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Oracle Database Clientインストレーション・ガイド
11gリリース1(11.1) for Microsoft Windows
E05879-05
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用語集

L O S T U

L

ldap.oraファイル(ldap.ora file)
Oracle Net Configuration Assistantによって作成されるファイルで、次のディレクトリ・アクセス情報が含まれる。
ldap.oraファイルは、ORACLE_BASE\ORACLE_HOME\network\adminにある。
listener.oraファイル(listener.ora file)
次のものを識別するリスナーの構成ファイル。
listener.oraファイルは、ORACLE_BASE\ORACLE_HOME\network\adminにある。
Oracle Database 11gリリース1(11.1)では、サービス登録のためにデータベース・サービスを識別する必要はない。ただし、Oracle Enterprise Managerを使用する場合は、Oracle Database 11g リリース1(11.1)に静的なサービス構成が必要。

O

OPS$
初期化ファイルのパラメータOS_AUTHENT_PREFIXにより、データベースへの接続を試行するユーザーを認証するためにOracleで使用される接頭辞をユーザーが指定できる。Oracleでは、このパラメータの値をユーザーのオペレーティング・システム・アカウント名およびパスワードの前に連結する。接続リクエストが発行されると、Oracleでは接頭辞の付いたユーザー名をデータベース内のOracleユーザー名と比較する。
このパラメータのデフォルト値は""(NULL文字列)で、そのためオペレーティング・システムのアカウント名には接頭辞が追加されない。旧リリースでは、OPS$(オペレーティング・システム固有の省略形)がデフォルト設定であった。
Oracle Net foundationレイヤー(Oracle Net foundation layer)
クライアント・アプリケーションとサーバー間の接続の確立と維持、およびこれらの間でのメッセージ交換を行うネットワーク通信レイヤー。
Oracleコンテキスト(Oracle Context)
相対識別名がcn=OracleContextのディレクトリ・サブツリーのルートで、すべてのOracleソフトウェア情報が保持される。1つのディレクトリ内に1つ以上のOracleコンテキストが存在する場合がある。Oracleコンテキストは、ディレクトリ・ネーミング・コンテキストと関連付けることができる。
Oracleコンテキストには、次のOracleエントリを含めることができる。
Oracleスキーマ(Oracle schema)
LDAP準拠のディレクトリ・サーバーに格納できるものを決定するルールの集合。Oracleには、Oracle Net Servicesエントリなど、多くのOracleエントリ・タイプに適用される独自のスキーマがある。Oracle Net Servicesエントリ用のOracleスキーマは、エントリに含まれる属性を含む。
Oracleホーム(Oracle home)
Oracleコンポーネントをインストールするディレクトリ・パス(c:\app\username\product\11.1.0\db_nなど。nはOracleホームの数)。Oracle Universal Installerのファイルの場所ウィンドウの「パス」フィールドで、Oracleホームの入力が要求される。
Oracleホーム名(Oracle home name)
現行のOracleホームの名前。各Oracleホームには、コンピュータ上の他のすべてのOracleホームと区別するためにホーム名が付いている。インストール時に、Oracle Universal Installerのファイルの場所ウィンドウの「名前」フィールドで、Oracleホーム名の入力が要求される。

S

SID
データベースをコンピュータにあるその他すべてのデータベースと区別するOracleシステム識別子。SIDは、文字が8文字以上かまたはピリオドを入力しないかぎり、グローバル・データベース名のデータベース名部分(たとえば、sales.us.acme.comsales)に自動的にデフォルト設定される。デフォルト値は、そのまま確定することも、変更することもできる。
sqlnet.oraファイル(sqlnet.ora file)
クライアントまたはサーバーの構成ファイルで、次のものを指定する。
sqlnet.oraファイルは、ORACLE_BASE\ORACLE_HOME\network\adminにある。

T

tnsnames.oraファイル(tnsnames.ora file)
接続記述子にマップされているネット・サービス名を含む構成ファイル。このファイルは、ローカル・ネーミング・メソッド用に使用される。tnsnames.oraファイルは、ORACLE_BASE\ORACLE_HOME\network\adminにある。

U

UNC
「汎用命名規則(UNC)」を参照

インストール・タイプ(installation type)
インストールするコンポーネントを自動的に選択する事前定義済のコンポーネント・セット。各トップレベル・コンポーネントで使用可能なインストール・タイプのリストは、「Oracle Database Clientのインストール・タイプ」を参照。

オペレーティング・システム認証接続(operating system authenticated connections)
Oracle Databaseに接続するユーザーの認証に、Windowsのログイン資格証明を使用できる。Windowsのネイティブ認証には、次のような利点がある。

簡易接続ネーミング(easy connect naming)
クライアントが構成なしでデータベース・サーバーに接続するためのネーミング・メソッド。クライアントは、ホスト名、オプションのポート番号、サービス名、およびインスタンス名で構成された単純なTCP/IPアドレスを使用する。
SQL>CONNECT user_name@host[:port][/service_name][/instance_name]
Enter password: password

