサイトを参照してください。

http://www.oracle.com/accessibility

最新の構成情報と、アクセシビリティおよび補助的な技術に関する問題への取組みについては、次のWebサイトにあるOracle Accessibility FAQを参照してください。

http://www.oracle.com/accessibility/faq.html

4 ドキュメントの修正事項および追加事項

この項では、Microsoft Windows(64-bit) on Intel Itanium用インストレーション・ガイドの次の修正事項について説明します。

4.1 Oracle ClusterwareおよびOracle RACの仮想IPアドレスのステータス

『Oracle Database Oracle ClusterwareおよびOracle Real Application Clustersインストレーション・ガイド』の第2章「インストール前の作業」の「IPアドレス要件」に、仮想IPアドレス(VIP)がpingコマンドに応答する必要があるという次の記述があります。

インストール中、Oracle Universal Installerではpingコマンドを使用してVIPが到達可能であることを確認します。

この記述は正しくありません。VIPアドレスはインストールの前に、DHCPか/etc/hosts、あるいはその両方で構成する必要がありますが、pingコマンドに応答するサーバーに割り当てることはできません。

(Oracle Bug#6017001)

4.2 クローニングを使用した、2ノード・クラスタへの3番目のノードの追加

Oracle Databaseがリリース1(10.1)からリリース2(10.2)にアップグレードされている2ノード・クラスタにノードを追加する場合は、『Oracle Universal InstallerおよびOpatchユーザーズ・ガイド』に記載されている手順を使用する必要があります。このシナリオでは、『Oracle Database Oracle ClusterwareおよびOracle Real Application Clusters管理およびデプロイメント・ガイド』に記載されているaddNodeプロシージャを使用しないでください。

5 インストール、構成およびアップグレードに関する注意事項

Oracle Databaseのインストール、構成およびアップグレードに関連する注意事項の詳細は、次の項を参照してください。

5.1 Database Upgrade Assistantを使用したデータベースのアップグレード

データベース・バージョンがOracleリリース・バージョンと一致しない場合、データベース・アップグレード・アシスタントに警告メッセージが表示されます。この警告メッセージでは、Oracle Database 10gリリース1のホームからcatpatch.sqlを実行するよう指示されますが、これは誤りです。この操作は実行しないでください。かわりに、アップグレード元のソースのOracleホームにあるrdbms\adminディレクトリからcatpatch.sqlを実行します。

(Oracle Bug#4551401)

アップグレード後、ORACLE_SIDパラメータはWindowsレジストリで定義されていません。

回避策:

  1. SQL*Plusを使用する前に、コマンド・プロンプトでORACLE_SID=Oracle_Sidを設定します。

  2. レジストリ(My Computer\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\ORACLE\KEY_10.2UpgradeHome\ORACLE_SID)でORACLE_SIDパラメータを設定します。

(Oracle Bug#4534421)

5.2 RACおよびASMのOracle Database 10gリリース2との相互運用性

10.1.0.2または10.1.0.3のRACまたは自動ストレージ管理では、インスタンスはWindows上の10.2 Cluster Synchronization Serviceと相互作用しません。スタックの最上部に次のエラーが表示される場合があります。

/_propropen+2162      CALLrel  _proprutidtoname/

回避策:

10.1.0.2または10.1.0.3 OracleホームにBug#3843632のパッチを適用します。

(Oracle Bug#3843632)

5.3 Cluster Ready Servicesスタックを停止してもプロセスが継続して実行される場合

次のコマンドを使用して、指定のノードでCluster Ready Services(CRS)スタックを停止するとします。

CRSCTL.EXE stop crs

この後、OracleEVMServiceまたはOracleCRServiceSTOPPED状態でリストされない場合があります。さらに、実行中のプロセスのタスク・マネージャ・リストにCRSD.EXEまたはEVMD.EXEが存在する場合があります。これらのプロセスを停止するには、オペレーティング・システムのコマンド・プロンプトから次のコマンドを実行します。

net stop OracleCRService
net stop OracleEVMService

5.4 Cluster Ready Servicesを10.1.0.4から10.2にアップグレードした後のリモート・ノード・リスナー・リソースのオフライン

10.1 Cluster Ready Services(CRS)を10.2 CRSにアップグレードした後、一部のリモート・リスナーのCRSリソースがオフラインになっている場合があります。

回避策:

