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Oracle Real Application Clustersインストレーション・ガイド
11gリリース1(11.1)for Microsoft Windows
E05877-03
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7 Oracle Databaseソフトウェアの削除

この章では、Oracle Database、インスタンスおよびソフトウェアの削除方法について説明します。


注意:

Oracleコンポーネントを削除するには、常にOracle Universal Installerを使用します。新しいOracleインストールでインストールと構成の問題を回避するため、この章の指示に従ってください。


参照:

  • Oracle Real Application Clustersインストールの削除については、Oracle Real Application Clustersのインストールおよび構成に関するマニュアルを参照してください。

  • 個々の要件および制限については、コンポーネント固有のドキュメントを参照してください。


7.1 Oracle Configuration Managerの削除

Oracle Configuration Managerを削除するには、次の手順を実行します。

  1. ORACLE_BASE\ORACLE_HOMEディレクトリにデータベースが含まれている場合、次のスクリプトを実行して、Oracle Configuration Managerユーザーと関連するオブジェクトをデータベースから削除します。

    SQL> ORACLE_BASE\ORACLE_HOME\ccr\admin\scripts\dropocm.sql
    
  2. データベースがOracle E-Business Suiteのリポジトリの場合、SYSDBAユーザーとしてデータベースにログインし、次のスクリプトを実行して、追加オブジェクトをデータベースから削除します。

    ORACLE_BASE\ORACLE_HOME\ccr\admin\scripts\ebs_dropccr.sql Oracle_Applications_User
    
  3. データベースがOracle Grid Controlのリポジトリの場合、SYSMANユーザーとしてデータベースにログインし、次のスクリプトを実行して、追加オブジェクトをデータベースから削除します。

    ORACLE_BASE\ORACLE_HOME\ccr\admin\scripts\dropemrep_collect.sql
    
  4. スケジューラを停止し、サービスまたはcrontabエントリを削除するには、次のコマンドを入力します。

    ORACLE_BASE\ORACLE_HOME\ccr\bin\deployPackages -d ORACLE_BASE\ORACLE_HOME\ccr\inventory\core.jar
    
  5. 次のコマンドを入力して、ccrディレクトリを削除します。

    SYSTEM_DRIVE:\> rmdir /S ORACLE_BASE\ORACLE_HOME\ccr
    

    Oracle Configuration Managerが正常に削除されます。

7.2 Oracle Cluster Synchronization Servicesの削除

初めてOracle Databaseをインストールしたときに、記憶域およびリカバリ・オプションとして自動ストレージ管理を選択した場合、Oracle Universal Installerは、シングル・インスタンス・バージョンのOracle Cluster Synchronization Services (CSS)サービスを構成して起動します。

記憶域またはリカバリ・オプションに自動ストレージ管理を選択しなかった場合は、OracleCSServiceサービスを削除できます。Oracleホームを削除せずにこのサービスを削除するには、次の手順を実行します。

  1. コマンド・プロンプト・ウィンドウを開きます。

  2. ORACLE_HOME環境変数を一時的に設定します。次に例を示します。

    set ORACLE_HOME=c:\oracle\product\11.1.0\db_1
    
  3. deleteオプションを指定してlocalconfigバッチ・ファイルを実行し、OracleCSServiceサービスを削除します。次に例を示します。

    SYSTEM_DRIVE:\oracle\product\11.1.0\db_1\bin\localconfig delete
    

注意:

Oracleホームを削除する場合は、この手順を実行する必要はありません。

7.3 EMCAスクリプトを使用したDB Control構成ファイルの削除

emcaコマンドを使用すると、クラスタ内のすべてのデータベース・インスタンスのDatabase Control(DB Control)構成ファイルを削除できます。 次の手順を実行して、これらのファイルを削除します。

  1. インスタンスのメモリー・アクセス・モードが有効になっているノードで、nmcollectorプロセスを停止します。 プロセスは、メモリー・アクセス・モードを無効にすると停止します。

  2. オペレーティング・システム・プロンプトで次のコマンドを実行します。

    %ORACLE_HOME%\bin\emca -deconfig dbcontrol db -cluster
    

7.4 すべてのOracle Databaseコンポーネントの削除

Oracle Universal Installerを使用して、コンピュータ上のインベントリからOracleコンポーネントを削除します。その後で、残りのコンポーネントを手動で削除する必要があります。

インストール中にOracle Universal Installerを終了した場合を除き、先にOracle Universal Installerを使用せずに(Windowsエクスプローラまたはコマンド・プロンプトなどを使用して)Oracleホームのファイルまたはディレクトリを削除しないでください。そうしないと、OracleホームのコンポーネントがOracle Universal Installerのインベントリに登録されたままになります。手動でOracleホームのファイルを削除した後、同じOracleホームにインストールする場合は、選択したコンポーネントの一部またはすべてがインストールされないか、または適切に構成されない可能性があります。

