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Oracle Databaseインストレーション・ガイド
11gリリース1(11.1) for Solaris Operating System
E05978-02
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用語集

L O R S T U

L

listener.oraファイル(listener.ora file)
次のものを識別するリスナーの構成ファイル。
listener.oraファイルは、$ORACLE_HOME/network/adminディレクトリにある。
Oracle Database 11g リリース1(11.1)では、サービス登録により、データベース・サービスを識別する必要がない。ただし、Oracle Enterprise Managerを使用する場合は、Oracle Database 11g リリース1(11.1)に静的なサービス構成が必要。

O

OPS$
オペレーティング・システム固有の頭字語。初期化ファイルのパラメータOS_AUTHENT_PREFIXにより、データベースへの接続を試行するユーザーを認証するためにOracleで使用される接頭辞をユーザーが指定できる。Oracleでは、このパラメータの値をユーザーのオペレーティング・システム・アカウント名およびパスワードの前に連結する。接続リクエストが試行されると、接頭辞の付いたユーザー名がデータベース内のoracleユーザー名と比較される。
このパラメータのデフォルト値は""(NULL文字列)で、そのためオペレーティング・システムのアカウント名には接頭辞が追加されない。旧リリースでは、OPS$がデフォルト設定であった。
Oracle Net foundationレイヤー(Oracle Net foundation layer)
クライアント・アプリケーションとサーバー間の接続の確立と維持、およびこれらの間でのメッセージ交換を行うネットワーク通信レイヤー。
ORACLE_BASE
ORACLE_BASEは、Oracle Databaseディレクトリ・ツリーのルート。Oracleベース・ディレクトリはトップレベル・ディレクトリで、様々なOracleソフトウェア製品のインストールに使用できる。複数の製品をインストールする場合でも、同じOracleベース・ディレクトリを使用できる。たとえば、/u01/app/oracleはoracleユーザーにより作成されたOracleベース・ディレクトリ。
ORACLE_HOME
Oracle Database製品が実行される環境に対応する。Oracle Universal Installerのデフォルトを使用して、OFA準拠のデータベースをインストールする場合、Oracleホーム(このマニュアルでは$ORACLE_HOME)は$ORACLE_BASEの下に置かれる。デフォルトのOracleホームはdb_nnはOracleホーム番号。Oracleホームには、Oracle Databaseソフトウェアの実行可能ファイルおよびネットワーク・ファイル用のサブディレクトリが置かれる。「Oracleホーム(Oracle home)」も参照。
Oracleスキーマ(Oracle schema)
LDAP準拠のディレクトリ・サーバーに格納できるものを決定するルールの集合。Oracleには、Oracle Net Servicesエントリなど、多くのOracleエントリ・タイプに適用される独自のスキーマがある。Oracle Net Servicesエントリ用のOracleスキーマは、エントリに含まれる属性を含む。
Oracleドキュメント・ライブラリ(Oracle Documentation Library)
Oracle Databaseドキュメントが含まれているキット内のメディア。Oracleドキュメント・ライブラリは、インストール・メディアとは別に提供される。
Oracleドキュメント・ライブラリには、このインストレーション・ガイドまたはOracle Databaseのリリース・ノートは含まれていない。これらのドキュメントは、Oracle Database 11gリリース1(11.1)というラベルのメディアに含まれており、Oracle Technology Network(OTN)でも入手できる。
Oracleホーム(Oracle home)
Oracleコンポーネントをインストールするディレクトリ・パス(/u01/app/oracle/product/11.1.0/db_nなど)。ファイルの場所の指定ウィンドウの「パス」フィールドでOracleホームを入力するようプロンプトが表示される。「ORACLE_HOME」および「Oracleホーム名(Oracle home name)」も参照。
Oracleホーム名(Oracle home name)
現在のOracleホームの名前(Db_1など)。各Oracleホームには、コンピュータ上の他のすべてのOracleホームと区別するためにホーム名が付いている。インストール時に、ファイルの場所の指定ウィンドウの「名前」フィールドで、Oracleホーム名を入力するようプロンプトが表示される。

R

RAWパーティション(raw partitions)
最低限のディスク(ブロック)レベルでアクセスされる物理ディスクの部分。
REDOログ・ファイル(redo log files)
データベース・バッファ・キャッシュ内のデータに対する変更がすべて記録されるファイル。インスタンスに障害が発生すると、管理者はREDOログ・ファイルを使用してメモリー内で変更のあったデータをリカバリできる。

S

Secure Sockets Layer(SSL)
ネットワーク接続を保護するためにNetscape社が設計した業界標準プロトコル。SSLでは公開鍵インフラストラクチャ(PKI)を使用して、認証、暗号化およびデータの整合性を実現している。
SID
データベースをコンピュータにあるその他すべてのデータベースと区別するOracleシステム識別子。SIDは、文字が8文字以上かまたはピリオドを入力しないかぎり、グローバル・データベース名のデータベース名部分(たとえば、sales.us.example.comsales)に自動的にデフォルト設定される。デフォルト値は、そのまま確定することも、変更することもできる。
SIDは自動ストレージ管理インスタンスSIDとも呼ばれ、自動ストレージ管理をインストールすると使用可能になる。
sqlnet.oraファイル(sqlnet.ora file)
クライアントまたはサーバーの構成ファイルで、次のものを指定する。
sqlnet.oraファイルは、$ORACLE_HOME/network/adminにある。
SSL
「Secure Sockets Layer(SSL)」を参照。

