この章では、AIX Based SystemsにOracle Clusterwareをインストールする手順について説明します。Oracle DatabaseおよびOracle Real Application Clusters(Oracle RAC)をインストールする場合、このフェーズは2つあるインストール・フェーズの1つとなります。
この章の内容は次のとおりです。
インストール所有者ユーザー(oracleまたはcrs)としてログインし、次のコマンド構文でクラスタ検証ユーティリティ(CVU)を起動して、Oracle Clusterwareをインストールするためのシステム要件を検証します。
/mountpoint/runcluvfy.sh stage -pre crsinst -n node_list
前述の構文例のmountpoint変数はインストール・メディアのマウント・ポイント、node_list変数はクラスタ内のノード名(カンマで区切る)です。
たとえば、クラスタが、マウント・ポイント/mnt/dvdrom/とノードnode1、node2およびnode3で構成されている場合は、次のコマンドを入力します。
$ /mnt/dvdrom/runcluvfy.sh stage -pre crsinst -n node1,node2,node3
クラスタ検証ユーティリティによるOracle Clusterwareのインストール前のステージ検証では、次の項目が検証されます。
ノード到達可能性: 指定したすべてのノードがローカル・ノードから到達可能かどうか。
ユーザー等価関係: 指定したすべてのノードで必要なユーザー等価関係が成立しているかどうか。
ノード接続性: 指定したすべてのノード間で、パブリックおよびプライベート・ネットワーク・インターコネクトを介した接続が可能かどうか。また、各ノードに接続し、仮想IP(VIP)としての使用に適しているパブリック・ネットワーク・インタフェースを含むサブネットが1つ以上存在するかどうか。
管理権限: oracleユーザーが、指定したノードにOracle Clusterwareをインストールするための適切な管理権限を持っているかどうか。
共有記憶域アクセス可能性: 指定した場合、OCRデバイスおよび投票ディスクは指定したすべてのノード間で共有されるかどうか。
システム要件: システムが、Oracle Clusterwareソフトウェアをインストールするための要件を満たしているかどうか。(システム要件には、カーネル・バージョン、カーネル・パラメータ、メモリー、スワップ・ディレクトリ領域、一時ディレクトリ領域、必要なユーザーおよびグループなどが含まれます。)
カーネル・パッケージ: オペレーティング・システムの必須ソフトウェア・パッケージがすべてインストールされているかどうか。
ノード・アプリケーション: 仮想IP(VIP)、Oracle Notification Service(ONS)およびグローバル・サービス・デーモン(GSD)のノード・アプリケーションが各ノードで機能しているかどうか。
Oracle Clusterwareをインストールするための要件をシステムが満たしていないことがクラスタ検証ユーティリティ(CVU)のレポートに示された場合は、この項の説明に従ってレポートに示されている問題を解決し、クラスタ検証ユーティリティ・コマンドを再実行します。
oracleユーザー構成で確認してください。 |
参照: ユーザー等価関係の構成手順については、第3章の「標準構成のオペレーティング・システム・グループおよびユーザーの作成」および第2章の「すべてのクラスタ・ノードでのSSHの構成」を参照してください。 |
su - oracleコマンドを使用し、dateコマンド引数を指定したsshコマンドを次の構文を使用してローカル・ノードで実行し、ユーザー等価関係を手動で確認してください。
$ ssh node_name date
このコマンドによって、node_nameに指定した値で指定されたリモート・ノードのタイムスタンプが出力されます。デフォルトの場所(/usr/binディレクトリ)にsshがある場合は、sshを使用してユーザー等価関係を構成します。ユーザー等価関係は、rshを使用しても確認できます。
SSHを使用してホスト・ノードに接続してからクラスタ検証ユーティリティを実行しないと、ユーザー等価関係エラーが示されます。SSHを使用してdateコマンドを入力した際に次のメッセージが表示された場合、この問題はユーザー等価関係エラーが原因である可能性があります。
The authenticity of host 'node1 (140.87.152.153)' can't be established. RSA key fingerprint is 7z:ez:e7:f6:f4:f2:4f:8f:9z:79:85:62:20:90:92:z9. Are you sure you want to continue connecting (yes/no)?
