| Oracle Secure Enterprise Search インストレーション・ガイド 10g リリース1(10.1.8.2)for Microsoft Windows(32-bit) E05870-01 |
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インストレーション・ガイド
10g リリース1(10.1.8.2) for Microsoft Windows(32-bit)
部品番号: E05870-01
原典情報: E10464-01 Oracle Secure Enterprise Search Installation Guide, 10g Release 1 (10.1.8.2) for Microsoft Windows (32-Bit)
2007年11月
このマニュアルでは、Oracle Secure Enterprise Search(SES)のインストール方法について説明します。項目は次のとおりです。
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注意: Oracle SESをインストールした後、パッチ・セットまたはCritical Patch Update(CPU)が入手可能かどうかを確認してください。CPUは、セキュリティの脆弱性に対応するパッチのコレクションです。CPUには、これらのセキュリティ・パッチで(相互依存性により)必要とされるセキュリティ以外の修正プログラムも含まれます。CPUは蓄積されており、Oracle Technology Network Japanで四半期ごとに提供されます。 Oracle SES 10.1.8.2には、基礎となる10.1.0.5データベースに対応する2007年7月版のCPUが含まれます。それ以降のCPUが入手可能である場合、これをインストールしてください。CPUの詳細は、次のURLにあるWebサイトを参照してください。 |
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関連項目: 最新のリリース・ノートは、Oracle Technology Network Japan(OTN-J)に掲載されます。OTN-Jを使用するには、オンラインでの登録が必要です。登録は、次のWebサイトから無償で行えます。
すでにOTN-Jのユーザー名およびパスワードを取得している場合は、次のURLでOTN-J Webサイトのドキュメントのセクションに直接接続できます。 |
この項の内容は、次のとおりです。
この項の内容は、次のとおりです。
Oracle SESは、Windows 2000、Windows Server 2003およびWindows XPの各Windows (x86)オペレーティング・システムにインストールできます。
Oracle SESの管理ツールおよびデフォルトの問合せアプリケーションは、次のブラウザで動作保証されています。
Firefox 1.0、1.0.1、1.0.6、1.0.7、1.5、2.x
Internet Explorer 6.0、7.0
Netscape 7.1、7.2
Mozilla 1.7.3
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注意: 新規10.1.8.2の問合せアプリケーションは、Internet Explorerバージョン6と7およびFirefoxバージョン1.5と2.xで動作保証されています。. 既存の10.1.8.1の機能は、Oracle SESでサポートされている、クラシック・ユーザー・インタフェース(http://<host>:<port>/search/query/search-classic.jsp)を使用したブラウザすべてで動作保証されています。 |
このマニュアルに記載されている要件および動作保証は、このマニュアルの発行時点での最新情報です。 最新情報は、OracleMetaLinkのWebサイトにある動作保証マトリックスを確認してください。
この項では、Microsoft Windowsインストールのソフトウェア要件を示します。
Windowsシステムは、オペレーティング・システムに関して次の最低要件を満たす必要があります。
Windows Server 2003 - 全エディション
Windows 2000 Service Pack 2以上
Windows XP Professional
Oracle SESには、最低2GBのディスク領域が必要です。これには、インストール用の1GBと、初期Oracle SES索引を作成するための約0.5GBが含まれます。その他のOracle SES要件は、検索する必要のあるデータの量に応じて異なります。構成例を次に示します。
100,000件のドキュメントを索引付けする場合の要件は、次のとおりです。
4GBのディスク領域
1GBのRAM
1,000,000件のドキュメントを索引付けする場合の要件は、次のとおりです。
20GBのディスク領域
6GBのRAM
インストール前のヒントなど、インストール関連のヘルプについては、次のOracle SESチュートリアルを参照してください。
http://st-curriculum.oracle.com/tutorial/SESAdminTutorial/index.htm
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注意: Oracle SESをホストしているディスクがFAT32でフォーマットされている場合、エラーが発生します。FAT32の最大ファイル・サイズは4GBです。次のコマンドでFAT32からNTFSに変換してください。convert D: /fs:ntfs |
Oracle SES中間層ポートを変更するには、次の手順を実行します。
次のコマンドで中間層をシャットダウンします。