  1. 次のコマンドを実行し、LISTENER*.lsnr)のCRSリソースで、状態がOFFLINEと特定できるものがあるか、出力で確認します。

    CRS Home/bin/crs_stat
    
  2. 手順1でオフラインと特定されたすべてのCRSリスナー・リソースをリストします。

  3. 手順2で特定したCRSリスナー・リソースごとに、次のコマンドを実行します。

    crs_stat -p  CRS_listener_resource
    
  4. ACTION_SCRIPT属性がCRSのHome\binディレクトリ内のracgwrap.batを指しているか確認します。

  5. 指している場合は、次のコマンドを実行します。指していない場合は、手順2に戻ります。

    CRS Home/bin/crs_register CRS_listener_resource -update -a Oracle RAC Home/bin/racgwrap.bat
    
    CRS Home/bin/crs_start CRS_listener_resource
    

(Oracle Bug#4575086)

5.5 仮想IPアドレスのノード・アプリケーションの変更

既存の仮想IPアドレス(VIP)リソースの名前、IPアドレスまたはネットマスクを変更するには、srvctl modify nodeappsコマンドを使用します。VIPの既存のインタフェースを含めるには、引数-Aを使用します。

srvctl modify nodeapps -n mynode1 -A 100.200.300.40/255.255.255.0/eth0

(Oracle Bug#4500688)

5.6 Oracle Databaseリリース10.1.0.4クラスタへの10.2 RACのインストール

Oracle Universal Installerで、すでにOracle Databaseリリース10.1.0.4が組み込まれているクラスタにRAC 10gリリース2のインストールが実行されるとき、Oracle Universal Installerでは、システム上で実行されるデータベースのアップグレードを実行するオプションが提供されます。

このアップグレード・オプションを選択した場合、Oracle Universal Installerにより、アップグレードを実行するためのデータベース・アップグレード・アシスタントが起動されます。データベースのアップグレードの一部として、Enterprise Manager Database Controlもアップグレードされます。この処理は、アップグレード自体には影響しません。影響としては、データベースのアップグレード前のバージョンが10.1.0.4の場合、アップグレード後に、Database Controlが1つ以上のノードで起動しない可能性があります。その結果、そのノードで次のコマンドを実行した場合、

emctl status dbconsole

Enterprise Manager Database Consoleが動作していないことがレポートされます。ブラウザによるログインも失敗します。この不具合は断続的に確認されています。

回避策:

  1. Enterprise Manager Database Consoleが動作していないノードに移動します。

  2. タスク・マネージャからemagent.exeプロセスを終了します。

  3. OracleDBConsoleSIDサービスを再起動します。

(Oracle Bug#4550226)

5.7 RAC共有Oracleホーム・データベースからのリモート・インスタンス削除中のエラー

データベースがEnterprise Manager Database Control用に構成されている場合、共有Oracleホームを使用したクラスタ・データベース上でインスタンス削除操作を実行中に、次のエラー・メッセージが表示されることがあります。

Error updating EM configuration for node node name

結果として、削除されたインスタンスが実行されていたノードから、Enterprise Managerの構成が完全に削除されません。ただし、このエラーは悪影響を及ぼすものではありません。「OK」をクリックしてエラーを無視し、先に進むことができます。

(Oracle Bug#4547265)

5.8 データベース管理ツールによるダウングレード後のOracle Cluster Registryの読取り

Oracle Database 9.2管理ツール(srvctlなど)で、Windowsで10.2から9.2にダウングレードされたOracle Cluster Registry(OCR)の読取りを試行すると、エラーが発生します。

回避策:

