Oracle Database Clientクイック・インストレーション・ガイド
11gリリース1(11.1) for Linux x86
E05718-03
 

 

Oracle® Database

Clientクイック・インストレーション・ガイド

11gリリース1(11.1) for Linux x86

部品番号: E05718-03

2008年10月

このガイドでは、Oracle Database 11gをLinux x86システムで簡単にインストールする方法について説明します。内容は次のとおりです。

1 このガイドの内容の確認

このガイドでは、OracleソフトウェアがインストールされていないシステムでOracle Database Clientのデフォルトのインストールを実行する方法について説明します。次のいずれかのインストール・タイプをインストールする方法を説明します。


関連項目:

Instant Clientの詳細は、『Oracle Call Interfaceプログラマーズ・ガイド』を参照してください。

このガイドでは、「カスタム」インストール・タイプのインストール方法については説明しません。

その他のインストール情報の参照先

Oracle Database Clientのインストールの詳細は、Oracle Database Clientのインストレーション・ガイドを参照してください。

このガイドは、製品ディスクに含まれています。アクセスするには、Webブラウザを使用して、インストール・メディアの最上位ディレクトリにあるwelcome.htmファイルを開き、「ドキュメント」タブを選択します。

2 システムへrootとしてログイン

Oracleソフトウェアをインストールする前に、rootユーザーとしていくつかのタスクを完了しておく必要があります。rootユーザーとしてログインするには、次の手順のいずれかを実行します。


注意:

サイレント・モードのインストールを実行する場合を除き、X Window Systemワークステーション、Xターミナル、またはXサーバーがインストールされているPCやその他システムからソフトウェアをインストールする必要があります。

3 ハードウェア要件の確認

システムは次の最小ハードウェア要件を満たしている必要があります。

3.1 メモリー要件

Oracle Database 11gリリース1のインストールのメモリー要件は次のとおりです。

  • 256MB以上の物理RAM。

    物理RAMサイズを確認するには、次のコマンドを入力します。

    # grep MemTotal /proc/meminfo
    

    物理RAMのサイズが必要サイズより小さい場合は、先に進む前にメモリーを増設する必要があります。

  • 次の表では、インストールされているRAMと構成済スワップ領域要件の関連を示します。

    使用可能なRAM 必要なスワップ領域
    257MB〜512MB RAMのサイズの2倍
    513MB〜2048MB RAMのサイズの1.5倍
    2049MB〜8192MB RAMのサイズと同じ
    8192MB超 RAMのサイズの0.75倍

  • 次のコマンドを入力して、システム・アーキテクチャでソフトウェアが実行できるかどうかを確認します。

    # grep "model name" /proc/cpuinfo
    

    注意:

    このコマンドでは、プロセッサ・タイプが表示されます。プロセッサ・アーキテクチャがインストールするOracleソフトウェアのリリースと適合することを確認します。必要な出力が表示されない場合、このシステムにソフトウェアをインストールできません。

構成済スワップ領域のサイズを確認するには、次のコマンドを入力します。

# grep SwapTotal /proc/meminfo

必要に応じて、オペレーティング・システムのドキュメントを参照して追加のスワップ領域の構成方法を確認してください。

次のコマンドを入力して、使用可能なRAMおよびスワップ領域を確認します。

# free

注意:

値をファイナライズする前に、使用可能なRAM領域およびスワップ領域用に複数の値を選択することをお薦めします。これは、ユーザーとコンピュータの間の相互作用に応じて、使用可能なRAM領域およびスワップ領域が常に変化するためです。

3.2 システム・アーキテクチャ

次のコマンドを入力して、システム・アーキテクチャでソフトウェアが実行できるかどうかを確認します。

# uname -m

注意:

このコマンドでは、プロセッサ・タイプが表示されます。プロセッサ・アーキテクチャがインストールするOracleソフトウェアのリリースと適合することを確認します。必要な出力が表示されない場合、このシステムにソフトウェアをインストールできません。

