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Oracle Database Companion CDクイック・インストレーション・ガイド
10g リリース2(10.2) for Microsoft Windows (64-bit) on Intel Itanium

B25687-01

Oracle® Database

Companion CDクイック・インストレーション・ガイド

10g リリース2(10.2) for Microsoft Windows (64-bit) on Intel Itanium

部品番号: B25687-01

原典情報: B14323-01 Oracle Database Companion CD Quick Installation Guide 10g Release 2 (10.2) for Windows (64-Bit) on Intel Itanium

2005年11月

このマニュアルでは、Oracle Database Companion CD製品を64ビットWindowsシステムにすばやくインストールする方法を説明します。次の内容について説明します。

  1. このマニュアルの概要

  2. Oracle HTML DB製品の要件

  3. Oracle Database 10g Productsの要件

  4. Oracle Database 10g Companion Productsをインストールするための要件

  5. Oracle HTML DBとOracle HTTP Serverのインストール

  6. Oracle Database 10g Productsのインストール

  7. Oracle Database 10g Companion Productsのインストール

  8. インストール後の作業

  9. ドキュメントのアクセシビリティについて

  10. サポートおよびサービス

1 このマニュアルの概要

このマニュアルでは、Oracle Database Companion CDがインストールされていないシステムにOracle Database Companion CDのインストール・タイプをデフォルトの設定でインストールする方法を説明します。 ご使用のシステムにすでにインストールしてある場合は、『Oracle Database Companion CDインストレーション・ガイドfor Microsoft Windows (64-bit) on Intel Itanium』でインストール手順の詳細を確認してください。

Oracle Database Companion CDのインストール・タイプは次のとおりです。

このマニュアルで説明しないタスク

このマニュアルでは、次のタスクの実行方法は説明しません。

追加インストール情報の入手先

Oracle Database 10g Companion CD製品のインストールの詳細は、このマニュアルで説明されていないタスクに関する情報を含め、『Oracle Database Companion CDインストレーション・ガイドfor Microsoft Windows (64-bit) on Intel Itanium』を参照してください。

このマニュアルはOracle Databaseインストール・メディアに含まれています。これにアクセスするには、Webブラウザを使用してDVD-ROMのcompanionディレクトリにあるwelcome.htmファイルを開き、「ドキュメント」タブを選択します。

2 Oracle HTML DB製品の要件

表1に、Oracle HTML DBインストールの要件を要約します。各要件の詳細は、この項の後述のトピックを参照してください。

表 1 Oracle HTML DBの要件 
インストール・
オプション
 
必要な
ディスク領域
 
必要なブラウザ  必要な製品 

Oracle HTML DB
のみ(Oracle HTTP Serverのホーム内) 

合計ディスク
領域: 682.13MB

詳細: 「ディスク領域の要件」 

Microsoft Internet Explorer 6.0 Service Pack 1

詳細: 「ブラウザの要件」 

  • Oracle Database

  • Oracle HTTP Server

  • Oracle XML DB

  • Oracle Text

詳細:

 

Oracle HTML DBとOracle HTTP Server 

合計ディスク
領域: 1056.12MB

詳細: 「ディスク領域の要件」 

Oracle HTML DBのみのインストールと同じ 

  • Oracle Database

  • Oracle XML DB

  • Oracle Text

詳細:

 

2.1 ディスク領域の要件

次のディスク領域は、Oracle HTML DBとOracle HTTP Serverのみにあてはまります。既存のOracle Databaseインストール内のサイズは含まれません。

Oracle HTML DBのみのディスク領域要件

Oracle HTML DBとOracle HTTP Serverのディスク領域要件

2.2 ブラウザの要件

Oracle HTML DBアプリケーションを表示または開発するには、WebブラウザがJavaScript、HTML 4.0およびCSS 1.0標準をサポートしている必要があります。 Microsoft Internet Explorer 6.0 Service Pack 1以上がこの要件を満たします。

2.3 Oracle Databaseの要件

Oracle HTML DBには、リリース9.2.0.3以上のOracle Databaseが必要です。Oracle HTML DBは、Oracle HTTP Serverを含むOracleホームにインストールする必要があります。このOracleホームは、Oracle HTML DBがOracle*Netを使用してこのデータベースにアクセスできるかぎり、Oracle Databaseのホームとは異なる物理サーバー上に置くことができます。

たとえば、Oracle DatabaseがOraDB10g_home1にインストールされている場合に、Oracle HTML DBをインストールするためにOracle Universal Installerを実行し、Oracle Databaseの場所の指定を求められたときに、そのホームのOracle Databaseを指定できますが、Oracle HTML DBはOracle HTTP Serverを含むそれ自体のホーム(たとえば、OraDB10g_home2)にインストールする必要があります。

2.4 Oracle HTTP Serverの要件

Oracle HTML DBには、実行するためにOracle HTTP Serverおよびmod_plsqlへのアクセスが必要です。選択するOracle HTML DBインストール・オプションにより、この要件を満たすOracle HTTP Serverの使用可能バージョンが決まります。

2.5 Oracle XML DBの要件

Oracle XML DBは、Oracle HTML DB用に使用するOracleデータベースに最初にインストールする必要があります。インストール中に作成されたかデータベース・コンフィギュレーション・アシスタント(DBCA)により作成された事前構成済データベースを使用している場合、Oracle XML DBはすでにインストールされ構成されています。