  1. ダウングレードする前に、ocrdumpツールを使用して10.2 OCRのコンテンツをダンプします。9.2構成済データベースのセットを特定します。データベース構成はDATABASE.DATABASESキーの下にあります。

  2. マニュアルに従ってダウングレード手順を実行します。

  3. 9.2 OCRの場所を特定します。この場所は、\\.\srvcfg、またはHKEY_LOCAL_SYSTEM\SOFTWARE\Oracle\osd9i\ocrでレジストリ値CfsOcrRootが指しているファイルのいずれかです。

  4. 9.2 OCRのコンテンツを消去します。

  5. 9.2 Oracleホームから次のコマンドを実行します。

    srvconfig -init -f
    
  6. 手順1で特定した9.2クラスタ・データベースを構成します。

    srvctl add database
    

(Oracle Bug#4507090)

5.9 Global Services Daemonが10.2ホームで動作している場合のOracle Database 9.2のsrvctlによる起動エラー

Oracle 10gリリース2 Clusterwareがインストールされ、Global Services Daemon(GSD)がOracle Clusterwareホームから起動された後、Oracle9iデータベースを起動すると、次のエラーによってsrvctlツールに障害が発生します。

/ORA-01005: null password given; logon denied /
/ORA-01031: insufficient privileges /
/ORA-01005: null password given; logon denied" /

回避策:

  1. 次のコマンドを実行し、Oracle Clusterwareのノード・リストを取得します。

    CRS home/bin/olsnodes
    

    ここで、homeはOracle Clusterwareホームです。

  2. 1つのノード上で次のコマンドを実行します。

    CRS home/bin/crsuser add Oracle_user*
    

    このコマンドにより、他のすべてのノード上でサービスが作成されます。

  3. 手順1で特定したノードごとに、次のコマンドを実行します。

    CRS home/bin/crs_stop ora.node_name.gsd
    CRS home/bin/crs_setperm ora.node_name.gsd -o Oracle_user
    CRS home/bin/crs_start ora.node_name.gsd
    

(Oracle Bug#4523043)

5.10 Global Services DaemonがOracle 10.2 Clusterwareで動作している場合のOracle Database 9.2のsrvctlによる起動エラー

Global Services Daemon(GSD)がOracle 10.2 Clusterwareから実行されている場合、srvctlを使用したOracle Databaseリリース9.2の起動に失敗します。ダイアログ・ウィンドウに、次のエラー・メッセージが表示されます。

The instruction at hex_address referenced memeory at hex_address. The memory could not be read

回避策:

  1. 9.2 Oracle_Home\binディレクトリで、srvctl.batsrvctl.orig.batにコピーします。

  2. 9.2 Oracle_Home\bin\srvctl.batファイルを編集し、-classpathの前に次のとおり追加します。

    -DTRACING.ENABLED=true -DTRACING.LEVEL=2
    
  3. Oracle_Home\bin\srvctl.batファイルを保存し、前に失敗したsrvctlによる同じコマンドを再発行します。

(Oracle Bug#4571520)

5.11 Oracle Clusterwareからのノードの削除

Oracle Clusterwareから削除するノード上で、ORA.ORA_SID.DBリソースがONLINEである場合、ノード削除手順では、crssetupの実行中に次のエラーが表示されます。

prompt> crssetup del -nn node_name
Step 1:  shutting down node apps
    :node_name ora.racr1.db in ONLINE state
 . . .
please manually stop dependent CRS resource before continuing

回避策:

エラー内でONLINEであると示されたデータベース・リソース(ora.*.db)について、クラスタに含まれる他のノードへのそのリソースの再配置を実行します。再配置を実行するには、次に示すようにcrs_relocateコマンドを実行します。

crs_relocate name_of_the_db_resource -c cluster_node

(Oracle Bug#4564000)