T

tnsnames.oraファイル(tnsnames.ora file)
接続記述子にマップされているネット・サービス名を含む構成ファイル。このファイルは、ローカル・ネーミング・メソッド用に使用される。tnsnames.oraファイルは、$ORACLE_BASE/network/adminにある。

U

UNDO表領域(undo tablespace)
1つ以上のUNDOセグメントが含まれる表領域。UNDO表領域には、他のタイプのセグメント(表、索引など)は作成できない。
自動モードの場合、各Oracleインスタンスには、UNDO表領域が1つのみ割り当てられる。各UNDO表領域は、一連のUNDOファイルで構成される。UNDOブロックは、エクステント単位でグループ化される。エクステントは常に、トランザクション表に割り当てられている(使用されている)か、未使用かのいずれかである。
UNDO表領域内のブロックは、次のカテゴリにグループ化される。

インスタンス(instance)
実行中のOracle Databaseインスタンスに関連付けられているプロセス。(コンピュータのタイプに関係なく)データベース・サーバー上でデータベースを起動すると、Oracle Databaseではシステム・グローバル領域というメモリー領域を割り当て、1つ以上のOracle Databaseプロセスを開始する。システム・グローバル領域とOracle Databaseプロセスのこの組合せをインスタンスと呼ぶ。インスタンスのメモリーとプロセスにより、関連付けられたデータベースのデータが効率的に管理され、データベースのユーザーの要求に対応する。
インストール・タイプ(installation type)
インストールするコンポーネントを自動的に選択する事前定義済コンポーネント・セット。各トップレベル・コンポーネントで使用可能なインストール・タイプのリストは、「Oracle Databaseのインストール・タイプ」を参照。

外部プロシージャ(external procedures)
Cプログラミング言語で記述され、共有ライブラリに格納されているプロシージャまたはファンクション。Oracleサーバーは、PL/SQLルーチンを使用して、外部プロシージャまたはファンクションをコールできる。Oracle Databaseから外部プロシージャに接続するには、サーバーをネット・サービス名で構成し、リスナーをプロトコル・アドレスおよびサービス情報で構成する必要がある。

グローバル・データベース名(global database name)
データベースをネットワーク・ドメインの他のデータベースから一意に区別する完全データベース名。
例:
sales.us.example.com
salesはデータベースに対して指定した名前、us.example.comはデータベースが置かれているネットワーク・ドメイン。

サービス登録(service registration)
PMONプロセス(インスタンス・バックグラウンド・プロセス)がリスナーに情報を自動的に登録する機能。この情報はリスナーに登録されるため、listener.oraファイルはこの静的情報で構成される必要がない。
サービス登録により、リスナーには次の情報が提供される。
この情報により、リスナーはクライアントの接続リクエストを処理するための最良の方法を決定できる。

システム・グローバル領域(System Global Area)
1つのOracle Databaseインスタンスのデータおよび制御情報が含まれる共有メモリー構造のグループ。
システム識別子(system identifier)
「SID」を参照。
自動UNDO管理モード(automatic undo management mode)
UNDOデータが専用のUNDO表領域に格納されるOracle Databaseのモード。手動UNDO管理モードと異なり、ユーザーはUNDO表領域の作成のみを管理する。他のすべてのUNDO管理は、自動的に実行される。
自動ストレージ管理(Automatic Storage Management)
自動ストレージ管理では、個々のディスク・デバイスの集合から1つのディスク・グループを作成できる。ディスク・グループ内の全デバイス間で、ディスク・グループに対するI/Oのバランスをとる。ストライプ化およびミラー化も実装し、I/Oのパフォーマンスおよびデータの信頼性を向上させる。
自動ストレージ管理インスタンス(Automatic Storage Management instance)
自動ストレージ管理ディスク・グループを管理するOracleインスタンス。自動ストレージ管理インスタンスは、自動ストレージ管理のインストールおよび構成を行うと自動的に作成される。「Oracleシステム識別子(SID)」も参照。
自動ストレージ管理ディスク・グループ(Automatic Storage Management disk group)
自動ストレージ管理により1つのユニットとして管理されるディスク・デバイスの集合。各ディスク・デバイスには、個別の物理ディスク、RAIDストレージ・アレイや論理ボリュームなどの複数のディスク・デバイス、または物理ディスク上のパーティションを使用できる。自動ストレージ管理ディスク・グループは、自動ストレージ管理インスタンスの作成時、またはOracle Database Configuration Assistantを使用して作成できる。
手動UNDO管理モード(manual undo management mode)
UNDOブロックをユーザーが管理するロールバック・セグメントに格納するデータベースのモード。
初期化パラメータ・ファイル(initialization parameter file)
データベースおよびインスタンスの初期化に必要な情報を含むASCIIテキスト・ファイル。