「yes」と入力してクラスタ検証ユーティリティを再び実行し、ユーザー等価関係エラーが解決されたかどうか確認します。
sshがデフォルト(/usr/bin)以外の場所にある場合は、クラスタ検証ユーティリティによって、ユーザー等価関係の検証に失敗したことがレポートされます。このエラーを回避するには、$CV_HOME/cv/adminディレクトリに移動し、テキスト・エディタでcvu_configファイルを開き、ORACLE_SRVM_REMOTESHELLキーを追加または更新してシステム上のsshパスの位置を指定します。次に例を示します。
# Locations for ssh and scp commands ORACLE_SRVM_REMOTESHELL=/usr/local/bin/ssh ORACLE_SRVM_REMOTECOPY=/usr/local/bin/scp
cvu_configファイルを変更する場合は、次の規則に注意します。
キー・エントリはname=value構文で指定する。
キーに割り当てる各キー・エントリおよび値は適切なものを1のみ定義する。
シャープ記号(#)で始まる行はコメント行であり無視される。
name=value構文が前にない行は無視される。
パス設定の変更後、再度クラスタ検証ユーティリティを実行します。また、sshがデフォルト以外の場所にある場合は、リモート・シェルおよびリモート・コピー・コマンドに別の場所を指定するために引数を追加してOUIを起動する必要があります。これらの引数の使用方法の詳細を表示するには、runInstaller -helpを入力してください。
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注意: ユーザーまたはOUIがsshまたはrshコマンド(ログインや起動するその他のシェル・スクリプトを含む)を実行し、それらのスクリプトによって出力が行われると、無効な引数または標準の入力に関するエラーが表示されます。これらのエラーの原因を解決する必要があります。
エラーを回避するには、 X11転送についてのメッセージが表示されたら、「表示およびX11転送構成の設定」のタスクを完了し、この問題を解決します。 次のようなエラーが出力される場合もあります。 stty: standard input: Invalid argument stty: standard input: Invalid argument これらのエラーは、システム上の隠しファイル( |
/usr/sbin/ping addressコマンドを使用して、各ノードのアドレスを確認してください。到達できないアドレスを発見した場合は、パブリックおよびプライベート・アドレスのリストを確認して、それらを正しく構成してください。他社ベンダーのクラスタウェアを使用する場合に役立つ情報については、そのベンダーのドキュメントを参照してください。パブリック・ネットワーク・インタフェースおよびプライベート・ネットワーク・インタフェースのインタフェース名は、クラスタ内の各ノードで同じである必要があります。Oracle Universal Installer(OUI)でOracle Clusterwareをインストールする前に、次のチェックリストを使用して、インストール中に必要なすべての情報が揃っていること、およびOracle Clusterwareをインストールする前に実行しておく必要があるすべての作業が完了していることを確認します。作業を完了するたびにその作業のチェック・ボックスを選択し、インストール中に使用できるように必要な情報を書き込みます。
実行中のOracleプロセスを停止する
シングル・インスタンスのOracle Database 11g リリース1(11.1)がすでにインストールされているノードにOracle Clusterwareをインストールする場合は、既存のASMインスタンスを停止する必要があります。Oracle Clusterwareをインストールした後、ASMインスタンスを再度起動します。シングル・インスタンスのOracle Databaseを再起動すると、ASMインスタンスは、シングル・インスタンスのOracle DatabaseのCSSDdaemonではなく、Oracle Clusterwareのクラスタ同期サービス(CSSD)・デーモンを使用します。
既存のCluster Ready Serviceインストールの一部またはすべてのノードをアップグレードできます。たとえば、6ノードのクラスタの場合、3回のセッションで2つのノードをアップグレードできます。各セッションでアップグレードするノードの数は、残りのノードで可能なロード処理に基づきます。これは「ローリング・アップグレード」と呼ばれます。
Oracle9iリリース2(9.2)よりも前のグローバル・サービス・デーモン(GSD)が実行されている場合は、まずそれを停止し、次のコマンドを実行してOracle Database 11g リリース1(11.1)のOracle Clusterwareをインストールします。
$ Oracle_home/bin/gsdctl stop
Oracle_homeは、GSDが実行されているOracle Databaseのホームです。