5.12 ストレージ用のRAWデバイスの構成

Oracle Database 10gはRAWデバイスをサポートしていますが、データベース・コンフィギュレーション・アシスタントなどのツールは、シングル・インスタンス用のRAWデバイスの構成をサポートしていません。そのかわり、データベース・ファイルの格納に、自動ストレージ管理(ASM)またはファイルシステムを使用します。Oracle Real Application Clusters(RAC)インストールの場合、Oracle Object Link Managerによりディスクをスタンプすることで、RAWデバイス共有ストレージを構成します。また、独自のスクリプトを使用してRAWデバイスを構成することもできます。


関連項目:

  • Oracle Databaseのインストレーション・ガイド(シングル・インスタンス・データベースのインストール)

  • 『Oracle Database Oracle ClusterwareおよびOracle Real Application Clustersインストレーション・ガイド』


(Oracle Bug#4554058)

5.13 Windowsで無効化されるOracle Real Application Clustersの集中管理構成

Enterprise Manager 10g Grid Controlによるデータベースの集中管理を構成するオプションは、Windows上のRACインストールでは使用できません。また、スタンドアロンのEnterprise Manager Configuration Assistantまたはデータベース・コンフィギュレーション・アシスタントを使用したRACの集中管理の構成は、Windowsではサポートされていません。

インストールされたRACデータベースを集中的に管理する場合、インストール後に、Grid Controlから手動でRACデータベース・ターゲットを検出する必要があります。

5.14 日本語のODBCオンライン・ヘルプがインストールされない

「スタート」「プログラム」「Oracle - HOME_NAME「Application Development」「Oracle ODBC」を選択した場合、オンライン・ヘルプが日本語ではなく英語で表示されます。

(Oracle Bug#4490895)

5.15 リモート・ノードでのサービスの再作成による例外のスロー

Oracle Database 10g リリース2を既存のRACクラスタにインストール中に、次のエラー・メッセージが表示される場合があります。

CreateServiceMarkedForDeleteException_desc

Click 'Help' for more information.
Click 'Retry' to try again.
Click 'Continue' to use the default value and go on.
Click 'Cancel' to stop this installation.

[Help]  [Retry]  [Continue]  [Cancel]

回避策

「再試行」をクリックして操作を続行します。再試行が失敗した場合も、操作が完了するまで試行します。その後、サービスが正しく作成されます。

(Oracle Bug#4508168)

5.16 Oracle Database Companion CD用のOracle Universal Installerヘルプ・ファイルが不正

Oracle Database Companion CD用のOracle Universal Installerオンライン・ヘルプ・ファイルは、Oracle Database Companion CDのインストールに限定されたものではありません。

回避策

インストール手順の詳細は、『Oracle Database Companion CDインストレーション・ガイドfor Microsoft Windows (32-Bit)』の第3章「Oracle Database Companion CDソフトウェアのインストール」を参照してください。

(Oracle Bug#4604992)

5.17 RACデータベース作成後のDatabase Controlの起動のタイミングが不適切

インストール時またはDatabase Control Configuration Assistant(DBCA)を使用して新しいRACデータベースが作成されると、新しいデータベース・インスタンスがリスナーに登録される前に、Database Controlコンソールが起動する場合があります。この場合、条件によっては、一部のメトリックが監視されなくなります。監視されないときは、次のエラーがDatabase Controlコンソールに表示されます。

java.lang.Exception: Can't get query descriptor or execution descriptor

回避策

Database Controlコンソールを停止して再起動します。「スタート」メニューから、「プログラム」「Oracle - HOME_NAME「Database Control」を選択します。

(Oracle Bug#4591002)

5.18 RAC 9.2から10.2へのアップグレード

リリース10.2へのアップグレードを行う前に、RACパッチ9.2.0.4以上を適用します。Oracle Universal Installerでは、RACパッチ9.2.0.4が適用されているかどうかの自動チェックは行われません。

5.19 Cluster Verification Utilityでのエラー・メッセージ

Oracle Clusterwareをインストールする前に、runcluvfy.batスクリプトからCluster Verfication Utility(CVU)を実行すると、出力の最初の行に次のエラー・メッセージが表示されることがあります。

The system cannot find the file specified.

