この付録では、グローバリゼーション・サポートに関する次のトピックについて説明します。
この項では、次の手順について説明します。
Oracleコンポーネントを使用する場合、使用する言語と地域(ロケール)を指定できます。コンポーネントのロケール設定により、そのコンポーネントのユーザー・インタフェースに使用される言語、および日付と数値書式などのグローバリゼーション動作が決まります。Oracleコンポーネントに応じて、コンポーネントのロケールは、そのコンポーネントを起動したオペレーティング・システムのセッションから引き継いだロケール、またはNLS_LANG環境変数で定義したロケールが使用されます。
オペレーティング・システムのロケールは通常、Javaテクノロジに基づくOracleコンポーネントで使用されます。NLS_LANG環境変数で定義したロケールは通常、OCIなどのOracle Clientライブラリを使用するOracleコンポーネントで使用されます。
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注意: 選択した言語でOracleコンポーネントのユーザー・インタフェースが表示されるのは、該当する翻訳リソースが使用可能であり、インストールされている場合にかぎります。そうでない場合、ユーザー・インタフェースは英語で表示されます。 |
Oracle Universal Installer、Oracle Net Configuration Assistant、Oracle Database Configuration Assistantなどのコンポーネントにおけるユーザー・インタフェースの言語や、グローバリゼーション動作は、オペレーティング・システム・セッションのロケール設定によって決まります。また、ユーザー・アプリケーションからOracle JDBCドライバを介して作成されたOracle Databaseセッションにおけるグローバリゼーション動作も、アプリケーションが優先されていないかぎり、オペレーティング・システム・セッションのロケール設定により決まります。
「スタート」メニューから「コントロール パネル」を開き、オペレーティング・システムのロケール設定を変更します。Windows 2000では、「地域のオプション」をクリックします。Windows XP、Windows 2003、Windows Server 2003 R2では、「地域と言語のオプション」をクリックします。
現在のオペレーティング・システム・ユーザー用のロケールをWindows 2000で設定するには、「全般」タブの「現在のユーザー設定」領域にあるポップアップ・リストから適切なロケールを選択します。Windows XP、Windows 2003およびWindows Server 2003 R2では、「地域オプション」タブの「標準と形式」領域のポップアップ・リストから希望するロケールを選択します。
一部のロケールは、必要なオペレーティング・システムのサポート・ファイルをインストールしないと使用できない場合があります。Windows 2000では、該当する言語グループが「全般」タブの「システムの言語設定」領域で選択されていることを確認します。Windows XP、Windows 2003およびWindows Server 2003 R2では、「言語」タブの「補足言語サポート」領域で適切なチェック・ボックスが選択されていることを確認します。
SQL*Plusなどの一部のOracleコンポーネントでは、Windowsシステム・ロケールも、そのコンポーネントを実行する言語に設定する必要があります。システム・ロケールは、Windows XP、Windows 2003およびWindows Server 2003 R2では「Unicode対応でないプログラムの言語」と呼ばれます。Windows 2000でシステム・ロケールを設定するには、「全般」タブの「既定値に設定」ボタンをクリックし、表示されたポップアップ・リストからロケールを選択します。Windows XP、Windows 2003およびWindows Server 2003 R2では、「詳細設定」タブの「Unicode対応でないプログラムの言語」領域のポップアップ・リストからロケールを選択します。
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注意: システム・ロケールの変更後は、オペレーティング・システムを再起動する必要があります。 |
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注意: Windowsのロケール設定の詳細は、オペレーティング・システムのドキュメントを参照してください。 |
NLS_LANG環境変数は、SQL*Plus、expおよびimpなどのコンポーネントのユーザー・インタフェースの言語およびグローバリゼーション動作を決定します。また、クライアント・アプリケーションおよびデータベースで使用される言語および地域を設定します。また、クライアント・アプリケーションでのデータの入力や表示に使用するキャラクタ・セットも宣言されます。
NLS_LANG環境変数の形式は次のとおりです。
NLS_LANG=language_territory.characterset
この形式の詳細は次のとおりです。
languageは、ユーザー・インタフェース、エラー・メッセージ、ソート、曜日および月の名前の表示に使用する言語を指定します。
territoryは、日付、通貨、数値のデフォルトの書式の規則を指定します。
charactersetは、データベース・クライアントのエンコーディング(クライアント・プログラムで入力または表示されるデータのキャラクタ・セット)を指定します。
多くの場合、これはシステム・ロケールで決定されるWindows ANSIコード・ページに対応するOracleキャラクタ・セットです。
WindowsのNLS_LANGパラメータは、次のように設定できます。
レジストリで、指定のOracleホームに対応するサブキーの下に設定できます。
環境変数として設定できます。
Oracle Databaseコンポーネントをインストールし、NLS_LANGパラメータがターゲットのOracleホームのレジストリ・サブキーでまだ設定されていない場合、Oracle Universal InstallerではNLS_LANGパラメータを、現行ユーザーのオペレーティング・システム・ロケールから導出されたデフォルト値に設定します。表C-1を参照してください。
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関連項目:
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表C-1に、Windowsの様々なロケールに対するデフォルトのNLS_LANG値を示します。
表C-1 NLS_LANGパラメータの値
| オペレーティング・システムのロケール | NLS_LANGの値 |
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アラビア語(U.A.E.) |