関連項目

Oracle XML DBを既存データベースに手動で追加する方法の詳細は、『Oracle XML DB開発者ガイド』を参照してください。 

2.6 Oracle Textの要件

検索可能なオンライン・ヘルプをOracle HTML DBで使用できるようにするには、Oracle Textがインストールされている必要があります。Oracle Textは、デフォルトでOracle Databaseの一部としてインストールされます。

さらに、Oracle Textのデフォルトの言語プリファレンスがインストールされていることを確認します。Oracle Textのデフォルト言語をインストールするには、Oracle HTML DBをインストールするOracle Databaseにログインし、該当するdrdeflang.sqlスクリプトを実行します。このスクリプトは、デフォルトでは
ORACLE_BASE¥ORACLE_HOME¥ctx¥admin¥defaultsにあります。たとえば、アメリカ英語の言語プリファレンス・スクリプト(drdefus.sql)を実行するには、次のように指定します。

c:¥> sqlplus sys/SYS_password as sysdba
SQL> @c:¥oracle¥product¥10.2.0¥db_1¥ctx¥admin¥defaults¥drdefus.sql

関連項目

Oracle Textの詳細は、『Oracle Textアプリケーション開発者ガイド』を参照してください。  

3 Oracle Database 10g Productsの要件

表2に、Oracle Database 10g Productsのインストールの要件を要約します。各要件の詳細は、この項の後述のトピックを参照してください。

表 2 Oracle Database 10g Productsの要件 
必要なディスク領域  必要なブラウザ  必要な製品 

合計: 890MB

詳細: 「ディスク領域の要件」 

Oracle Workflow Serverには次のブラウザが必要です。

  • Netscape Communicator 7.2

  • Mozilla 1.7

  • Microsoft Internet Explorer 6.0

  • Firefox 1.0.4

  • Safari 1.2

詳細: 「Oracle Workflow Serverのブラウザの要件」 

Oracle Database

Oracle Workflow Serverには、Oracle Database以外に次の製品が必要です。

  • Unzipユーティリティ

  • JDK 1.4

  • 送信用SMTPメール・サーバー(オプション)

  • 受信用IMAPメール・サーバー(オプション)

詳細: 「Oracle Workflow Serverの製品要件」 

3.1 ディスク領域の要件

次のディスク領域サイズは、Oracle Database 10g Productsに必要なサイズのみを反映しています。既存のOracle Databaseインストール内のサイズは含まれません。

3.2 Oracle Databaseの要件

「Oracle Database 10g Products」インストール・タイプをインストールする前に、ご使用のシステムがOracle Databaseリリース2(10.2)にアクセスできる必要があります。

関連項目

『Oracle Databaseインストレーション・ガイドfor Microsoft Windows (64-bit) on Intel Itanium』 

3.3 Oracle Workflow Serverのブラウザの要件

Oracle Workflow Serverには、フレーム、JavaScript、Java Development Kit(JDK)バージョン1.4およびAWTをサポートするMicrosoft Internet Explorerバージョン6.0 Service Pack 1などのWebブラウザが必要です。

3.4 Oracle Workflow Serverの製品要件

Oracle Workflow Serverを実行するには、Oracle Databaseに加えて次の製品が必要です。

4 Oracle Database 10g Companion Productsをインストールするための要件

表3に、Oracle Database 10g Companion Productsの各インストール・オプションの要件を要約します。各要件の詳細は、この項の後述のトピックを参照してください。

表 3 Oracle Database 10g Companion Productsの要件 
インストール・オプション  必要なディスク領域  必要なブラウザ  必要な製品 

Oracle Workflow
中間層コンポーネント(Oracle HTTP Serverのホーム内) 

合計: 111.15MB

詳細: 「ディスク領域の要件」 

Microsoft Internet Explorer 6.0 Service Pack 1

詳細: 「ブラウザの要件」 

Oracle Database

Oracle Workflow Server

詳細: 「Oracle Workflow Serverの要件」 

Oracle Workflow
中間層コンポーネント
およびOracle HTTP Server 

合計: 481.11MB

詳細: 「ディスク領域の要件」 

Microsoft Internet Explorer 6.0 Service Pack 1

詳細: 「ブラウザの要件」 

Oracle Database

Oracle Workflow Server

詳細: 「Oracle Workflow Serverの要件」 

Oracle HTTP Serverのみ 

合計: 463.1MB

詳細: 「ディスク領域の要件」 

Microsoft Internet Explorer 6.0 Service Pack 1

詳細: 「ブラウザの要件」 

Oracle Database

詳細:

 

4.1 ディスク領域の要件

次のディスク領域サイズは、Oracle Database 10g Companion Productsのみに必要なサイズを反映しています。既存のOracle Databaseインストール内のサイズは含まれません。

Oracle Workflow中間層コンポーネントのみのディスク領域要件

Oracle Workflow中間層コンポーネントおよびOracle HTTP Serverのディスク領域要件

Oracle HTTP Serverのみのディスク領域要件

4.2 ブラウザの要件

Oracle Database 10g Companion Productsには、フレーム、JavaScript、Java Development Kit(JDK)バージョン1.4およびAWTをサポートするMicrosoft Internet Explorerバージョン6.0 Service Pack 1などのWebブラウザが必要です。