これは、無視できるメッセージです。CVUでは処理が正常に続行され、必要な出力がすぐに提供されます。

(Oracle Bug#5369224)

5.20 新しいMontecitoチップでのインストールの失敗

新しいMontecitoチップでは、ソフトウェアに付属のJREおよびJDKのバージョンの問題により、Oracle Universal Installerが失敗します。

回避策

この問題を解決するには、次の手順を実行します。

  1. 更新されたMontecito JREおよびJDKをOracleホームにインストールします。

  2. Oracle Database 10gリリース2(10.2.0.1)ソフトウェアから、前のステップでインストールしたJREを示す-jreLoc ORACLE_HOME\jre\1.4.2オプションを使用して、Oracle Universal Installerを実行します。

ステップ2ORACLE_HOMEは、データベース、Oracle ClusterwareまたはOracle RACのOracleホームのホーム・ディレクトリです。

インストール・プロセスの際、製品固有の前提条件チェックは失敗します。ステータスで、チェックを検証するための使用可能なオプションを選択し、「次へ」をクリックします。さらに、インストール・プロセスの間、いくつかのエラー・メッセージが表示されます。これらのメッセージは無視して、インストール・プロセスを続行できます。

(Oracle Bug#5391050)

6 その他の既知の問題

次の各項には、Oracle Database 10gおよび関連製品に関する問題についての情報が含まれています。

6.1 READMEテキスト・ファイル

一部のREADMEテキスト・ファイルには、UNIXの改行が含まれます。これらのファイルをダブルクリックすると、デフォルトではメモ帳で開きますが、メモ帳ではUNIXの改行が認識されません。かわりに、ワードパッド(write.exe)またはedit.comを使用します。

6.2 .NETリモート・オブジェクトでのNTS認証の失敗

Oracleクライアントが.NETリモート・オブジェクトとしてユーザー資格証明を暗号化している状態で、NTS認証が使用された場合、NTS認証はエラー「ORA-12638: 資格証明の取出しに失敗しました。」により失敗します。これは、.NETリモート・オブジェクト内のNTSアダプタにあるWindows API AcquireCredentialsHandle()の障害により発生します。詳細は、OracleMetalinkを参照してください。

6.3 Windowsファイアウォールの構成

Windows XP Service Pack 2では、WebDAV構成のセキュリティが変更されています。Windows XP Service Pack 2がインストールされたコンピュータが、Windowsエクスプローラまたはその他のツールから、HTTP/Web Distributed Authoring and Versioning(WebDAV)プロトコルを使用してOracle XML DBリポジトリにアクセスしようとすると、次のアクセス・エラー・メッセージが表示される場合があります。

The folder you entered does not appear to be valid. Please choose another.

WebDAVプロトコルを使用してクライアント・コンピュータからOracle XML DBにアクセスするには、次の手順を実行します。

  1. クライアント・マシン上で次のレジストリ・キーを作成し、0(ゼロ)以外の値に設定します。

    HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\WebClient\Parameters\UseBasicAuth (DWORD)
    
  2. クライアント・コンピュータを再起動するか、またはWebClientサービスを再起動します。


関連項目:


6.4 ローカルのOracle Database Clientへの接続

10gリリース2(10.2)より前のリリースのOracle Database ClientにOracle Databaseを接続する場合、次のすべての条件に一致するときは、接続できません。

  • Oracle Database ClientがOracle Database 10gリリース2(10.2)と同じコンピュータ上で動作している場合。

  • Microsoft Windows Terminal ServicesがOracle Database Clientと同じコンピュータ上で動作していない場合。通常、Terminal ServicesはMicrosoft Windows 2003ではインストールおよび構成されていますが、Microsoft Windows 2000またはXPでは、インストールも有効化もされていない場合があります。