制御ファイル(control files)
データベースの物理構造が記録され、データベース名、関連データベースおよびオンラインUNDO表領域の名前および位置、データベース作成のタイム・スタンプ、現行ログ順序番号、およびチェックポイント情報が格納されているファイル。
接続記述子(connect descriptor)
特別にフォーマットされた、ネットワーク接続のための宛先の記述。接続記述子は、宛先サービスおよびネットワーク・ルート情報を含む。
宛先サービスは、Oracle Databaseの場合はサービス名、Oracleリリース11.1データベースでは、Oracleシステム識別子(SID)を使用して示される。ネットワーク・ルートは、少なくとも、ネットワーク・アドレスを使用してリスナーの場所を示す。
接続識別子(connect identifier)
接続記述子を解決する名前、ネット・サービス名またはサービス名。ユーザーは、接続するサービスに対する接続文字列内に、接続識別子とともにユーザー名およびパスワードを渡すことで接続リクエストを開始する。たとえば、次のようにする。
SQL> CONNECT user_name@connect_identifier
Enter password: password

ディレクトリ・サーバー(directory server)
Lightweight Directory Access Protocol(LDAP)準拠のディレクトリ・サーバー。ディレクトリは集中化された記憶域を提供し、データベース・ネットワーク・コンポーネント、ユーザー・ポリシーおよび企業ポリシーの設定、ユーザーの認証およびセキュリティ情報を取り出し、クライアント側とサーバー側のローカル・ファイルを置き換える。
ディレクトリ・ネーミング(directory naming)
ネット・サービス名を接続記述子に解決するディレクトリ・サーバーを指定するネーミング・メソッド。ネット・サービス名は、ディレクトリ・サーバーに一元的に格納される。
デフォルト・ドメイン(default domain)
ほとんどのクライアント・リクエストが発生するネットワーク・ドメイン。クライアントが置かれるドメイン、またはクライアントがネットワーク・サービスをリクエストするドメインとなることがある。デフォルト・ドメインは、未修飾ネットワーク名リクエストに追加されるドメインを決定するクライアント構成パラメータにもなる。「.」文字を含まない場合、名前リクエストは修飾されない。

ネット・サービス名(net service name)
接続記述子に解決されるサービスの単純名。ユーザーは、接続するサービスに対する接続文字列内に、ネット・サービス名とともにユーザー名およびパスワードを渡すことで接続リクエストを開始する。
SQL> CONNECT user_name@net_service_name
Enter password: password
必要に応じて、ネット・サービス名は次のような様々な場所に格納できる。
ネーミング・メソッド(naming method)
クライアント・アプリケーションで、データベース・サービスへの接続を試行する際、接続識別子をネットワーク・アドレスに解決するために使用される解決方法。Oracle Net Servicesでは、次のネーミング・メソッドがサポートされている。

表領域(tablespace)
データベース内の論理記憶域のユニット。表領域は、セグメントという記憶域の論理ユニットに分割され、セグメントはさらにエクステントに分割される。

プロセス間通信(Interprocess Communication: IPC)
クライアント・アプリケーションで使用されるプロトコルで、データベースとの通信のためにリスナーと同じノードに置かれる。IPCは、TCP/IPより高速なローカル接続を提供する。
プロトコル・アドレス(protocol address)
ネットワーク・オブジェクトのネットワーク・アドレスを識別するアドレス。
接続が行われるとき、クライアントとそのリクエストの受信者(リスナーまたはOracle Connection Managerなど)は同じプロトコル・アドレスを使用して構成される。クライアントはこのアドレスを使用して接続リクエストを特定のネットワーク・オブジェクトの位置に送信し、受信者はこのアドレスでリクエストのリスニングを行う。クライアントと接続受信者に対して同じプロトコルをインストールし、同じアドレスを構成することが重要である。

未修飾名(unqualified name)
ネットワーク・ドメインを含まないネット・サービス名。

リスナー(listener)
サーバーに常駐するプロセスで、クライアントからの接続リクエストのリスニング、およびサーバーへの通信量の管理を行う。
クライアントがデータベース・サーバーとのネットワーク・セッションをリクエストするときに、リスナーは実際のリクエストを受け取る。クライアント情報がリスナー情報と一致した場合、リスナーはデータベース・サーバーへの接続を許可する。
リポジトリ(repository)
Oracle Management Serverにアクセス可能なOracleデータベースにある表の集合。Oracle Management Serverでは、すべてのシステム・データおよびアプリケーション・データ、環境全体に分散している管理対象ノードの状態についての情報、および別途ライセンスを受けられるManagement Packに関する情報を格納するために、リポジトリが使用される。

ローカル・ネーミング(local naming)
ネット・サービス名を接続記述子に解決するネーミング・メソッド。この名前は、各クライアントのtnsnames.oraファイルに構成および保存される。