%ORACLE_HOME%/bin/searchctl stop
%ORACLE_HOME%/oc4j/j2ee/OC4J_SEARCH/config/http-web-site.xml内でport属性の値を編集します。(新規ポートが使用されていないことを確認してください。)
次のコマンドで中間層を起動します。
%ORACLE_HOME%/bin/searchctl start
Oracleホーム・ディレクトリは、一般にOracleベース・ディレクトリのサブディレクトリです。 Oracle SESをインストールする前に、ORACLE_BASE環境変数が設定されているか確認してください。 設定されている場合は、その場所に対して書込み権限があることを確認します。 別のユーザーのアカウントまたは場所の下にORACLE_BASEを置くことは推奨されていません。
ループバック・アダプタは、次の場合に必要です。
DHCPコンピュータにインストールする場合
ネットワーク化されていないコンピュータにインストールし、インストール後にコンピュータをネットワークに接続することを計画している場合
ループバック・アダプタのインストール時に、ループバック・アダプタはコンピュータのローカルIPを割り当てます。コンピュータにループバック・アダプタをインストールした後、コンピュータには少なくとも2つのネットワーク・アダプタがあります。それは、独自のネットワーク・アダプタとループバック・アダプタです。Oracle Secure Enterprise Searchでは、Windowsがループバック・アダプタをプライマリ・アダプタとして使用している必要があります。
プライマリ・アダプタは、アダプタをインストールした順序によって決定されます。
Windows NTでは、最初にインストールしたアダプタがプライマリ・アダプタになります。つまり、ループバック・アダプタをインストールして、ネットワーク・アダプタを削除し、ネットワーク・アダプタを再インストールする必要があります。
Windows 2000、Windows Server 2003およびWindows XPでは、最後にインストールしたアダプタがプライマリ・アダプタになります。ループバック・アダプタのインストール後に追加のネットワーク・アダプタをインストールした場合は、ループバック・アダプタを削除し、再インストールする必要があります。
ループバック・アダプタのインストール手順は、Oracle Secure Enterprise Searchのインストールを計画しているWindowsのバージョンによって決まります。
ループバック・アダプタがコンピュータにインストールされているかどうかをチェックするには、ipconfig /allコマンドを実行します。
prompt> ipconfig /all
ループバック・アダプタがインストールされている場合は、そのループバック・アダプタの値をリストするセクションが表示されます。次に例を示します。
Ethernet adapter Local Area Connection 2: Connection-specific DNS Suffix . : Description . . . . . . . . . . . : Microsoft Loopback Adapter Physical Address. . . . . . . . . : 02-00-4C-4F-4F-50 DHCP Enabled. . . . . . . . . . . : Yes Autoconfiguration Enabled . . . . : Yes Autoconfiguration IP Address. . . : 169.254.25.129 Subnet Mask . . . . . . . . . . . : 255.255.0.0
Windows NTでは最初にインストールされたネットワーク・アダプタについてレポートされるため、Windows NTでのループバック・アダプタのインストールは、他のWindowsプラットフォームの場合より複雑です。DHCPコンピュータにはすでにネットワーク・アダプタが存在しているため、そのネットワーク・アダプタを削除して再インストールすることで、ループバック・アダプタが最初にインストールされたネットワーク・アダプタになるようにする必要があります。この項では、次の各項でこの方法を説明します。
概要手順
Windows NTにループバック・アダプタをインストールする概要手順は、次のとおりです。
コンピュータ上の既存のネットワーク・アダプタに関する情報を収集します。
この手順を実行するのは、既存のネットワーク・アダプタを削除して再インストールする必要があるためです。
ループバック・アダプタをインストールします。
既存のネットワーク・アダプタを削除します。
ループバック・アダプタの構成を完了します。
コンピュータを再起動します。
ネットワーク・アダプタを再インストールします。
コンピュータを再起動します。
要件
Windows NTにループバック・アダプタをインストールするには、次のものが必要です。
Windows NTインストールCD-ROM。これにより、ループバック・アダプタをインストールできます。
ネットワーク・アダプタの再インストール時に必要なネットワーク・アダプタ用ドライバ。
詳細手順
再インストールできるように、既存のネットワーク・アダプタに関する情報を収集します。通常は、次の情報が必要です。
表1 既存のネットワーク・アダプタに関する情報
| 項目 | 値の入手場所 |
|---|---|
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IPアドレス |
「ネットワーク」コントロール パネルの「アダプタ」タブ。ネットワーク・アダプタを選択し、「プロパティ」をクリックします。 |