3.3 ディスク領域要件

Oracle Database 11gリリース1のインストールのディスク領域要件は次のとおりです。

  • /tmpディレクトリでのクライアント・インストールの最低ディスク領域要件は、130MBです。

    /tmpディレクトリ内の使用可能なディスク領域の量を確認するには、次のコマンドを入力します。

    # df -k /tmp
    

    /tmpディレクトリの使用可能な空きディスク領域が400MB未満の場合は、次の手順のいずれかを実行します。

    • ディスク領域の要件が満たされるように、/tmpディレクトリから不要なファイルを削除します。

    • oracleユーザーの環境を設定するときに、(後述)、TMPおよびTMPDIR環境変数を設定します。

    • /tmpディレクトリを含むファイル・システムを拡張します。ファイル・システムの拡張については、必要に応じて、システム管理者に連絡してください。

  • インストール・タイプに応じてOracleソフトウェア用に34〜820MBのディスク領域が必要です。

    次のコマンドを入力して、システムの空きディスク領域のサイズを確認します。

    # df -k
    
    インストール・タイプ ソフトウェア・ファイルの要件(MB)
    InstantClient 150
    管理者 935
    ランタイム 660
    カスタム(最大) 850

4 ソフトウェア要件の確認

インストールする製品に応じて、次のソフトウェアがシステムにインストールされているかどうかを確認します。

4.1 オペレーティング・システムの要件

次に、Oracle Database 11gリリース1のオペレーティング・システム要件を示します。

  • Asianux 2.0

  • Asianux 3.0

  • Oracle Enterprise Linux 4.0

  • Oracle Enterprise Linux 5.0

  • Red Hat Enterprise Linux 4.0

  • Red Hat Enterprise Linux 5.0

  • SUSE Enterprise Linux 10.0

次のコマンドを入力して、インストールされているLinuxのディストリビューションおよびバージョンを確認します。

# cat /proc/version


注意:

サポートされているのは、前述の一覧に示したディストリビューションおよびバージョンのみです。他のバージョンのLinuxには、このソフトウェアをインストールしないでください。

4.2 カーネル要件

Oracle Database 11gリリース1のカーネル要件は次のとおりです。

  • Asianux 2、Oracle Enterprise Linux 4.0およびRed Hat Enterprise Linux 4.0の場合:

    2.6.9

  • Asianux 3、Oracle Enterprise Linux 5.0およびRed Hat Enterprise Linux 5.0の場合:

    2.6.18

  • SUSE 10の場合:

    2.6.16.21

必要なカーネルがインストールされているかどうかを確認するには、次のコマンドを入力します。

# uname -r

このコマンドをRed Hat Enterprise Linux 4.0システム上で実行した場合のサンプル出力を次に示します。

2.6.9-34.0.1.0.11.ELsmp

この例の出力では、システムのカーネル・バージョン(2.6.9)およびエラータ・レベル(34.0.1.0.11)を示しています。

カーネルのバージョンが前述の要件を満たしていない場合、カーネル更新の取得およびインストールについてはオペレーティング・システム・ベンダーに問い合せてください。

4.3 パッケージ要件

次に、Oracle Database 11gリリース1のパッケージ要件のリストを示します。

  • Asianux 2、Oracle Enterprise Linux 4.0およびRed Hat Enterprise Linux 4.0について、次のバージョン以上のパッケージをインストールする必要があります。

    binutils-2.15.92.0.2-18
    compat-libstdc++-33.2.3-47.3
    elfutils-libelf-0.97-5
    elfutils-libelf-devel-0.97-5
    glibc-2.3.4-2.19
    glibc-common-2.3.4-2.19
    glibc-devel-2.3.4-2.19
    glibc-headers-2.3.4-2.19
    gcc-3.4.5-2
    gcc-c++-3.4.5-2
    libaio-devel-0.3.105-2
    libaio-0.3.105-2
    libgcc-3.4.5
    libstdc++-3.4.5-2
    libstdc++-devel-3.4.5-2
    make-3.80-5
    sysstat-5.0.5
    
  • Asianux 3、Oracle Enterprise Linux 5.0およびRed Hat Enterprise Linux 5.0について、次のバージョン以上のパッケージをインストールする必要があります。

    binutils-2.17.50.0.6-2.el5
    compat-libstdc++-33-3.2.3-61
    elfutils-libelf-0.125-3.el5
    elfutils-libelf-devel-0.125
    glibc-2.5-12
    glibc-common-2.5-12
    glibc-devel-2.5-12
    glibc-headers-2.5-12
    gcc-4.1.1-52
    gcc-c++-4.1.1-52
    libaio-0.3.106
    libaio-devel-0.3.106
    libgcc-4.1.1-52
    libstdc++-4.1.1
    libstdc++-devel-4.1.1-52.e15
    make-3.81-1.1
    sysstat-7.0.0
    