4.3 Oracle Workflow Serverの要件

Oracle Workflow Serverがインストールされていない場合は、このマニュアルに記述されている指示に従ってOracle Database 10g製品をインストールしてください。Oracle Workflow Serverは、インストールした後、Oracle Workflowコンフィギュレーション・アシスタントを使用して構成する必要があります。

Oracle Workflow Serverは、Oracle Database 10gのOracleホームにインストールしてある必要があります。Oracleホームの内容をチェックするには、Oracle Universal Installerを使用できます。

関連項目

Oracleホームの内容の調べ方は、「Oracleホーム・ディレクトリの場所の特定」を参照してください。 

4.4 Oracle HTTP Serverの要件

Oracle Workflow中間層コンポーネントは、実行するためにOracle HTTP Serverへのアクセスが必要です。Oracle Database 10g Companion Productsに含まれているバージョンのOracle HTTP Serverをインストールできます。または、すでにインストールされているOracle HTTP Serverを使用できます。

4.4.1 Companion Productsに含まれているOracle HTTP Serverの使用

Oracle Database 10g Companion Productsに含まれているバージョンのOracle HTTP Serverを使用する場合は、このバージョンのOracle HTTP ServerをCompanion Productsとともにそれ自体のOracle HTTP Serverホームにインストールできます。このオプションを選択する場合は、次の要件が満たされていることを確認してください。

要件の概要

表4に、Oracle HTTP Serverのインストールの要件を要約します。各要件の詳細は、この項の後述のトピックを参照してください。

表 4 Oracle HTTP Serverの要件 
必要なディスク領域  必要なオペレーティング・システム
およびService Pack
 
必要な製品 

合計: 486.2MB

詳細: 「ディスク領域の要件」 

Windows 2003

詳細: 「オペレーティング・システムおよびService Packの要件」 

Oracle Database

詳細: 「Oracle Databaseの要件」 

ディスク領域の要件

Oracle HTTP Serverのディスク領域要件は次のとおりです。

オペレーティング・システムおよびService Packの要件

Oracle HTTP Serverには、オペレーティング・システムに関して次の最低要件があります。

Oracle Databaseの要件

Oracle HTTP Serverには、実行のために、Oracle9iリリース2(9.2.0.3)以上へのアクセスが必要です。Oracle Databaseは、Oracle*Netによってアクセス可能であればOracle HTTP Serverとは別のシステム上にあってもかまいません。ただし、Oracle HTTP Serverはそれ自身のホームにあることが必要です。

たとえば、Oracle DatabaseがOraDB10g_home1にインストールされている場合に、Oracle HTTP ServerをインストールするためにOracle Universal Installerを実行するとき、そのホームのOracle Databaseを指定できますが、Oracle HTTP ServerはOracle Database 10g Companion Productsとともにそれ自身のホーム(たとえば、
OraDB10g_home2)にインストールする必要があります。

4.4.2 既存のOracle HTTP Serverインストールの使用

Oracle Database 10g Companion Productsを既存のOracle HTTP Serverホームにインストールする場合は、そのバージョンのOracle HTTP Serverにmod_plsqlが含まれていることを確認してください。次の製品のOracleホーム・ディレクトリがこの要件を満たしています。

5 Oracle HTML DBとOracle HTTP Serverのインストール

この項の内容は、次のとおりです。

5.1 Oracle HTML DBのインストール前の推奨タスク

Oracle HTML DBをインストールする前に、インストールに使用するOracleデータベースをバックアップします。バックアップの実行には、Oracle Databaseインストールに含まれているOracle Database Recovery Managerを使用できます。

関連項目

『Oracle Databaseバックアップおよびリカバリ基礎』 

5.2 Oracle HTML DBとOracle HTTP Serverのインストール手順

この項では、次のいずれかのシナリオを使用したOracle HTML DBのインストール方法を説明します。

Oracle HTML DBとOracle HTTP Serverをインストールするには、次の手順を実行します。

  1. Administratorsグループのメンバーとして、Oracleコンポーネントをインストールするコンピュータにログオンします。

    プライマリ・ドメイン・コントローラ(PDC)またはバックアップ・ドメイン・コントローラ(BDC)にインストールする場合は、Domain Administratorグループのメンバーとしてログインします。

  2. Oracle HTML DBに使用するOracleデータベースがアクセス可能で実行中であることを確認します。

    Oracleデータベース・サービスが実行中であることを確認するには、Windowsの「コントロール パネル」または「管理ツール」メニュー(「スタート」「プログラム」の下)にある「サービス」ユーティリティを使用できます。「サービス」一覧に、OracleServiceが前に付いたOracleデータベース名が表示されます。該当するデータベース・サービスの名前を右クリックし、ドロップダウン・メニューから「開始」を選択します。