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ブルガリア語 |
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カタロニア語 |
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中国語(RPC) |
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中国語(台湾) |
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クロアチア語 |
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チェコ語 |
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デンマーク語 |
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オランダ語(オランダ) |
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英語(イギリス) |
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英語(アメリカ) |
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エストニア語 |
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フィンランド語 |
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フランス語(カナダ) |
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フランス語(フランス) |
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ドイツ語(ドイツ) |
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ギリシャ語 |
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ヘブライ語 |
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ハンガリー語 |
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アイスランド語 |
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インドネシア語 |
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イタリア語(イタリア) |
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日本語 |
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韓国語 |
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ラトビア語 |
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リトアニア語 |
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ノルウェー語 |
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ポーランド語 |
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ポルトガル語(ブラジル) |
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ポルトガル語(ポルトガル) |
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ルーマニア語 |
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ロシア語 |
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スロバキア語 |
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スペイン語(スペイン) |
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スウェーデン語 |
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タイ語 |
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スペイン語(メキシコ) |
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スペイン語(ベネズエラ) |
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トルコ語 |
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ウクライナ語 |
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ベトナム語 |
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SQL*Plus、SQL Loader、Import、ExportなどのOracleユーティリティをコマンド・プロンプト・ウィンドウから使用する前に、NLS_LANGパラメータのキャラクタ・セット・フィールドをレジストリでの値と異なる値に設定することが必要な場合があります。
これが必要なのは、コンソール・モードで実行されているプログラムでは、いくつかの例外を除き、GUIモードで実行されているプログラムとは異なるコード・ページ(キャラクタ・セット)を使用するためです。レジストリでは、デフォルトのOracleホームのNLS_LANGパラメータは、常に該当するGUIコード・ページに設定されています。コンソール・モード・セッションのNLS_LANGパラメータが適切に設定されていない場合、文字変換が正しく行われず、エラー・メッセージやデータが破損する可能性があります。
日本語、韓国語、簡体字中国語、繁体字中国語、タイ語およびベトナム語では、コンソール(OEM)コード・ページはGUI(ANSI)コード・ページと同一です。この場合、NLS_LANGパラメータを設定する必要はありません。他の言語では、影響を受けるユーティリティを起動するのと同じコマンド・プロンプト・ウィンドウでSET NLS_LANGコマンドを発行し、NLS_LANGに正しいキャラクタ・セットの値を設定します。