  • Oracle Database Clientがリリース9.0.x〜9.2.0.6または10.1〜10.1.0.3である場合。

  • Oracle Database Clientが管理者として動作していない場合。

この問題を改善するには、次のURLにあるOracleMetaLinkからOracle Databaseファミリ・パッチ・セットをダウンロードして、Oracle Database Clientをリリース9.2.0.7または10.1.0.4以上にアップグレードします。

http://metalink.oracle.com/

6.5 Oracle Workflowの翻訳されていない「スタート」メニュー項目

Oracle Workflowサーバーが含まれるOracle Database 10g製品を、英語以外の言語でインストールする場合、インストールにより、Windows「スタート」メニューの対応するOracleホームの下に、「Configuration and Migration Tools」というサブメニューが追加されます。このサブメニューには、「Workflow Configuration Assistant」という1つの項目のみが含まれます。その他のOracle Databaseツールは、適切に翻訳された、独立した状態の「Configuration and Migration Tools」サブメニュー内に表示されます。

(Oracle Bug#4551276)

6.6 Enterprise Manager Database Consoleのトランスポータブル表領域機能

自動ストレージ管理(ASM)で表領域を生成および統合するとき、「メンテナンス」タブからアクセスできるトランスポータブル表領域機能には、いくつかの制限があります。制限事項および回避策を次に示します。

制限事項:

ASMをストレージとして使用して、データベース上でトランスポータブル表領域セットを生成する場合、制限があります。4ページの「ファイル」ページで、ダンプ・ファイルの場所にディスク・グループ名を指定した場合、ジョブを発行すると次のエラーが表示されます。

RMAN-00571: ===========================================================
RMAN-00569: =============== ERROR MESSAGE STACK FOLLOWS ===============
RMAN-00571: ===========================================================
RMAN-03009: failure of backup command on ORA_DISK_1 channel at 08/22/2005
08:23:58
ORA-19504: failed to create file
"+DATA/naresh/testtablespace1.260.566954713"
ORA-17502: ksfdcre:4 Failed to create file
+DATA/naresh/testtablespace1.260.566954713
ORA-15046: ASM file name '+DATA/naresh/testtablespace1.260.566954713' is not
in single-file creation form

回避策:

4ページの「ファイル」ページで、ディスク・グループ名のかわりにファイルシステムの場所を指定します。指定したファイルシステムの場所で、データファイルおよびダンプ・ファイルが生成されます。

制限事項:

ASMをストレージとして使用して、データベース上でトランスポータブル表領域セットを統合する場合、制限があります。2ページの「データファイルの変換先」ページで、データファイル表に、すべてのデータファイルについて同じディスク・グループ名を指定した場合、ジョブを発行すると次のエラーが表示される可能性があります。

RMAN> 2> 3>
Starting backup at 22-AUG-05
allocated channel: ORA_DISK_1
channel ORA_DISK_1: sid=152 devtype=DISK
RMAN-00571: ===========================================================
RMAN-00569: =============== ERROR MESSAGE STACK FOLLOWS ===============
RMAN-00571: ===========================================================
RMAN-03002: failure of backup command at 08/22/2005 09:08:36
ORA-15122: ASM file name '+MAKI/+MAKI/+MAKI/+MAKI/' contains an invalid file
number

回避策:

2ページの「データファイルの変換先」ページで、データファイルごとに一意のディスク・グループ名を指定します。

(Oracle Bug#4566250)

6.7 Enterprise Manager Database Controlの無視できる例外エラー

Enterprise Managerエージェントを非保護モードから保護モードに切り替えた直後は(またはその逆)、ホーム・ページ上にEnterprise Manager Database Controlにより次の例外が表示される場合があります。

java.lang.Exception: Exception in sending Request :: null
java.lang.Exception: IOException in reading Response :: Connection reset

これらの例外にかかわらずホーム・ページは完全に機能し、この例外は5分以内に消えます。これらの例外は、Enterprise Manager Database Controlを起動および停止する操作でも消えます。

(Oracle Bug#4562655)