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サブネット・マスク |
「ネットワーク」コントロール パネルの「プロトコル」タブ。「TCP/IP」を選択し、「プロパティ」をクリックします。「プロパティ」ダイアログで、「IP アドレス」タブを選択し、「詳細設定」をクリックします。 |
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WINSサーバー・アドレス |
「ネットワーク」コントロール パネルの「プロトコル」タブ。「TCP/IP」を選択し、「プロパティ」をクリックします。「プロパティ」ダイアログで、「WINS アドレス」タブを選択します。 |
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DNSサーバー・アドレス |
「ネットワーク」コントロール パネルの「プロトコル」タブ。「TCP/IP」を選択し、「プロパティ」をクリックします。「プロパティ」ダイアログで、「DNS」タブを選択します。 |
Windows NTインストールCD-ROMをCD-ROMドライブに挿入します。
デスクトップで「ネットワーク コンピュータ」を右クリックし、「プロパティ」を選択します。これにより、「ネットワーク」コントロール パネルが表示されます。
「アダプタ」タブを選択します。
「追加」をクリックします。
「MS ループバック アダプタ」を選択し、「OK」をクリックします。
「MS ループバック アダプタ カードのセットアップ」ダイアログで、「OK」をクリックしてデフォルトのフレーム・タイプ(デフォルト値は802.3)を受け入れます。
Windows NT CD-ROMの場所(たとえばE:¥i386)を入力し、「続行」をクリックします。
ループバック・アダプタがインストールされると、Windows NTは、すべてのネットワーク・アダプタを示した「ネットワーク」コントロール パネルを表示します(図1)。
「ネットワーク」コントロール パネルで、ループバック・アダプタより前にインストールされたネットワーク・アダプタを削除します。ネットワーク・アダプタを選択し、「削除」をクリックします。
この操作を実行するのは、ループバック・アダプタを最初のネットワーク・アダプタにする必要があるためです。例では、Intelネットワーク・アダプタを削除します。後で、これを再インストールします。
「ネットワーク」コントロール パネルで、「閉じる」をクリックします。これにより、「Microsoft TCP/IP のプロパティ」ダイアログ(図2)が表示されます。
「Microsoft TCP/IP のプロパティ」ダイアログで、「MS ループバック アダプタ」を選択し、次の操作を実行します。
IPアドレス: ループバック・アダプタのルーティング不能IPを入力します。次のルーティング不能アドレスをお薦めします。
192.168.x.x (xは1から255の任意の値)
10.10.10.10
サブネット マスク: 255.255.255.0を入力します。
その他のフィールドはすべて空白のままにします。
「OK」をクリックします。
コンピュータを再起動します。
コンピュータが起動した後、実際のネットワーク・アダプタを再インストールします。
コンピュータをもう一度再起動します。
Windows 2000は、最後にインストールされたネットワーク・アダプタについてレポートします。このため、ループバック・アダプタのインストール後に追加のネットワーク・アダプタをインストールした場合は、ループバック・アダプタを削除し、再インストールする必要があります。ループバック・アダプタは、コンピュータに最後にインストールされたネットワーク・アダプタにする必要があります。
ループバック・アダプタをWindows 2000にインストールする手順は、次のとおりです。
「スタート」メニューから、「設定」→「コントロール パネル」を選択します。
「ハードウェアの追加と削除」をダブルクリックします。これにより、ハードウェアの追加と削除ウィザードが起動します。
「ハードウェアの追加と削除ウィザードの開始」ページで、「次へ」をクリックします。
「ハードウェアに関する作業の選択」ページで、「デバイスの追加/トラブルシューティング」を選択し、「次へ」をクリックします。
「ハードウェア デバイスの選択」ページで、「新しいデバイスの追加」を選択し、「次へ」をクリックします。
「新しいハードウェアの検索」ページで、「いいえ、一覧からハードウェアを選択します」を選択し、「次へ」をクリックします。
「ハードウェアの種類」ページで、「ネットワーク アダプタ」を選択し、「次へ」をクリックします。
「ネットワーク アダプタの選択」ページで、次の操作を実行します。
製造元: 「Microsoft」を選択します。
ネットワーク アダプタ: 「Microsoft Loopback Adapter」を選択します。
「次へ」をクリックします。
「ハードウェアのインストールの開始」ページで、「次へ」をクリックします。
「ハードウェアの追加と削除ウィザードの完了」ページで、「完了」をクリックします。
デスクトップで「マイ ネットワーク」を右クリックし、「プロパティ」を選択します。これにより、「ネットワークとダイヤルアップ接続」コントロール パネルが表示されます。
作成した接続を右クリックします。これは通常、「ローカル エリア接続 2」です。「プロパティ」を選択します。
「全般」タブで、「インターネット プロトコル (TCP/IP)」を選択し、「プロパティ」をクリックします。
「プロパティ」ダイアログ(図3)で、次の操作を実行します。
IPアドレス: ループバック・アダプタのルーティング不能IPを入力します。次のルーティング不能アドレスをお薦めします。
192.168.x.x (xは1から255の任意の値)
10.10.10.10
