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Oracle Real Application Clustersインストレーション・ガイド
11gリリース1(11.1)for Microsoft Windows
E05877-03
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B Oracle Real Application Clustersデータベースでのプロセスの停止

この付録では、既存のデータベースにさらに製品を追加するための準備、またはパッチ更新を適用するための準備として、Oracle Real Application Clusters(Oracle RAC)データベースでプロセスを停止する方法について説明します。この付録の内容は次のとおりです。

B.1 Oracle Real Application Clustersデータベースのバックアップ

Oracleソフトウェアを変更する前に、現在のインストールのバックアップを作成することをお薦めします。

B.2 Oracle Real Application Clustersデータベースの停止

各ノードですべての既存のOracle Databaseインスタンスを通常の順序または優先度の高い順に停止します。自動ストレージ管理(ASM)を実行している場合は、ASMを使用しているすべてのデータベースを停止してから、クラスタ内の各ノードのASMインスタンスを停止します。


注意:

Oracle Clusterwareまたはクラスタ・レディ・サービスを使用している場合は、Oracleソフトウェアを変更する前に、すべてのクラスタ・ノードですべてのOracle Databaseインスタンスを停止する必要があります。パッチの更新を実行する場合の詳細な手順は、パッチ・セット・ノートを参照してください。

B.3 すべてのOracleプロセスの停止

データベース・ソフトウェアを変更するOracleホーム・ディレクトリで実行されているすべてのリスナー・プロセスとその他のプロセスを停止します。


注意:

ASMインスタンスを停止する場合は、最初にASMを使用しているすべてのデータベース・インスタンスを停止する必要があります。これらのデータベースが異なるOracleホームから実行されている場合でも停止します。

B.3.1 Oracle Clusterwareまたはクラスタ・レディ・サービス・プロセスの停止

パッチのインストール(ローリング・アップグレードを行う)のためにプロセスを停止する場合は、アップグレードを行うためにインストーラを実行するノードで次の手順を実行します。ローリング・アップグレード以外のアップグレードまたはその他の理由で、すべてのノードでOracle Clusterwareおよびクラスタ・レディ・サービスを停止するには、各ノードで次の手順を実行します。


注意:

複数のノードでプロセスを停止する場合は、1つのノードで、次のすべての手順を示された順番で実行してください。その後、別のノードでこれらの手順を実行します。

  1. Oracleホームで、データベースにアクセスしている可能性のあるすべてのプロセスを停止します。たとえば、Oracle Enterprise Manager Database Controlを停止します。


    注意:

    Enterprise Manager Grid Controlによって監視されているプロセスを停止する前に、停止するプロセスのブラックアウトをGrid Controlに設定します。これは、これらのプロセスの可用性レコードが、計画外のシステム停止ではなく計画停止時間であったことを示すようにするために必要です。

  2. ノード上のすべてのOracle RACインスタンスを停止します。データベースのすべてのOracle RACインスタンスを停止するには、次のコマンドを入力します。db_nameはデータベースの名前です。

    Oracle_home\bin\srvctl stop database -d db_name
    
  3. すべてのASMインスタンスを停止します。ASMインスタンスを停止するには、次のコマンドを入力します。node はASMインスタンスを実行しているノードの名前です。

    Oracle_home\bin\srvctl stop asm -n node
    
  4. すべてのノード・アプリケーションを停止します。ノードで実行されているノート・アプリケーションを停止するには、次のコマンドを入力します。nodeはアプリケーションを実行しているノードの名前です。

    Oracle_home\bin\srvctl stop nodeapps -n node
    
  5. 「サービス」ウィンドウから、Oracle ClusterwareまたはCRSプロセスを停止します。「サービス」ウィンドウにアクセスするには、「スタート」をクリックして、「コントロール パネル」→「管理ツール」→「サービス」を選択します。「サービス」ウィンドウから、次のサービスを停止します。

    Oracle Object Service
    OracleClusterVolumeService
    OracleCRService
    OracleEVMService
    OracleCSService

注意:

構成によっては、ここで示したサービスを実行していないノードもあります。

B.3.2 製品の追加またはアップグレード前のOracle Database 11gプロセスの停止

この項では、Oracle Database 11gリリース1(11.1)にさらに製品を追加する前に実行する必要がある作業の概要を説明します。パッチの更新を実行する場合の詳細な手順は、そのパッチのデータベース・パッチ・セット・ノートを参照してください。

ノード・アプリケーションがOracle RACのOracleホームで実行されている場合は、Oracle Databaseソフトウェアを変更する前に、次に示すOracle Database 11gサービスを停止します。


注意:

次の手順は、ここに示す順序で実行する必要があります。

  1. 各ノードのOracleホームで、データベースにアクセスする可能性のあるすべてのプロセスを停止します。たとえば、Oracle Enterprise Manager Database Controlを停止します。


    注意:

    Enterprise Manager Grid Controlによって監視されているプロセスを停止する前に、停止するプロセスのブラックアウトをGrid Controlに設定します。これは、これらのプロセスの可用性レコードが、計画外のシステム停止ではなく計画停止時間であったことを示すようにするために必要です。

  2. すべてのノードですべてのOracle RACインスタンスを停止します。データベースのすべてのOracle RACインスタンスを停止するには、次のコマンドを入力します。db_nameはデータベースの名前です。

    Oracle_home\bin\srvctl stop database -d db_name
    
  3. すべてのノードですべてのASMインスタンスを停止します。 ASMインスタンスを停止するには、次のコマンドを入力します。node はASMインスタンスを実行しているノードの名前です。

    Oracle_home\bin\srvctl stop asm -n node
    
  4. すべてのノードですべてのノード・アプリケーションを停止します。ノードで実行されているノート・アプリケーションを停止するには、次のコマンドを入力します。nodeはアプリケーションを実行しているノードの名前です。

    Oracle_home\bin\srvctl stop nodeapps -n node