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注意: Oracle9i リリース2(9.2)の既存のOracle Cluster Manager(Oracle CM)がインストールされている場合、Oracle CMサービスは停止しないでください。 停止すると、Oracle Clusterware 11g リリース(11.1)のソフトウェアでOracle9i リリース2(9.2)のノード・リストを検出できなくなり、Oracle Clusterwareのインストールが失敗する原因になります。 |
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注意: OUIを起動した後にすべてのOracleサービスの停止を要求する警告が表示された場合は、次のコマンドを入力します。
Oracle_home/bin/localconfig delete
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既存のOracle Cluster Ready Servicesソフトウェアがある場合はClusterwareのアップグレードを準備する
Oracle Clusterwareのインストール時に、OUIが既存のOracle Database 10gリリース1(10.1)Cluster Ready Services(CRS)を検出した場合は、Oracle Database 11g リリース1(11.1)のOracle Clusterwareをクラスタ・メンバー・ノードのサブセットにインストールして行うローリング・アップグレードを選択できます。
ローリング・アップグレードを実行する場合は、アップグレードするノードでCRSスタックを停止し、mountpoint/clusterware/upgrade/preupdate.shスクリプトを使用してOracle Clusterwareホームをロック解除する必要があります。このスクリプトは、11g リリース1(11.1)のインストール・メディアから使用可能です。
標準的なアップグレードを実行する場合は、すべてのノードでCRSスタックを停止し、スクリプトmountpoint/clusterware/upgrade/preupdate.shを使用してOracle Clusterwareホームをロック解除します。
OUIを実行し、Oracle Clusterwareをノードのサブネットにインストールするオプションを選択した場合は、Oracle Database 11g リリース1(11.1) Oracle Clusterwareソフトウェアがローカルおよびリモート・ノードのサブネットの既存のOracle Clusterwareホームにインストールされます。ルート・スクリプトを実行した場合は、サブセット・クラスタ・ノードのOracle Clusterware 11g リリース1(11.1)スタックは起動されますが、非アクティブなバージョンとしてリストされます。
クラスタ内のすべてのメンバー・ノードでOracle Clusterware 11g リリース1(11.1)が実行されている場合は、新しいクラスタウェアがアクティブなバージョンになります。
Oracle RACをインストールする場合、最初にすべてのクラスタ・メンバー・ノードでOracle Clusterware 11g リリース1(11.1)へのアップグレードを完了してから、Oracle RACのOracle Database 11g リリース1(11.1)のバージョンをインストールする必要があります。
Oracle Inventoryの位置を指定する
システムにすでにOracleソフトウェアがインストールされている場合は、OUIによって既存のOracle Inventoryディレクトリが/etc/oraInst.locファイルから検出され、この位置が使用されます。
Oracleソフトウェアをシステムに初めてインストールする際にOracle Inventoryがシステムに存在しない場合は、Oracle InventoryのパスおよびOracle Inventoryグループ名(通常は、oinstall)の入力を求められます。
rootアカウントへのアクセス権を取得する
インストール中に、rootユーザーとして構成スクリプトを実行する必要があります。これらのスクリプトは、rootユーザーとして実行するか、またはシステム管理者に実行を依頼する必要があります。これらのスクリプトは、順番に実行する必要があります。スクリプトを同時に実行しようとすると、インストールが失敗します。
インストール中に、ユーザー・インタフェースのテキストをデフォルト(英語)以外の言語に翻訳するかどうかを選択します。
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注意: Oracle Universal Installerによって、オペレーティング・システムの言語セットがサポートされていない場合、デフォルトでは、Oracle Universal Installerは英語で実行されます。 |
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参照: キャラクタ・セットおよび言語設定の詳細は、『Oracle Databaseグローバリゼーション・サポート・ガイド』を参照してください。 |
クラスタ内の各ノードのクラスタ名、パブリック・ノード名、プライベート・ノード名および仮想ノード名を指定する