同様に、バッチ・モードで、バッチ・プロシージャで処理されるファイルのキャラクタ・セットに応じて、プロシージャの開始時に、SET NLS_LANGコマンドを挿入し、NLS_LANGに正しいキャラクタ・セットの値を設定します。
現在のコンソール・コード・ページを確認するには、コマンド・プロンプト・ウィンドウでCHCPコマンドを発行します。表示されたコード・ページ番号を使用して、表C-2で対応するOracleキャラクタ・セット名を調べます。
表C-2に、コンソール・モード・コード・ページに対応するOracleキャラクタ・セットを示します。
表C-2 コンソール・モード(OEM)コード・ページに対するOracleキャラクタ・セット
| OEMコード・ページ | コンソール・モードのOracleキャラクタ・セット |
|---|---|
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437(US) |
US8PC437 |
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737(ギリシャ語) |
EL8PC737 |
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775(バルト語) |
BLT8PC775 |
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850(多言語ラテンI) |
WE8PC850 |
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852(ラテンII) |
EE8PC852 |
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855(キリル語) |
RU8PC855 |
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857(トルコ語) |
TR8PC857 |
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858(多言語ラテンI + 西ヨーロッパ語) |
WE8PC858 |
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866(ロシア語) |
RU8PC866 |
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874(タイ語) |
TH8TISASCII |
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932(日本語Shift-JIS) |
JA16SJISTILDE |
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936(簡体字中国語GBK) |
ZHS16GBK |
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949(韓国語) |
KO16MSWIN949 |
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950(繁体字中国語Big5) |
ZHT16MSWIN950 |
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1258(ベトナム語) |
VN8MSWIN1258 |
Oracleコンポーネントのユーザー・インタフェースを異なる言語で表示するには、それらの言語に翻訳されたリソースをコンポーネントとともにインストールする必要があります。インストールする翻訳リソースを選択する手順は、次のとおりです。
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注意: Oracle Database Vaultのユーザー・インタフェースのテキストの一部は、DVSYSスキーマのデータベース表に格納されています。デフォルトでは、これらの表には英語のみロードされます。Oracle Database Vault Configuration Assistantを使用すると、Oracle Database Vaultに別の言語を追加できます。必要な手順は、『Oracle Database Vault管理者ガイド』の付録Cを参照してください。 |
Oracle Universal Installerを起動します。
「インストール・タイプの選択」画面で、「製品の言語」をクリックします。
「言語の選択」画面で、「使用可能な言語」フィールドから、Oracleコンポーネントで使用する言語を選択します。
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注意: 「使用可能な言語」フィールドには、Oracleグローバリゼーション・ライブラリでサポートされているすべての言語が表示されます。通常、実際に翻訳されている言語はその一部であり、各コンポーネントによっても異なります。また、特定のコンポーネントにおいて翻訳の対象となる範囲は、言語によって異なります。たとえば、ユーザー・インタフェースのテキストがすべて翻訳されている言語もあれば、エラー・メッセージのみ翻訳されヘルプ・ファイルは翻訳されていない言語もあります。 |
「>」矢印ボタンを使用して、選択した言語を「選択された言語」フィールドに移動し、「OK」をクリックします。
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注意: Oracle Universal Installerでは、「選択された言語」フィールドに移動した言語でも、翻訳されていない場合は無視されます。 |
使用する製品を選択して「次へ」をクリックします。
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注意: コンポーネントに追加の言語をインストールするには、そのコンポーネントを再インストールする必要があります。 |
Oracle Universal Installerを実行する際に表示される言語は、使用しているオペレーティング・システムのロケールによって決まります。Oracle Universal Installerは、次のいずれかの言語で実行されます。
ポルトガル語(ブラジル)
英語
フランス語
ドイツ語
イタリア語
日本語
韓国語
簡体字中国語
スペイン語
繁体字中国語
Oracle Universal Installerを目的の言語で実行する手順は、次のとおりです。
オペレーティング・システム・ユーザーのロケールおよびシステム・ロケールを「オペレーティング・システム・ロケールの決定」で説明されているように変更します。
「Oracle Database Clientソフトウェアのインストール」の説明に従って、Oracle Universal Installerを起動します。
前述の言語以外を選択した場合、Oracle Universal Installerは英語で実行されます。