  3. 「コントロール パネル」の「システム」ORACLE_HOME環境変数が存在する場合は、削除します。

    環境変数の削除方法の詳細は、Microsoftのオンライン・ヘルプを参照してください。


    注意

    ORACLE_HOME環境変数は、自動的にレジストリに設定されます。この変数を手動で設定すると、インストールができなくなります。  


  4. Oracle Databaseインストール・メディアを挿入し、companionディレクトリにナビゲートします。 または、インストール・ファイルをダウンロードまたはコピーしたディレクトリにナビゲートします。

    Oracle Databaseのインストールには、サポートされているすべてのWindowsプラットフォーム上で同一のインストール・メディアを使用します。

  5. setup.exeをダブルクリックし、Oracle Universal Installerを開始します。

  6. 「ようこそ」ウィンドウで「次へ」をクリックします。

  7. 「インストールする製品の選択」ウィンドウで「Oracle HTML DB」を選択して、「次へ」をクリックします。

  8. 「インストール・タイプの選択」ウィンドウで次のいずれかを選択して、「次へ」をクリックします。

    • 「Oracle HTML DBとOracle HTTP Server」: このオプションは、新しいOracle HTML DBとOracle HTTP Serverを新しいOracleホームにインストールするときに選択します。

    • 「Oracle HTML DBのみ」: このオプションは、新しいOracle HTML DBを既存のOracle HTTP Serverホームにインストールするか、既存のOracle HTML DBインストールをアップグレードするときに選択します。

  9. 「ホームの詳細の指定」ウィンドウで次を入力します。

  10. 「次へ」をクリックします。

  11. 「使用可能な製品コンポーネント」ウィンドウで、Oracle HTML DBの一部としてインストールする追加コンポーネントを選択し、「次へ」をクリックします。

  12. 「製品固有の前提条件のチェック」ウィンドウで、Oracle Universal Installerがシステムをチェックしたときに発生した可能性があるエラーの有無を調べて修正します。

  13. 「次へ」をクリックします。

  14. 「HTML DBデータベースの詳細の指定」ウィンドウで、Oracle HTML DBの構成に必要な情報を入力します。

    • ホスト名

      データベースがインストールされているシステムのホスト名を指定します。ホスト名がローカル・ホストの場合、コンピュータの名前(たとえば、myserver.us.mycompany.com)を入力します。localhostではありません。

    • ポート

      データベース・システム上のOracle Net ListenerのTCP/IPポート番号を指定します。デフォルトのポート番号は1521です。ご使用のOracle Databaseインストールの現在のポート番号を検出するには、そのtnsnames.oraファイルを調べます。このファイルはデフォルトではORACLE_BASE¥ORACLE_HOME¥
      network¥adminにあります。

    • データベース・サービス名

      Oracle HTML DBデータベース・オブジェクトをインストールするデータベースのデータベース・サービス名、たとえばsalesを指定します。(データベース・サービス名はtnsnames.oraファイルにあります。)かわりにドメイン名を指定することもできます。ドメイン名は通常、グローバル・データベース名、たとえばsales.us.mycompany.comと同じです。

      Oracle HTML DBを構成するには、Oracle HTML DBデータベース・オブジェクトをOracle Databaseにインストールする必要があります。選択するデータベースはリリース9.2.0.3以上のデータベースである必要があります。10gリリースのOracle HTTP Serverを使用する予定の場合、インストール時に入力する情報を基にOracle Universal Installerが自動的にデータベース・アクセス記述子(DAD)をmod_plsql構成ファイル内に作成し、ディレクトリの別名をOracle HTTP Serverの構成ファイル(httpd.conf)内に作成します。ただし、Oracle HTTP Server の9iリリース2(9.2)を使用する予定の場合は、『Oracle Database Companion CDインストレーション・ガイドfor Microsoft Windows (64-bit) on Intel Itanium』のインストール後の手順に説明されている手順を使用して、これらの設定を手動で作成する必要があります。

    • 表領域名

      Oracle HTML DBデータベース・オブジェクトをロードする表領域の名前を入力するか、デフォルト(SYSAUX)を受け入れます。

    • SYSパスワード

      データベースのSYSユーザーのパスワードを指定します。

    • HTML DB パスワード

      Oracle HTML DBスキーマ(ユーザー)用に使用するパスワードを指定します。これらのスキーマは、インストール中にデータベースに作成されます。

      インストール後、このパスワードを使用して管理ユーザーとしてOracle HTML DBに接続できます。指定したパスワードは、mod_plsqlがデータベースへの接続に使用するHTMLDB_PUBLIC_USERスキーマ、およびFLOWS_010600FLOWS_FILESのスキーマにも使用されます。

    • HTML DB パスワードの確認

      パスワードを正しく指定したことを確認するために、再度入力します。

  15. 「次へ」をクリックします。

  16. 「サマリー」ウィンドウで、インストールされる製品のリストをチェックして、「インストール」をクリックします。

  17. インストールが完了したら、「終了」をクリックしてから「はい」をクリックしてOracle Universal Installerを終了します。

  18. オプションとして、インストール処理中に作成された一時ファイルを削除する場合は、OraInstalldate_timeディレクトリを削除します。
    OraInstalldate_timeディレクトリには、約45MB分のファイルが保持されています。このディレクトリは、TEMP環境変数設定により設定された場所に作成されます。

    コンピュータを再起動する場合も、OraInstalldate_timeディレクトリは削除されます。

6 Oracle Database 10g Productsのインストール

この項の内容は、次のとおりです。

6.1 Oracleホーム・ディレクトリの場所の特定

Oracle Database 10g Productsを既存のOracleホームにインストールする前に、このOracleホームの場所を特定する必要があります。Oracleホーム・ディレクトリのパスがわからない場合は、Oracle Universal Installerを使用して確認できます。

Oracleホーム・ディレクトリのパスを調べるには、次の手順を実行します。

  1. 「スタート」メニューから「プログラム」を選択し、「Oracle - HOME_NAME「Oracle Installation Products」「Universal Installer」を選択します。