  • SUSE Linux Enterprise Server 10について、次のバージョン以上のパッケージをインストールする必要があります。

    binutils-2.16.91.0.5
    compat-libstdc++-5.0.7
    glibc-2.4-31.2
    glibc-devel-2.4-31.2
    gcc-4.1.0
    ksh-93r-12.9
    libaio-0.3.104
    libaio-devel-0.3.104
    libelf-0.8.5
    libgcc-4.1.0
    libstdc++-4.1.0
    libstdc++-devel-4.1.0
    make-3.80
    sysstat-6.0.2
    

注意:

Linuxのインストールをデフォルトで実行せずにLDAPを使用する場合およびスクリプトodisrvregoidcaまたはschemasyncを使用する場合、LinuxディストリビューションにKornシェルRPMをインストールしてください。

次のようなコマンドを入力して、必要なパッケージがインストールされているかどうか確認します。

# rpm -q package_name

パッケージがインストールされていない場合、Linuxの配布メディアからインストールするか、LinuxベンダーのWebサイトから必要なパッケージ・バージョンをダウンロードします。

4.4 コンパイラ要件

次に、Oracle Database 11gリリース1におけるPro*C/C++、Oracle Call Interface、Oracle C++ Call InterfaceおよびOracle XML Developer's Kit(XDK)のコンパイラ要件を示します。

Intel C++コンパイラ9.1以降、および「パッケージ要件」の一覧に示されていたGNU CとC++コンパイラは、これらの製品で使用できるようにサポートされています。


注意:

Intel Compiler v9.1を使用してOracle C++ Call Interface(OCCI)アプリケーションを構築するには、gcc 3.4.5、gcc 4.0またはgcc 4.1標準テンプレート・ライブラリでのみ使用できます。

Oracle XML Developer's Kitは、OCCIと同じコンパイラでサポートされます。


4.5 その他のソフトウェア要件

使用するコンポーネントに応じて、次のソフトウェアがインストールされていることを確認する必要があります。

4.5.1 Oracle ODBCドライバ

UNIX用のODBCドライバ・マネージャをインストールする必要があります。ドライバ・マネージャは次のURLからダウンロードしてインストールできます。

http://www.unixodbc.org

Linux RPMはこのサイトで入手できます。Oracle Databaseのインストールには、ODBCドライバ・マネージャは必要ありません。また、ODBCを使用するには、使用するオペレーティング・システムに応じて、次の32ビットODBC RPMを追加インストールする必要があります。

  • Asianux 2、Oracle Enterprise Linux 4およびRed Hat Enterprise Linux 4の場合:

    unixODBC-2.2.11(32 bit)以降
    unixODBC-devel-2.2.11(32 bit)以降
    
  • Asianux 3、Oracle Enterprise Linux 5およびRed Hat Enterprise Linux 5の場合:

    unixODBC-2.2.11(32 bit)以降
    unixODBC-devel-2.2.11(32 bit)以降
    
  • SUSE 10の場合:

    unixODBC-32bit-2.2.11(32 bit)以降
    unixODBC-devel-32bit-2.2.11(32 bit)以降
    

4.5.2 Oracle JDBC/OCIドライバ

Oracle Java Database ConnectivityおよびOracle Call InterfaceのドライバとSun JDK 1.5.0-06(JNDI拡張機能付き) JDKバージョンを併用できます。ただし、インストールに必須のものではありません。

4.5.3 ブラウザ要件

WebブラウザがJavaScriptおよびHTML 4.0標準とCSS 1.0標準をサポートしている必要があります。次のWebブラウザはOracle Enterprise Manager Database Controlをサポートしています。