インストールが予期せず中断された場合、Oracle Universal Installerはインストールをそのインベントリに登録しません。ただし、ファイルはOracleホームにコピーされている場合があります。これらのファイルを手動で削除し、インストールを再起動します。


注意:

Oracle Database Configuration Assistantを使用して、インスタンスと関連サービスを削除できます。 Oracle Database Configuration Assistantの詳細は、『Oracle Database 2日でデータベース管理者』のOracle Databaseのインストールおよびデータベースの構築に関する章を参照してください。

この項の内容は次のとおりです。

  1. Oracleサービスの停止

  2. Oracle Universal Installerを使用したコンポーネントの削除

  3. 残りのOracle Databaseコンポーネントの手動削除

7.4.1 Oracleサービスの停止

Oracleコンポーネントを削除する前に、まずOracleサービスを停止する必要があります。

次の手順に従います。

  1. Windowsサービス・ユーティリティを開きます(「スタート」メニューから、「プログラム」「管理ツール」「サービス」を選択します)。

  2. 任意のOracleサービス(名前がOracleまたはOraで始まります)が存在し、そのステータスが「開始」の場合は、各サービスを選択し、「停止」をクリックします。

  3. 「サービス」を終了します。


参照:

サービスの停止については、Microsoftオンライン・ヘルプを参照してください。

7.4.2 Oracle Universal Installerを使用したコンポーネントの削除

Oracle Universal Installerを使用して対話型モードでコンポーネントを削除するには、次の手順を実行します。

  1. 最初に、「Oracleサービスの停止」の手順を実行したことを確認します。

  2. Oracle Universal Installerを起動します(「スタート」メニューから、「プログラム」Oracle -HOME_NAME「Oracle Installation Products」「Universal Installer」を選択します)。

    Oracle Universal Installerの「製品の選択」ページが表示されます。

  3. 「製品の削除」ボタンをクリックします。

    「インベントリ」ウィンドウが表示されます。

  4. 削除対象のコンポーネントが見つかるまで、インストールしたコンポーネントのツリーを開きます。

    たとえば、Enterprise Editionオプションでデータベースをインストールし、その後、カスタム・オプションで追加コンポーネントをインストールした場合は、Oracleホーム・コンポーネントを開いて、Oracleホームにインストールしたコンポーネントをすべて表示します。

  5. 削除するコンポーネントを選択します。

  6. 「削除」をクリックします。

    「確認」ウィンドウが表示されます。

  7. 「確認」ダイアログ・ボックスで、「はい」をクリックして、選択したコンポーネントを削除します。


    注意:

    コンポーネントを削除すると、他のコンポーネントが適切に機能しなくなる可能性があることを示すメッセージが表示される場合があります。

    コンピュータからコンポーネントを削除すると、削除したコンポーネントがない「インベントリ」ウィンドウが表示されます。

  8. 「閉じる」をクリックして、「インベントリ」ウィンドウを閉じます。

  9. 「取消」をクリックして、Oracle Universal Installerを終了します。

  10. 「はい」をクリックして、終了することを確認します。

7.4.3 残りのOracle Databaseコンポーネントの手動削除

Oracle Universal Installerによって、すべてのOracleコンポーネントが削除されるわけではありません。Oracle Universal Installerを使用してOracleコンポーネントを削除した後に、残りの環境変数、「スタート」メニュー・オプションおよびディレクトリを手動で削除する必要があります。

この項の内容は次のとおりです。


注意:

まれに、Oracle Universal Installerによる削除を行わずに、Oracleコンポーネントをコンピュータから手動で完全に削除することで、システムの重大な問題を修正する場合があります。このことは最後の手段として、すべてのOracleコンポーネントをシステムから削除する場合にのみ行います。

7.4.3.1 自動ストレージ管理インスタンスの削除

データベースの削除後、Oracleホームで実行している自動ストレージ管理インスタンスを削除するには、次の手順を実行します。

  1. Windowsのコマンド・プロンプトで、ORACLE_SID環境変数に自動ストレージ管理インスタンスのSIDを設定します。次に例を示します。

    SYSTEM_DRIVE:\set ORACLE_SID=+ASM
    
  2. SQL*Plusを起動して、自動ストレージ管理インスタンスにSYSユーザーで接続します。

    SYSTEM_DRIVE:\sqlplus /nolog
    SQL> CONNECT sys/sys_password AS SYSDBA
    
  3. 次のコマンドを入力して、自動ストレージ管理インスタンスを使用しているOracle Databaseインスタンスがあるかどうかを判断します。

    SQL> SELECT INSTANCE_NAME FROM V$ASM_CLIENT;
    