インストール時にクラスタウェアをインストールする場合で、他社ベンダーのクラスタウェアを使用していない場合は、各ノードのパブリック・ノード名およびプライベート・ノード名の入力を求められます。ベンダーのクラスタウェアを使用する場合は、ベンダーのドキュメントを参照して、パブリックおよびプライベートのドメイン・アドレスを設定してください。
パブリック・ノード名の入力には、各ノードのプライマリ・ホスト名を使用します。 この名前は、hostnameコマンドによって表示される名前です。このノード名は、固定ホスト名または仮想ホスト名のいずれでもかまいません。
また、次の条件を満たしていることも確認します。
ホスト・ドメイン内でグローバルに一意である。
1文字以上、15文字未満である。
ホスト名に使用されるキャラクタ・セット(アンダーライン(_)、ハイフン(-)およびシングルバイト英数字(aからz、AからZおよび0から9)を含む)と同じキャラクタ・セットで構成されている。他社ベンダーのクラスタウェアを使用する場合は、そのベンダーのクラスタ名を使用することをお薦めします。
各ノードのプライベート・ノード名またはプライベートIPアドレスが指定されていること。 プライベートIPアドレスのみが、このクラスタ内の他のノードによってアクセス可能です。Oracle Databaseでは、ノード間またはインスタンス間のキャッシュ・フュージョン・トラフィック用のプライベートIPアドレスが使用されます。名前は、public_hostname-priv形式で指定することをお薦めします。たとえば、myclstr2-privです。
各ノードの仮想ホスト名が指定されていること。 仮想ホスト名は、パブリック・ノード名で、ノードが停止している場合にノードに送信されるクライアントの要求を再ルーティングするために使用されます。Oracle Databaseでは、クライアントとデータベース間の接続にVIPを使用するため、VIPアドレスはパブリックにアクセス可能である必要があります。名前は、public_hostname-vip形式で指定することをお薦めします。たとえば、myclstr2-vipです。
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注意: 次に、ノードIPアドレスに関する追加情報を示します。
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Oracle Clusterwareファイル用の共有記憶域を指定し、ディスク・パーティションを準備する(必要な場合)
インストール中、クラスタ内のすべてのノード間で共有する必要がある2つのファイルのパスを、共有RAWデバイスまたは共有ファイル・システムのファイル上のいずれかに指定することを求められます。
投票ディスクは、Oracle Clusterwareでクラスタ・ノードのメンバーシップおよび状態の検証に使用されるパーティションです。
投票ディスクは、インストールを実行しているユーザー(oracleまたはcrs)が所有し、権限が640に設定されている必要があります。
Oracle Cluster Registry(OCR)には、Oracle RACデータベースおよびOracle Clusterwareに関する、クラスタとデータベースの構成情報が含まれています。これには、ノード・リスト、クラスタ構成およびプロファイルに関するその他の情報などがあります。
OCRディスクは、インストールを実行しているユーザー(oracleまたはcrs)が所有している必要があります。そのインストール・ユーザーのプライマリ・グループはoinstallである必要があります。システムの再起動で使用される権限ファイルで所有権はroot:oinstallに設定されていますが、OCRディスク・パーティションでは権限が640に設定されている必要があります。インストール中、OUIによってOCRディスク・パーティションの所有権がrootに変更されます。OCRパーティションには、280MB以上のディスク領域を確保してください。
ディスクに外部記憶域の冗長性が適用されていない場合は、OCRディスク用に1つ、投票ディスク用に2つの場所を追加し、合計5つのパーティション(OCR用に2つ、投票ディスク用に3つ)を確保することをお薦めします。冗長性のある記憶域の場所を作成すると、OCRおよび投票ディスク用に選択したパーティションでディスク障害が発生しても、OCRおよび投票ディスクが保護されます。
この項では、Oracle Universal Installer(OUI)を使用してOracle Clusterwareをインストールする方法について説明します。 この項の内容は次のとおりです。
クラスタにOracle Clusterwareをインストールするには、次の手順を実行します。インストール中に、求められている操作に対して疑問がある場合は、OUIページの「ヘルプ」ボタンをクリックします。
SSHの設定に使用したものと同じ端末ウィンドウが開いていない場合は、次のコマンドを実行します。
$ exec /usr/bin/ssh-agent $SHELL $ /usr/bin/ssh-add
Oracle Database 11g リリース1(11.1)インストール・メディアの/Disk1ディレクトリからrunInstallerコマンドを実行します。