サービス登録(service registration)
PMONプロセス(インスタンス・バックグラウンド・プロセス)がリスナーに情報を自動的に登録する機能。この情報はリスナーに登録されるため、listener.oraファイルはこの静的情報で構成される必要がない。
サービス登録により、リスナーには次の情報が提供される。
この情報により、リスナーはクライアントの接続リクエストを処理するための最良の方法を決定できる。

システム識別子(system identifier)
「SID」を参照。

接続記述子(connect descriptor)
特別にフォーマットされた、ネットワーク接続のための宛先の記述。接続記述子は、宛先サービスおよびネットワーク・ルート情報を含む。
宛先サービスは、Oracle Databaseの場合はサービス名、Oracleリリース8.0または7のデータベースでは、Oracleシステム識別子(SID)を使用して示される。ネットワーク・ルートは、少なくとも、ネットワーク・アドレスを使用してリスナーの場所を示す。

ターミナル・サーバー(Terminal Server)
Microsoft Windows Terminal ServerはWindowsのシン・クライアント・ターミナル・サーバー(Windows Server上で複数かつ同時のクライアント・セッションに対するサポートを追加する製品)。Windows Terminal Serverにより、Oracleデータベースのユーザーはオペレーティング・システムのグラフィカル・ユーザー・インタフェース(GUI)を利用できる。

デフォルト・ドメイン(default domain)
ほとんどのクライアント・リクエストが発生するネットワーク・ドメイン。クライアントが置かれるドメイン、またはクライアントがネットワーク・サービスをリクエストするドメインとなることがある。デフォルト・ドメインは、未修飾ネットワーク名リクエストに追加されるドメインを決定するクライアント構成パラメータにもなる。「.」文字を含まない場合、名前リクエストは修飾されない。

ネット・サービス名(net service name)
接続記述子に解決されるサービスの単純名。ユーザーは、接続するサービスに対する接続文字列内に、ネット・サービス名とともにユーザー名およびパスワードを渡すことで接続リクエストを開始する。
SQL> CONNECT username@net_service_identifier
Enter password: password
必要に応じて、ネット・サービス名は次のような様々な場所に格納できる。
ネーミング・メソッド(naming method)
クライアント・アプリケーションで、データベース・サービスへの接続を試行する際、接続識別子をネットワーク・アドレスに解決するために使用される解決方法。Oracle Net Servicesでは、次のネーミング・メソッドがサポートされている。

汎用命名規則(UNC)(Universal Naming Convention: UNC)
汎用命名規則は、ネットワーク・ドライブにドライブ文字をマッピングすることなく、ネットワーク上のファイルにアクセスするための方法を提供する。UNC名は次のように構成される。
\\computer name\share name\filename

標準構成(typical configuration)
Oracle Database ClientとOracle Database間の接続のデフォルト構成を実行するOracle Universal Installerのオプション。これにより、次が構成される。
Oracle Database Clientは、接続しようとする際に、最初にローカル・ネーミング、続いて簡易接続ネーミングを使用する。

プロセス間通信(Interprocess Communication: IPC)
クライアント・アプリケーションで使用されるプロトコルで、データベースとの通信のためにリスナーと同じノードに置かれる。IPCは、TCP/IPより高速なローカル接続を提供する。
プロトコル・アドレス(protocol address)
ネットワーク・オブジェクトのネットワーク・アドレスを識別するアドレス。
接続が行われるとき、クライアントとそのリクエストの受信者(リスナーまたはOracle Connection Managerなど)は同じプロトコル・アドレスを使用して構成される。クライアントはこのアドレスを使用して接続リクエストを特定のネットワーク・オブジェクトの位置に送信し、受信者はこのアドレスでリクエストのリスニングを行う。クライアントと接続受信者に対して同じプロトコルをインストールし、同じアドレスを構成することが重要である。

未修飾名(unqualified name)
ネットワーク・ドメインを含まないネット・サービス名。

リスナー(listener)
サーバーに常駐するプロセスで、クライアントからの接続リクエストのリスニング、およびサーバーへの通信量の管理を行う。
クライアントがデータベース・サーバーとのネットワーク・セッションをリクエストするときに、リスナーは実際のリクエストを受け取る。クライアント情報がリスナー情報と一致した場合、リスナーはデータベース・サーバーへの接続を許可する。
リポジトリ(repository)
Oracle Management Serverにアクセス可能なOracleデータベースにある表の集合。Oracle Management Serverでは、すべてのシステム・データおよびアプリケーション・データ、環境全体に分散している管理対象ノードの状態についての情報、別にライセンスを受けられる管理パックに関する情報を格納するために、リポジトリが使用される。

ローカル・ネーミング(local naming)
ネット・サービス名を接続記述子に解決するネーミング・メソッド。この名前は、各クライアントのtnsnames.oraファイルに構成および保存される。