  2. 「ようこそ」ウィンドウが表示されたら、「インストールされた製品」をクリックします。

    「インベントリ」ウィンドウが表示され、システム上のすべてのOracleホームと各Oracleホームにインストールされている製品がリストされます。

  3. 「インベントリ」ウィンドウで、各Oracleホームを開き、Oracle Database 10g 10.2.0.1.0を見つけます。

  4. 「閉じる」をクリックしてから「取消」をクリックしてOracle Universal Installerを終了します。

  5. 次に説明されているOracle Database 10g Productsのインストールを開始するときは、Oracleホームの名前を確認しておく必要があります。

6.2 Oracle Database 10g Productsのインストール手順

簡単に説明すると、まずOracle Universal Installerを実行してOracle Database 10g Productsをインストールします。その後、Oracle Workflow Serverを構成してから、Oracle Workflow中間層コンポーネントをインストールします。

Oracle Database 10g Productsをインストールするには、次の手順を実行します。

  1. Administratorsグループのメンバーとして、Oracleコンポーネントをインストールするコンピュータにログオンします。

    プライマリ・ドメイン・コントローラ(PDC)またはバックアップ・ドメイン・コントローラ(BDC)にインストールする場合は、Domain Administratorグループのメンバーとしてログインします。

  2. Oracle Workflow用に使用する予定のOracleデータベースがアクセス可能で実行中であることを確認します。

    Oracle Databaseが実行中であることを確認するには、Windowsの「コントロール パネル」または「管理ツール」メニュー(「スタート」「プログラム」の下)にある「サービス」ユーティリティを使用できます。Oracle Databaseの名前の前にはOracleServiceが付いています。該当するサービスの名前を右クリックし、メニューから「開始」を選択します。

  3. 「コントロール パネル」の「システム」ORACLE_HOME環境変数が存在する場合は、削除します。

    環境変数の削除方法の詳細は、Microsoftのオンライン・ヘルプを参照してください。


    注意

    ORACLE_HOME環境変数は、自動的にレジストリに設定されます。この変数を手動で設定すると、インストールができなくなります。  


  4. Oracle Databaseインストール・メディアを挿入し、companionディレクトリにナビゲートします。 または、インストール・ファイルをダウンロードまたはコピーしたディレクトリにナビゲートします。

    Oracle Databaseのインストールには、サポートされているすべてのWindowsプラットフォーム上で同一のインストール・メディアを使用します。

  5. setup.exeをダブルクリックし、Oracle Universal Installerを開始します。

  6. 「ようこそ」ウィンドウで「次へ」をクリックします。

  7. 「インストールする製品の選択」ウィンドウで「Oracle Database 10g Products」を選択して、「次へ」をクリックします。

  8. 「ホームの詳細の指定」ウィンドウで次のことを行います。

    1. 「名前」: 指定されたOracleホームがOracle DatabaseのOracleホームであることを確認します。(デフォルトのOracleホームが表示されます。)

    2. 「パス」: Oracleホーム・ファイルをインストールするOracle DatabaseのOracleホームのディレクトリ位置を入力します。 (デフォルトのOracleホームのディレクトリが表示されます。)

  9. 「次へ」をクリックします。

  10. 「製品固有の前提条件のチェック」ウィンドウで、Oracle Universal Installerがシステムをチェックしたときに発生した可能性があるエラーの有無を調べて修正します。

  11. 「次へ」をクリックします。

  12. 「サマリー」ウィンドウで、インストールされる製品のリストをチェックして、「インストール」をクリックします。

  13. インストールが完了したら、「終了」をクリックしてから「はい」をクリックしてOracle Universal Installerを終了します。

  14. オプションとして、インストール処理中に作成された一時ファイルを削除する場合は、OraInstalldate_timeディレクトリを削除します。
    OraInstalldate_timeディレクトリには、約45MB分のファイルが保持されています。このディレクトリは、TEMP環境変数設定により設定された場所に作成されます。

    コンピュータを再起動する場合も、OraInstalldate_timeディレクトリは削除されます。

  15. Oracle HTTP Serverを再起動します。

    例:

    ORACLE_BASE¥ORACLE_HOME¥opmn¥bin¥opmnctl restartproc ias-component=HTTP_Server
    

6.3 Oracle Workflow中間層のインストールのためのOracle Workflow Serverの準備

Oracle Workflow Serverは、インストールした後、Oracle Workflow中間層コンポーネントをインストールする前に構成する必要があります。Oracle Workflowの構成にはOracle Workflowコンフィギュレーション・アシスタントを使用します。

Oracle Workflow中間層コンポーネントのためにOracle Workflow Serverを準備するには、次の手順を実行します。

  1. Oracle Workflow用に使用する予定のOracle Databaseがアクセス可能で実行中であることを確認します。

    Oracle Databaseが実行中であることを確認するには、Windowsの「コントロール パネル」または「管理ツール」メニュー(「スタート」「プログラム」の下)にある「サービス」ユーティリティを使用できます。Oracle Databaseの名前の前にはOracleServiceが付いています。該当するサービスの名前を右クリックし、メニューから「開始」を選択します。

  2. 「スタート」メニューから「プログラム」を選択し、「Oracle - HOME_NAME「Configuration and Migration Tools」「Workflow Configuration Assistant」を選択します。