6.8 クラスタ・インストールの場合リモート・ユーザーがORA_DBAグループに追加されない

Oracle DatabaseをMicrosoft Windowsにインストールすると、Oracle Universal InstallerによってORA_DBAというWindowsローカル・グループが作成され、Windowsのユーザー名がこのグループに追加されます。ORA_DBAのメンバーは自動的にSYSDBA権限を付与されます。ただし、クラスタ・インストールの場合、インストールがリモートに実行されると、Oracle Universal InstallerによってユーザーがORA_DBAに追加されません。その結果、このユーザーはSYSDBAロールでSQL*Plusにログインできません。

回避策

リモート・ユーザーを手動でORA_DBAに追加します。

(Oracle Bug#4553355)

6.9 待機クラスのメトリックの削除によるメトリックの永久削除

待機クラスのメトリックのキー値を削除しないでください。削除するとキー値は永久に削除され、現時点では簡単にリカバリする方法がありません。

(Oracle Bug#4602952)

6.10 ODBCドライバを使用中のエラー

Windows Server 2003でODBCドライバを使用していると、エラー・メッセージが表示されます。

(Oracle Bug#5147944)

6.11 UTL_FILEのポート固有の制限

OracleServiceSIDSIDはデータベース・インスタンスのOracleシステム識別子)のサービス・アカウントはLocal Systemである必要があります。UTL_FILE機能は、ローカル・ファイルシステムに格納されているファイルの読取り操作と書込み操作のみに使用できます。つまり、この制限によって、UTL_FILEはリモートまたは共有のファイルシステムにアクセスできません。

(Oracle Bug#5591946)

6.12 Oracle RAC環境ではMAX_IDLE_BLOCKER_TIMEが動作しない

Oracle RAC環境では、リソース・マネージャのMAX_IDLE_BLOCKER_TIME機能に値を設定しても、予期したとおりに動作しません。

回避策: MAX_IDLE_BLOCKER_TIMEではなくMAX_IDLE_TIMEに値を設定します。

(Oracle Bug#6114355)

7 ドキュメントのアクセシビリティについて

オラクル社は、障害のあるお客様にもオラクル社の製品、サービスおよびサポート・ドキュメントを簡単にご利用いただけることを目標としています。オラクル社のドキュメントには、ユーザーが障害支援技術を使用して情報を利用できる機能が組み込まれています。HTML形式のドキュメントで用意されており、障害のあるお客様が簡単にアクセスできるようにマークアップされています。標準規格は改善されつつあります。オラクル社はドキュメントをすべてのお客様がご利用できるように、市場をリードする他の技術ベンダーと積極的に連携して技術的な問題に対応しています。オラクル社のアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイトhttp://www.oracle.com/accessibility/を参照してください。

ドキュメント内のサンプル・コードのアクセシビリティについて

スクリーン・リーダーは、ドキュメント内のサンプル・コードを正確に読めない場合があります。コード表記規則では閉じ括弧だけを行に記述する必要があります。しかしJAWSは括弧だけの行を読まない場合があります。

外部Webサイトのドキュメントのアクセシビリティについて

このドキュメントにはオラクル社およびその関連会社が所有または管理しないWebサイトへのリンクが含まれている場合があります。オラクル社およびその関連会社は、それらのWebサイトのアクセシビリティに関しての評価や言及は行っておりません。

聴覚に障害があるお客様のOracleサポート・サービスへのアクセス

Oracleサポート・サービスに連絡するには、電気通信リレー・サービス(TRS)をご利用いただき、Oracleサポート(+1-800-223-1711)までお電話ください。 Oracleサポート・サービスの技術者が、Oracleサービス・リクエストのプロセスに従って、技術的な問題を処理し、お客様へのサポートを提供します。 TRSの詳細情報はhttp://www.fcc.gov/cgb/consumerfacts/trs.htmlを、電話番号のリストはhttp://www.fcc.gov/cgb/dro/trsphonebk.htmlを参照してください。