  • Netscape Navigator 7.2

  • Netscape Navigator 8.1

  • Mozillaバージョン1.7

  • Microsoft Internet Explorer 6.0 SP2

  • Microsoft Internet Explorer 7.0

  • Firefox 1.0.4

  • Firefox 1.5

  • Firefox 2.0

5 必要なオペレーティング・システム・グループおよびユーザーの作成

Oracle Databaseをインストールする場合、次のローカル・オペレーティング・システム・グループおよびユーザーが必要です。

どのグループおよびユーザーがすでに存在するかを確認し、必要に応じて作成するには、次の手順を実行します。

  1. 次のコマンドを入力して、oinstallグループが存在するかどうか確認します。

    # more /etc/oraInst.loc
    

    このコマンドの出力にoinstallグループ名が表示されている場合は、このグループがすでに存在します。

    oraInst.locファイルが存在する場合、このコマンドの出力は次のようになります。

    inventory_loc=/u01/app/oraInventory
    inst_group=oinstall
    

    inst_groupパラメータは、Oracleインベントリ・グループの名前oinstallを示します。

  2. 必要に応じて、次のコマンドを入力してoinstallグループを作成します。

    # /usr/sbin/groupadd oinstall
    
  3. 次のコマンドを入力して、oracleユーザーが存在するかどうか、適切なグループに属しているかどうかを確認します。

    # id oracle
    

    oracleユーザーが存在する場合、このコマンドでユーザーが属するグループの情報が表示されます。出力は次のようになり、oinstallはプライマリ・グループ、dbaはセカンダリ・グループであることを示します。

    uid=440(oracle) gid=200(oinstall) groups=201(dba),202(oper)
    
  4. 必要に応じて、次のいずれかの処理を実行します。

    • oracleユーザーは存在するが、そのプライマリ・グループがoinstallでない場合、またはdbaグループのメンバーでない場合は、次のコマンドを入力します。

      # /usr/sbin/usermod -g oinstall -G dba oracle
      
    • oracleユーザーが存在しない場合は、次のコマンドを入力して作成します。

      # /usr/sbin/useradd -g oinstall -G dba oracle
      

      このコマンドにより、oracleユーザーが作成され、oinstallがプライマリ・グループとして、dbaがセカンダリ・グループとして指定されます。

  5. 次のコマンドを入力して、oracleユーザーのパスワードを設定します。

    # passwd oracle
    

6 必要なディレクトリの作成


注意:

別にOracleデータファイル・ディレクトリを作成しない場合、データファイルをOracleベース・ディレクトリのサブディレクトリにインストールできます。ただし、本番データベースでは推奨しません。

Oracleベース・ディレクトリを作成するには、次の手順を実行します。

  1. 次のコマンドを入力して、マウントされたすべてのファイル・システムの情報を表示します。

    # df -h
    

    このコマンドにより、次のものも含め、システムにマウントされたすべてのファイル・システムの情報が表示されます。

    • 物理デバイス名

    • ディスク領域の合計サイズ、使用中のサイズおよび使用可能なサイズ

    • そのファイル・システムのマウント・ポイント・ディレクトリ

  2. 表示から、この項で前述したディスク領域要件を満たすファイル・システムを1つまたは2つ識別します。

  3. 識別した各ファイル・システムのマウント・ポイント・ディレクトリの名前を記録します。

  4. 次のようなコマンドを入力して、識別したマウント・ポイント・ディレクトリ内の推奨サブディレクトリを作成し、適切な所有者、グループおよびそれらの権限を設定します。

    # mkdir -p /mount_point/app/
    # chown -R oracle:oinstall /mount_point/app/
    # chmod -R 775 /mount_point/app/
    

    次に例を示します。

    # mkdir -p /u01/app/
    # chown -R oracle:oinstall /u01/app/
    # chmod -R 775 /u01/app/
    

7 oracleユーザーの環境の構成

Oracle Universal Installerはoracleアカウントから実行します。ただし、Oracle Universal Installerを起動する前に、oracleユーザーの環境を構成する必要があります。環境を構成するには、次のことが必要です。

oracleユーザーの環境を設定する手順は、次のとおりです。

  1. たとえば、Xターミナル(xterm)など、新規ターミナル・セッションを開始します。

  2. 次のコマンドを入力し、Xウィンドウ・アプリケーションがこのシステム上に表示されることを確認します。

    $ xhost fully_qualified_remote_host_name
    

    次に例を示します。

    $ xhost somehost.us.example.com
    
  3. ソフトウェアをインストールするシステムにまだログインしていない場合は、そのシステムにoracleユーザーとしてログインします。

  4. oracleユーザーとしてログインしていない場合は、ユーザーをoracleに切り替えます。

    $ su - oracle
    
  5. 次のコマンドを入力して、oracleユーザーのデフォルト・シェルを確認します。

    $ echo $SHELL
    
  6. シェル起動スクリプトを実行するには、次のいずれかのコマンドを入力します。

    • Bashシェルの場合:

      $ . ./.bash_profile
      
    • BourneまたはKornシェルの場合:

      $ . ./.profile
      
    • Cシェルの場合:

      % source ./.login
      
  7. ローカル・システムにソフトウェアをインストールしない場合は、リモート・マシンで次のコマンドを実行して、DISPLAY変数を設定します。

    • Bourne、BashまたはKornシェルの場合:

      $ export DISPLAY=local_host:0.0
      
    • Cシェルの場合:

      % setenv DISPLAY local_host:0.0
      

    この例で、local_hostは、Oracle Universal Installerの表示に使用するローカル・コンピュータのホスト名またはIPアドレスです。

    リモート・マシンで次のコマンドを実行して、シェルおよびDISPLAY環境変数が正しく設定されているかどうかチェックします。

    echo $SHELL
    echo $DISPLAY
    

    今度は、Xアプリケーションを有効にするため、ローカル・コンピュータで次のコマンドを実行します。

    $ xhost + fully_qualified_remote_host_name
    

    Xアプリケーションの表示が正しく設定されていることを確認するには、オペレーティング・システムに付属のX11ベースのプログラム(xclockなど)を実行します。

    $ xclock_path
    

    この例では、xclock_pathがディレクトリ・パスです。たとえば、xclock/usr/X11R6/bin/xclocksにあります。DISPLAY変数が正しく設定されていれば、xclockがコンピュータ画面に表示されます。


    関連項目:

    追加の情報は、PC-X Serverまたはオペレーティング・システム・ベンダーのドキュメントを参照してください。

  8. /tmpディレクトリの空きディスク領域が400MBに満たないことが確認された場合は、400MB以上の空き領域があるファイル・システムを識別し、このファイル・システムの一時ディレクトリを指定するようにTMPおよびTMPDIR環境変数を設定します。

    1. マウント済の各ファイル・システム上の空きディスク領域を判別するには、次のコマンドを使用します。

      # df -k /tmp
      
    2. 必要に応じて、次のようなコマンドを入力し、識別したファイル・システム上に一時ディレクトリを作成し、そのディレクトリに適切な権限を設定します。

      $ sudo mkdir /mount_point/tmp
      $ sudo chmod a+wr /mount_point/tmp
      # exit
      
    3. 次のようなコマンドを入力し、TMPおよびTMPDIR環境変数を設定します。

      • Bourne、Bash、またはKornシェルの場合:

        $ TMP=/mount_point/tmp
        $ TMPDIR=/mount_point/tmp
        $ export TMP TMPDIR
        
      • Cシェルの場合:

        % setenv TMP /mount_point/tmp
        % setenv TMPDIR /mount_point/tmp
        
  9. 次のようなコマンドを入力し、ORACLE_BASEおよびORACLE_SID環境変数を設定します。

    • Bourne、Bash、またはKornシェルの場合:

      $ ORACLE_BASE=/u01/app/oracle
      $ ORACLE_SID=sales
      $ export ORACLE_BASE ORACLE_SID
      
    • Cシェルの場合:

      % setenv ORACLE_BASE /u01/app/oracle
      % setenv ORACLE_SID sales
      

    これらの例で、/u01/app/oracleは前に作成または識別したOracleベース・ディレクトリ、salesはデータベースの呼び名(通常は5文字以内)です。

  10. 次のコマンドを入力して、ORACLE_HOMEおよびTNS_ADMIN環境変数が設定されていないことを確認します。

    • Bourne、Bash、またはKornシェルの場合:

      $ unset ORACLE_HOME
      $ unset TNS_ADMIN
      
    • Cシェルの場合:

      % unsetenv ORACLE_HOME
      % unsetenv TNS_ADMIN
      

    注意:

    ORACLE_HOME環境変数が設定されている場合、Oracle Universal Installerはその環境変数でOracleホーム・ディレクトリのデフォルト・パスとして指定されている値を使用します。ただし、ORACLE_BASE環境変数をユーザーが設定する場合は、ORACLE_HOME環境変数を設定せずに、Oracle Universal Installerから提示されるデフォルト・パスを選択することをお薦めします。

8 製品ディスクのマウント

ほとんどのLinuxシステムでは、ドライブに製品ディスクを挿入するとディスクが自動的にマウントされます。自動的にマウントされない場合は、次の手順に従ってマウントしてください。

  1. 次のようなコマンドを入力し、現在マウントされているディスクを取り出して、ドライブから取り除きます。

    • Asianux、Oracle Enterprise LinuxおよびRed Hat Enterprise Linuxの場合:

      $ sudo eject /mnt/dvd
      
    • SUSEの場合:

      # eject /media/dvd
      

    この例の/mnt/dvdおよび/media/dvdは、ディスク・ドライブのマウント・ポイント・ディレクトリです。

  2. DVDをディスク・ドライブに挿入します。

  3. ディスクが自動的にマウントされたかを確認するには、次のようなコマンドを入力します。

    • Asianux、Oracle Enterprise LinuxおよびRed Hat Enterprise Linuxの場合:

      # ls /mnt/dvd
      
    • SUSEの場合:

      # ls /media/dvd
      
  4. このコマンドがディスクの内容の表示に失敗した場合は、次のようなコマンドを入力します。

    • Asianux、Oracle Enterprise LinuxおよびRed Hat Enterprise Linuxの場合:

      # mount -t iso9660 /dev/dvd /mnt/dvd
      
    • SUSEの場合:

      # mount -t iso9660 /dev/dvd /media/dvd
      

    この例の/mnt/dvdおよび/media/dvdは、ディスク・ドライブのマウント・ポイント・ディレクトリです。

9 Oracle Database Clientのインストール

oracleユーザーの環境を構成した後、次のようにOracle Universal Installerを起動してOracle Databaseをインストールします。

10 インストール後の作業

Oracle Database Clientが正常にインストールされた後、必須およびオプションのインストール後の作業の詳細は、Oracle Database Clientのインストレーション・ガイドを参照してください。

11 ドキュメントのアクセシビリティについて

オラクル社は、障害のあるお客様にもオラクル社の製品、サービスおよびサポート・ドキュメントを簡単にご利用いただけることを目標としています。オラクル社のドキュメントには、ユーザーが障害支援技術を使用して情報を利用できる機能が組み込まれています。HTML形式のドキュメントで用意されており、障害のあるお客様が簡単にアクセスできるようにマークアップされています。標準規格は改善されつつあります。オラクル社はドキュメントをすべてのお客様がご利用できるように、市場をリードする他の技術ベンダーと積極的に連携して技術的な問題に対応しています。オラクル社のアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイトhttp://www.oracle.com/accessibility/を参照してください。

ドキュメント内のサンプル・コードのアクセシビリティについて

スクリーン・リーダーは、ドキュメント内のサンプル・コードを正確に読めない場合があります。コード表記規則では閉じ括弧だけを行に記述する必要があります。しかしJAWSは括弧だけの行を読まない場合があります。

外部Webサイトのドキュメントのアクセシビリティについて

このドキュメントにはオラクル社およびその関連会社が所有または管理しないWebサイトへのリンクが含まれている場合があります。オラクル社およびその関連会社は、それらのWebサイトのアクセシビリティに関しての評価や言及は行っておりません。

Oracleサポート・サービスへのTTYアクセス

アメリカ国内では、Oracleサポート・サービスへ24時間年中無休でテキスト電話(TTY)アクセスが提供されています。TTYサポートについては、 (800)446-2398にお電話ください。アメリカ国外からの場合は、+1-407-458-2479にお電話ください。

12 サポートおよびサービス

次の各項に、各サービスに接続するためのURLを記載します。

Oracleサポート・サービス

オラクル製品サポートの購入方法、およびOracleサポート・サービスへの連絡方法の詳細は、次のURLを参照してください。

http://www.oracle.com/lang/jp/support/index.html

製品マニュアル

製品のマニュアルは、次のURLにあります。

http://www.oracle.com/technology/global/jp/documentation/index.html

研修およびトレーニング

研修に関する情報とスケジュールは、次のURLで入手できます。

http://education.oracle.com/pls/web_prod-plq-dad/db_pages.getpage?page_id=3

その他の情報

オラクル製品やサービスに関するその他の情報については、次のURLから参照してください。

http://www.oracle.com/lang/jp/index.html 
http://www.oracle.com/technology/global/jp/index.html 

注意:

ドキュメント内に記載されているURLや参照ドキュメントには、Oracle Corporationが提供する英語の情報も含まれています。日本語版の情報については、前述のURLを参照してください。 



Oracle Database Clientクイック・インストレーション・ガイド, 11gリリース1(11.1) for Linux x86

部品番号: E05718-03

Oracle Database Client Quick Installation Guide, 11g Release 1 (11.1) for Linux x86

原本部品番号: B32282-04

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