  3. 「Oracle Workflowコンフィギュレーション・アシスタントへようこそ」ウィンドウで次の情報を入力します。

    • 「インストール・オプション」: 「サーバーのみ」または「言語の追加」を選択します。

      「サーバーのみ」オプションを選択すると、Workflowコンフィギュレーション・アシスタントはOracle WorkflowをOracle Database内にインストールします。


      注意

      Oracle Workflowリリース2.6.4にアップグレードするには、既存のOracle Workflowサーバーがリリース2.6.2以上であることを確認してください。 


      「言語の追加」インストール・オプションを選択する場合、追加する言語の略称を選択します。言語を追加する前にOracle Workflowをインストールする必要があります。Oracle Databaseで使用される言語略称の一覧は、『Oracle Databaseグローバリゼーション・サポート・ガイド』にあります。

    • 「ワークフロー・アカウント」: Oracle Workflowデータベース・アカウントに使用する名前を入力するか、デフォルトの名前(通常はowf_mgr)を受け入れます。

      このアカウントのデフォルトの表領域はUSERSで、一時表領域はTEMPです。表領域は必要に応じて変更できます。


      注意

      Oracle Workflowの既存のインストールをアップグレードする場合、既存のOracle Workflowデータベース・アカウントの名前とパスワードを入力してください。 


    • 「ワークフロー・パスワード」: Oracle Workflowアカウントのパスワードを入力します。

    • 「SYSパスワード」: システム上のOracle DatabaseインストールのSYSアカウントに対するパスワードを入力します。パスワードはOracle Workflow Serverのインストールでは必須ですが、言語を追加する場合は必須ではありません。

    • 「TNS接続ディスクリプタ」: TNS形式で指定したデータベース接続文字列。

      (DESCRIPTION =(ADDRESS_LIST = (ADDRESS = (PROTOCOL = TCP)(HOST =
      host_name)(PORT = port_number))) (CONNECT_DATA = (SERVICE_NAME =
      database_service_name)))
      
      

      接続文字列はtnsnames.oraファイル内に格納されています。このファイルは、デフォルトではORACLE_BASE¥ORACLE_HOME¥network¥adminにあります。接続文字列を単一行形式で簡単に見つけるには、コマンド・プロンプトでtnspingコマンドを実行し、その結果をテキスト・ファイルに出力し、結果の接続文字列をコピーして「TNS接続ディスクリプタ」ボックスに貼り付けます。たとえば、mauという名前のサーバーの接続文字列を取得するには、次のように入力します。

      c:¥> tnsping mau > tns.txt
      
      
  4. Oracle Internet DirectoryをOracle Workflowのディレクトリ・リポジトリとして統合する場合は、「LDAPパラメータを入力します」チェック・ボックスを選択してから「LDAPの値の取得」を選択し、Workflowの「LDAPパラメータ」ウィンドウを表示します。


    注意

    すでにOracle Internet Directoryの統合が実装された既存のOracle Workflowインストールをアップグレードしている場合、アップグレード中にOracle Internet Directory統合を保持するためにLightweight Directory Access Protocol(LDAP)の値をここに再入力する必要があります。 


    接続するLDAPディレクトリに関する次のLDAPサーバー情報を入力した後、「OK」をクリックします。インストール後、「グローバル・ワークフロー・プリファレンス」Webページ上で必要に応じてこれらの値を更新できます。

    関連項目

    詳細は、『Oracle Workflow管理者ガイド』のOracle Workflowの設定に関する項を参照してください。 

  5. Oracle Internet Directoryと統合しない場合は、「LDAPパラメータを入力します」チェック・ボックスを空のままにします。

  6. シードされたJavaベースの通知メーラー・サービス・コンポーネントであるWorkflow Notification Mailerの構成パラメータを入力するには、「メーラー・パラメータを入力します」を選択してから「メーラーの値の取得」を選択し、Workflowの「メーラー・パラメータ」ウィンドウを表示します。次のパラメータの値を入力してから、「OK」をクリックします。

    • 「電子メール・アカウントのインバウンド: サーバー名」:

      • 「サーバー名」: 受信用IMAPメール・サーバーの名前を入力します。

      • 「ユーザー名」: 通知メーラーが電子メール・メッセージを受信するメール・アカウントのユーザー名を入力します。

      • 「パスワード」: 「ユーザー名」パラメータに指定されたメール・アカウントのパスワードを入力します。

    • 「電子メール・アカウントのアウトバウンド」: 送信用SMTPメール・サーバーの名前を入力します。

    • 「電子メール処理」:

      • 「処理済フォルダ」: 通知メーラーが正常に処理された通知メッセージを入れるための、受信用電子メール・アカウント内のメール・フォルダの名前を入力します。

      • 「削除フォルダ」: 通知メーラーが通知メッセージとして認識されない受信メッセージを入れるための、受信用電子メール・アカウント内のメール・フォルダの名前を入力します。

    • 「メッセージ生成: HTMLエージェント」:

      • 「HTMLエージェント」: HTMLエージェントは、Oracle HTTP Server内でOracle Workflow用に定義されたWebエージェントを示すベースURLです。通知メーラーは、HTML添付の電子メール通知をサポートするためにこのURLを使用します。このパラメータは、デフォルトで次のプレースホルダ値に設定されます。

        http://localhost.com/pls/wf 
        
        