OUIのプロンプトに従って、情報を入力するか、またはスクリプトを実行します。インストール手順の詳細は、「ヘルプ」をクリックしてください。
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注意: root.shスクリプトは、1つずつ実行してください。root.shスクリプトは、同時に実行しないでください。 |
すべてのノードでroot.shを実行すると、OUIによってOracle Notification Server Configuration Assistant、Oracle Private Interconnect Configuration Assistantおよびクラスタ検証ユーティリティが起動されます。これらのプログラムはユーザーの介入なしに起動されます。
Oracle Clusterwareのインストールが正常に完了したことが検証されると、他のアプリケーションの高可用性を維持するために使用するか、またはOracle Databaseをインストールできます。
Oracle Database 11g リリース1(11.1)およびOracle RACをインストールする場合は、Oracle Real Application Clustersのインストレーション・ガイドを参照してください。Oracle Clusterwareを単独で使用する場合は、シングル・インスタンスのOracle Databaseのインストール・ガイドを参照してください。
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参照: クローニングの使用およびノードの追加手順については、Oracle ClusterwareおよびOracle Real Application Clustersの管理およびデプロイメントに関するマニュアル、Oracle Clusterwareのクローニングについては、『Oracle Clusterware管理およびデプロイメント・ガイド』を参照してください。 |
Oracle Clusterwareのインストール中、「クラスタ構成の指定」ページで、クラスタ構成情報を手動で指定するか、クラスタ構成ファイルを使用するかを選択できます。クラスタ構成ファイルはテキスト・ファイルで、OUIを起動する前に作成できます。このファイルによって、クラスタの構成に必要なクラスタ名およびノード名の情報がOUIに提供されます。
テスト・クラスタへのインストールを繰り返し実行する場合、または多数のノードでインストールを実行する場合は、クラスタ構成ファイルの使用をお薦めします。
クラスタ構成ファイルを作成するには、次の手順を実行します。
インストール・メディアのDisk1/responseディレクトリに移動します。
テキスト・エディタを使用して、レスポンス・ファイルcrs.rspを開き、CLUSTER_CONFIGURATION_FILEのセクションを検索します。
そのセクションの手順に従って、クラスタ構成ファイルを作成します。
次に、Oracle Clusterwareのインストールに関する一般的な問題とその解決策を示します。
$ exec /usr/bin/ssh-agent $SHELL $ /usr/bin/ssh-add
SSHを設定するために使用したパス・フレーズが必要であることに注意してください。SSHを設定したのが他のユーザーである場合は、パス・フレーズを取得します。インストールを実行するユーザー・ホームの.sshフォルダは、600権限で設定する必要があることにも注意してください。
また、idコマンドとIDユーザー名を入力して、グループ・メンバーシップを確認します。次に例を示します。
$ id $ id oracle
インストール後にrootとしてログインし、次のコマンド構文を使用して、Oracle Clusterwareインストールが適切にインストールされ、動作していることを確認します。
CRS_home/bin/crs_stat -t -v
次に例を示します。
[root@node1 /]:/u01/app/crs/bin/crs_stat -t -v Name a Type R/RA F/FT Target State Host crs....ac3.gsd application 0/5 0/0 Online Online node1 crs....ac3.ons application 0/5 0/0 Online Online node1 crs....ac3.vip application 0/5 0/0 Online Online node1 crs....ac3.gsd application 0/5 0/0 Online Online node2 crs....ac3.ons application 0/5 0/0 Online Online node2 crs....ac3.vip application 0/5 0/0 Online Online node2
また、コマンドcrsctl check crsを使用して、簡単なシステム・チェックも行えます。次に例を示します。
[root@node1 bin] $ ./crsctl check crs Cluster Synchronization Services appears healthy Cluster Ready Services appears healthy Event Manager appears healthy