    このコマンドは、この自動ストレージ管理インスタンスを使用しているデータベース・インスタンスをすべてリストします。このコマンドでは、実行されているデータベース・インスタンスのみが示されます。他のインスタンスが自動ストレージ管理インスタンスに関連付けられている可能性はありますが、それらは現在実行されていません。

    このOracleホームからデータベースを削除しても、コマンドの出力結果が、この自動ストレージ管理インスタンスが別のOracleホームのデータベース・インスタンスと依存関係にあることを示している場合は、その自動ストレージ管理インスタンスとOracleホームを削除しないでください。

  4. 自動ストレージ管理インスタンスに関連付けられているデータベース・インスタンスが存在しない場合は、このインスタンスに関連付けれらているディスク・グループを削除します。


    注意:

    自動ストレージ管理ディスク・グループを削除すると、必要に応じて、別の自動ストレージ管理インスタンスで使用するためにディスク・デバイスが使用可能になります。ただし、ディスク・グループ内のデータはすべて失われます。データを削除する前に、このディスク・グループのデータが、他のデータベース・インスタンスで必要とされていないことを確認します。

    1. 自動ストレージ管理インスタンスに関連付けられているディスク・グループを特定します。

      SQL> SELECT NAME FROM V$ASM_DISKGROUP;
      
    2. 削除するディスク・グループごとに、次のコマンドを入力します。

      SQL> DROP DISKGROUP disk_group_name INCLUDING CONTENTS;
      
  5. 自動ストレージ管理インスタンスを停止し、SQL*Plusを終了します。

    SQL> SHUTDOWN
    SQL> EXIT
    
  6. コマンド・プロンプトで、次のコマンドを入力して、自動ストレージ管理サービスを削除します。

    ORADIM -DELETE -ASMSID +ASM
    

参照:

自動ストレージ管理、および自動ストレージ管理ディスク・グループの構成については、『Oracle Databaseストレージ管理者ガイド』を参照してください。

7.4.3.2 システム変数パスの更新

Path環境変数を確認して、すべてのOracleエントリを削除します。

  1. コントロール・パネルから「システム」を開きます。

  2. 「システムのプロパティ」ダイアログ・ボックスで、「詳細設定」タブをクリックし、「環境変数」ボタンをクリックします。

  3. システム変数Pathを選択し、Path変数を編集して、すべてのOracleエントリを削除します。

    たとえば、Path変数内のORACLE_BASE\ORACLE_HOMEが含まれているOracleエントリを削除します。次のようなエントリを含むPath変数が存在する場合があります。

    C:\oracle\products\11.1.0\db_1\bin;C:\oracle\products\11.1.0\db_1\jre\1.4.2\bin\client;C:\oracle\products\11.1.0\db_1\jre\1.4.2\bin
    

    OracleによってJREパスが作成された場合は、それを削除します。

  4. Oracle用に設定されているCLASSPATH変数が存在する場合は、それを削除します。

  5. その他のOracle変数セット(ORACLE_HOMEORACLE_SIDTNS_ADMINJSERVまたはWV_GATEWAY_CFG)が存在する場合は、それらを削除します。

  6. 変更を保存して「コントロール・パネル」を終了します。

7.4.3.3 「スタート」メニューからのOracleの削除

すべてのOracleエントリの「スタート」メニューを確認して、それらを削除します。

次の手順に従います。

  1. 「スタート」「プログラム」Oracle -HOME_NAMEを選択します。

  2. Oracle -HOME_NAMEを右クリックして、メニューから「削除」を選択します。

次の方法を使用して、Oracleメニュー・エントリを削除することもできます。

  1. 「スタート」ボタンを右クリックして、ポップアップ・メニューを表示します。

  2. 「エクスプローラ - All Users」オプションを選択します。

  3. Documents and Settingsの下にある\スタート メニュー\プログラム・フォルダを開きます。

  4. Oracle -HOME_NAMEフォルダを右クリックして削除します。

7.4.3.4 Oracleディレクトリの削除

Oracleのレジストリ・キーをすべて削除してコンピュータを再起動した後に、既存のOracleディレクトリおよびファイルをすべて削除します。

「マイ コンピュータ」または「Windowsエクスプローラ」を使用して、次のディレクトリを削除します。

  1. SYSTEM_DRIVE:\Program Files\Oracleディレクトリを削除します。

  2. ハード・ドライブ上のすべてのORACLE_BASEディレクトリを削除します。

  3. Oracle Universal Installerがデフォルト以外の場所にインストールされている場合は、そのディレクトリを削除します。

  4. SYSTEM_DRIVE:\Documents and Settings\user_name\Local Settings\TempからOracleの一時ディレクトリをすべて削除します。