        すでにOracle HTTP Serverがインストールされている場合、localhost.comを、Webリスナーがリクエストを受け入れるサーバーおよびTCP/IPポート番号と置き換えます。インストールされていない場合、このパラメータはプレースホルダ値の設定のままにします。この場合、Oracle HTTP ServerおよびOracle Workflowのインストールを完了した後、Oracle Workflow Managerの通知メーラー構成ウィザードでこのパラメータを設定する必要があります。

        関連項目

        『Oracle Workflow管理者ガイド』のOracle Workflowの設定に関する項 

      • 「返信先アドレス」: 受信メッセージを受け取る電子メール・アカウントのアドレスを入力します。通知応答の送信はこのアドレスに対して行います。

    最初のインストールの後、必要に応じてOracle Workflow Managerで通知メーラーの構成値を更新できます。また、「グローバル・ワークフロー・プリファレンス」WebページでOracle WorkflowのHTMLエージェントの値を更新することもできます。

    関連項目

    詳細は、『Oracle Workflow管理者ガイド』のOracle Workflowの設定に関する項およびOracle Workflow Managerのオンライン・ヘルプを参照してください。 

  7. Oracle Workflowのデータベース・アカウントに割り当てられた表領域を変更するには、「表領域の変更」チェック・ボックスを選択し、値リストから既存の表領域を選択します。

  8. 「送信」を選択して構成を開始するか、「終了」を選択して構成を実行せずにOracle Workflowコンフィギュレーション・アシスタントを終了します。

  9. 構成が完了すると、確認ウィンドウが表示されます。「OK」をクリックします。

    構成の状況は、ORACLE_BASE¥ORACLE_HOME¥wf¥install¥workflow.logファイルを調べることでチェックできます。

7 Oracle Database 10g Companion Productsのインストール

Oracle Database 10g Companion Productsは新しいOracleホームにインストールする必要があります。

Oracle Database 10g Companion CD製品をインストールするには、次の手順を実行します。

  1. 最初に「Oracle Database 10g Products」インストール・タイプからOracle Workflow Serverをインストールし、Oracle Workflowコンフィギュレーション・アシスタントを実行してOracle Workflowを構成してあることを確認します。

  2. Administratorsグループのメンバーとして、Oracleコンポーネントをインストールするコンピュータにログオンします。

    プライマリ・ドメイン・コントローラ(PDC)またはバックアップ・ドメイン・コントローラ(BDC)にインストールする場合は、Domain Administratorグループのメンバーとしてログインします。

  3. ORACLE_HOME環境変数が存在する場合は、削除します。環境変数の削除方法の詳細は、Microsoftのオンライン・ヘルプを参照してください。


    注意

    ORACLE_HOME環境変数は、自動的にレジストリに設定されます。この変数を手動で設定すると、インストールができなくなります。 


  4. Oracle Databaseインストール・メディアを挿入し、companionディレクトリにナビゲートします。 または、インストール・ファイルをダウンロードまたはコピーしたディレクトリにナビゲートします。

    Oracle Databaseのインストールには、サポートされているすべてのWindowsプラットフォーム上で同一のインストール・メディアを使用します。

  5. setup.exeをダブルクリックし、Oracle Universal Installerを開始します。

  6. 「ようこそ」ウィンドウで「次へ」をクリックします。

  7. 「インストールする製品の選択」ウィンドウで「Oracle Database 10g Companion Products」を選択して、「次へ」をクリックします。

  8. 「ホームの詳細の指定」ウィンドウで次のことを行います。

    1. 「名前」: Oracleホームの名前を入力します。Oracle Database Companion Productsを新しいOracleホームにインストールするか、Oracle Workflow中間層のみを既存のOracle HTTP ServerのOracleホームにインストールできます。Oracle Database Companion Productsを既存のOracle Databaseのホームにインストールすることはできません。

    2. 「パス」: Oracleホームのディレクトリ位置を入力します。ディレクトリが存在しない場合、Oracle Universal Installerがそのディレクトリを作成します。

  9. 「次へ」をクリックします。

  10. 「使用可能な製品コンポーネント」ウィンドウで次の製品の中から選択して、「次へ」をクリックします。

  11. 「製品固有の前提条件のチェック」ウィンドウで、Oracle Universal Installerがシステムをチェックしたときに発生した可能性があるエラーの有無を調べて修正します。

    Oracle Workflow中間層のみを既存のOracle HTTP Serverのホームにインストールする場合、手動で前提条件をチェックして、選択されたOracleホームの確認が必要な場合があります。

  12. 「次へ」をクリックします。

  13. 「Oracle Workflow中間層の構成」ウィンドウで、Oracle Workflow中間層に必要な構成設定を指定します。

    Oracle Workflow中間層を構成するには、mod_plsql構成ファイル内にデータベース・アクセス記述子(DAD)を作成し、Oracle HTTP Server構成ファイル内にディレクトリの別名を作成する必要があります。Oracle Universal Installerは、このステップに指定された情報を使用してこれらのタスクを実行します。

    次の情報を入力します。

    • 「ワークフロー・スキーマ」

      Oracle Workflow Serverのデータベース・オブジェクトをデータベースにインストールしたときに使用したユーザー名(スキーマ名)を指定します。デフォルトのユーザー名はowf_mgrです。