8 サポートおよびサービス

次の各項に、各サービスに接続するためのURLを記載します。

Oracleサポート・サービス

オラクル製品サポートの購入方法、およびOracleサポート・サービスへの連絡方法の詳細は、次のURLを参照してください。

http://www.oracle.com/lang/jp/support/index.html

製品マニュアル

製品のマニュアルは、次のURLにあります。

http://www.oracle.com/technology/global/jp/documentation/index.html

研修およびトレーニング

研修に関する情報とスケジュールは、次のURLで入手できます。

http://education.oracle.com/pls/web_prod-plq-dad/db_pages.getpage?page_id=3

その他の情報

オラクル製品やサービスに関するその他の情報については、次のURLから参照してください。

http://www.oracle.com/lang/jp/index.html 
http://www.oracle.com/technology/global/jp/index.html 

注意:

ドキュメント内に記載されているURLや参照ドキュメントには、Oracle Corporationが提供する英語の情報も含まれています。日本語版の情報については、前述のURLを参照してください。 



Oracle Databaseリリース・ノート, 10gリリース2(10.2) for Microsoft Windows (64-bit) on Intel Itanium

部品番号: B25680-05

Oracle Database Release Notes, 10g Release 2 (10.2) for Microsoft Windows (64-Bit) on Intel Itanium

原本部品番号: B14265-06

Copyright © 2006, 2009, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.

制限付権利の説明

このソフトウェアおよび関連ドキュメントの使用と開示は、ライセンス契約の制約条件に従うものとし、知的財産に関する法律により保護されています。 ライセンス契約で明示的に許諾されている場合もしくは法律によって認められている場合を除き、形式、手段に関係なく、いかなる部分も使用、複写、複製、翻訳、放送、修正、ライセンス供与、送信、配布、発表、実行、公開または表示することはできません。 このソフトウェアのリバース・エンジニアリング、逆アセンブル、逆コンパイルは互換性のために法律によって規定されている場合を除き、禁止されています。

ここに記載された情報は予告なしに変更される場合があります。また、誤りが無いことの保証はいたしかねます。 誤りを見つけた場合は、オラクル社までご連絡ください。

このソフトウェアまたは関連ドキュメントが、米国政府機関もしくは米国政府機関に代わってこのソフトウェアまたは関連ドキュメントをライセンスされた者に提供される場合は、次のNoticeが適用されます。

U.S. GOVERNMENT RIGHTS

Programs, software, databases, and related documentation and technical data delivered to U.S. Government customers are "commercial computer software" or "commercial technical data" pursuant to the applicable Federal Acquisition Regulation and agency-specific supplemental regulations. As such, the use, duplication, disclosure, modification, and adaptation shall be subject to the restrictions and license terms set forth in the applicable Government contract, and, to the extent applicable by the terms of the Government contract, the additional rights set forth in FAR 52.227-19, Commercial Computer Software License (December 2007). Oracle USA, Inc., 500 Oracle Parkway, Redwood City, CA 94065.

このソフトウェアは様々な情報管理アプリケーションでの一般的な使用のために開発されたものです。 このソフトウェアは、危険が伴うアプリケーション(人的傷害を発生させる可能性があるアプリケーションを含む)への用途を目的として開発されていません。 このソフトウェアを危険が伴うアプリケーションで使用する際、このソフトウェアを安全に使用するために、適切な安全装置、バックアップ、冗長性(redundancy)、その他の対策を講じることは使用者の責任となります。 このソフトウェアを危険が伴うアプリケーションで使用したことに起因して損害が発生しても、オラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます。

OracleはOracle Corporationおよびその関連企業の登録商標です。 その他の名称は、それぞれの所有者の商標または登録商標です。

このソフトウェアおよびドキュメントは、第三者のコンテンツ、製品、サービスへのアクセス、あるいはそれらに関する情報を提供することがあります。 オラクル社およびその関連会社は、第三者のコンテンツ、製品、サービスに関して一切の責任を負わず、いかなる保証もいたしません。 オラクル社およびその関連会社は、第三者のコンテンツ、製品、サービスへのアクセスまたは使用によって損失、費用、あるいは損害が発生しても、一切の責任を負いかねます。