    • 「DBホスト名」

      データベースがインストールされているシステムのホスト名を指定します。ホスト名がローカル・ホストの場合、コンピュータの名前(たとえば、myserver.us.mycompany.com)を入力します。localhostではありません。

    • 「ポート番号」

      データベース・システム上のOracle Net ListenerのTCP/IPポート番号を指定します。デフォルトのポート番号は1521です。この情報は、Oracle Databaseのtnsnames.oraファイルにあります。デフォルトのインストールでは、このファイルはORACLE_BASE¥ORACLE_HOME¥network¥adminにあります。

    • 「Oracle SID」

      Oracle Workflow Serverのデータベース・オブジェクトをインストールしたデータベースのシステム識別子(SID)を指定します。

  14. 「Oracle Workflow中間層の構成」ウィンドウで、前の手順で作成したOracle Workflowスキーマのパスワードを入力して、「次へ」をクリックします。

  15. Oracle Apacheインストール・ウィンドウで、Oracle Workflow中間層の構成に必要な次の情報を入力して、「次へ」をクリックします。

    • 「パスワードを入力」

      前のウィンドウで指定したWorkflowユーザー(通常はOWF_MGR)のパスワードを指定します。このパスワードは、mod_plsqlデータベース・アクセス記述子に使用されます。

    • 「パスワードの確認」

      パスワードを正しく指定したことを確認するために、再度入力します。

  16. 「サマリー」ウィンドウで、インストールされる製品のリストをチェックして、「インストール」をクリックします。

  17. インストールの終了ウィンドウで、Oracle HTTP Serverにより使用されるURLを書き留めます。


    注意

    これらのURLは、ORACLE_BASE¥ORACLE_HOME¥Apache¥
    Apache¥setupinfo.txtファイルにもリストされています。 


  18. 「終了」をクリックしてから「はい」をクリックしてOracle Universal Installerを終了します。

  19. オプションとして、インストール処理中に作成された一時ファイルを削除する場合は、OraInstalldate_timeディレクトリを削除します。
    OraInstalldate_timeディレクトリには、約45MB分のファイルが保持されています。このディレクトリは、TEMP環境変数設定により設定された場所に作成されます。

    コンピュータを再起動する場合も、OraInstalldate_timeディレクトリは削除されます。

  20. Oracle HTTP Serverを再起動します。

    例:

    ORACLE_BASE¥ORACLE_HOME¥opmn¥bin¥opmnctl restartproc ias-component=HTTP_Server
    

8 インストール後の作業

Oracle Database Companion CD製品を正常にインストールした後は、『Oracle Database Companion CDインストレーション・ガイドfor Microsoft Windows (64-bit) on Intel Itanium』の第5章「Oracle Database Companion CD製品の開始」を参照してください。

9 ドキュメントのアクセシビリティについて

オラクル社は、障害のあるお客様にもオラクル社の製品、サービスおよびサポート・ドキュメントを簡単にご利用いただけることを目標としています。オラクル社のドキュメントには、ユーザーが障害支援技術を使用して情報を利用できる機能が組み込まれています。HTML形式のドキュメントで用意されており、障害のあるお客様が簡単にアクセスできるようにマークアップされています。標準規格は改善されつつあります。オラクル社はドキュメントをすべてのお客様がご利用できるように、市場をリードする他の技術ベンダーと積極的に連携して技術的な問題に対応しています。オラクル社のアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイトhttp://www.oracle.com/accessibility/を参照してください。

ドキュメント内のサンプル・コードのアクセシビリティについて

スクリーン・リーダーは、ドキュメント内のサンプル・コードを正確に読めない場合があります。コード表記規則では閉じ括弧だけを行に記述する必要があります。しかし一部のスクリーン・リーダーは括弧だけの行を読まない場合があります。

外部Webサイトのドキュメントのアクセシビリティについて

このドキュメントにはオラクル社およびその関連会社が所有または管理しないWebサイトへのリンクが含まれている場合があります。オラクル社およびその関連会社は、それらのWebサイトのアクセシビリティに関しての評価や言及は行っておりません。

10 サポートおよびサービス

次の各項に、各サービスに接続するためのURLを記載します。

オラクル社カスタマ・サポート・センター

オラクル製品サポートの購入方法、およびオラクル社カスタマ・サポート・センターへの連絡方法の詳細は、次のURLを参照してください。

http://www.oracle.co.jp/support/

製品マニュアル

製品のマニュアルは、次のURLにあります。

http://otn.oracle.co.jp/document/

研修およびトレーニング

研修に関する情報とスケジュールは、次のURLで入手できます。

http://www.oracle.co.jp/education/

その他の情報

オラクル製品やサービスに関するその他の情報については、次のURLから参照してください。

http://www.oracle.co.jp
http://otn.oracle.co.jp


注意:

ドキュメント内に記載されているURLや参照ドキュメントには、Oracle Corporationが提供する英語の情報も含まれています。日本語版の情報については、前述のURLを参照してください。 



Oracle Database Companion CDクイック・インストレーション・ガイド, 10g リリース2(10.2) for Microsoft Windows (64-bit) on Intel Itanium

部品番号: B25687-01

原本名: Oracle Database Companion CD Quick Installation Guide, 10g Release 2 (10.2) for Windows (64-Bit) on Intel Itanium

原本部品番号: B14323-01

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