サブネット マスク: 255.255.255.0を入力します。
その他のフィールドはすべて空白のままにします。
「OK」をクリックします。
図3 ループバック・アダプタの値を示した「インターネット プロトコル (TCP/IP) のプロパティ」ダイアログ

「ローカル エリア接続 2 のプロパティ」ダイアログで、「OK」をクリックします。
コンピュータを再起動します。
C:¥windows¥system32¥drivers¥etc¥hostsファイルで、localhost行の直後に次の形式の行を追加します。
IP_address hostname.domainname hostname
この例では、それぞれ次を意味します。
IP_addressは、手順14で入力したルーティング不能IPアドレスです。
hostnameは、コンピュータ名です。
domainnameは、ドメイン名です。
次に例を示します。
10.10.10.10 mycomputer.mydomain.com mycomputer
ネットワーク構成をチェックします。
ループバック・アダプタをWindows 2003またはWindows XPにインストールする手順は、次のとおりです。
「スタート」メニューから、「コントロール パネル」を選択します。
「ハードウェアの追加」をダブルクリックしてハードウェアの追加ウィザードを起動します。
「ハードウェアの追加ウィザードの開始」画面で、「次へ」をクリックします。
「ハードウェアは接続されていますか?」画面では、「はい、ハードウェアを接続しています」を選択し、「次へ」をクリックします。
「次のハードウェアは既にコンピュータ上にインストールされています。」画面で、「新しいハードウェア デバイスの追加」を選択し、「次へ」をクリックします。
「ウィザードで、ほかのハードウェアをインストールできます。」画面で、「一覧から選択したハードウェアをインストールする」を選択し、「次へ」をクリックします。
「次の一覧からインストールするハードウェアの種類を選択してください。」画面で、「ネットワーク アダプタ」を選択し、「次へ」をクリックします。
「ネットワーク アダプタの選択」画面で、次の選択を実行します。
製造元: 「Microsoft」を選択します。
ネットワーク アダプタ: 「Microsoft Loopback Adapter」を選択します。
「次へ」をクリックします。
「ハードウェアをインストールする準備ができました。」画面で、「次へ」をクリックします。
「ハードウェアの追加ウィザードの完了」ページで、「完了」をクリックします。
Windows 2003を使用している場合は、コンピュータを再起動します。
デスクトップで「マイ ネットワーク」を右クリックし、「プロパティ」を選択します。これにより、「ネットワーク接続」コントロール パネルが表示されます。
作成した接続を右クリックします。これは通常、「ローカル エリア接続 2」という名前です。「プロパティ」を選択します。
「全般」タブで、「インターネット プロトコル (TCP/IP)」を選択し、「プロパティ」をクリックします。
「プロパティ」ダイアログで、次の操作を実行します。
IPアドレス: ループバック・アダプタのルーティング不能IPを入力します。次のルーティング不能アドレスをお薦めします。
192.168.x.x (xは1から255の任意の値)
10.10.10.10
サブネット マスク: 255.255.255.0を入力します。
その他のフィールドはすべて空白のままにします。
「OK」をクリックします。
「OK」をクリックします。
「ローカル エリア接続 2 のプロパティ」ダイアログで、「OK」をクリックします。
コンピュータを再起動します。
C:¥windows¥system32¥drivers¥etc¥hostsファイルで、localhost行の後に次の形式の行を追加します。
IP_address hostname.domainname hostname
この例では、それぞれ次を意味します。
IP_addressは、手順16で入力したルーティング不能IPアドレスです。
hostnameは、コンピュータ名です。
domainnameは、ドメイン名です。
次に例を示します。
10.10.10.10 mycomputer.mydomain.com mycomputer
ネットワーク構成をチェックします。
「システムのプロパティ」を開き、「コンピュータ名」タブを選択します。「フル コンピュータ名」に、ホスト名とドメイン名が表示されていることを確認します。
「変更」をクリックします。「コンピュータ名」にホスト名が表示され、「フル コンピュータ名」にホスト名とドメイン名が表示されていることを確認します。
「詳細」をクリックします。「このコンピュータのプライマリ DNS サフィックス」に、ドメイン名が表示されます。
ループバック・アダプタをWindows NTから削除する手順は、次のとおりです。
「スタート」メニューから、「設定」→「コントロール パネル」を選択します。
「ネットワーク」をダブルクリックします。
「アダプタ」タブを選択します。
「MS ループバック アダプタ」を選択し、「削除」をクリックします。
コンピュータを再起動します。
ループバック・アダプタをWindows 2000、Windows 2003またはWindows XPから削除する手順は、次のとおりです。
「システム」コントロール パネルを表示します。
Windows 2000: 「スタート」メニューから、「設定」→「コントロール パネル」を選択し、「システム」をダブルクリックします。
Windows 2003: 「スタート」メニューから、「設定」→「コントロール パネル」→「システム」を選択します。
Windows XP: 「スタート」メニューから、「コントロール パネル」を選択し、「システム」をダブルクリックします。
「ハードウェア」タブで、「テバイス マネージャ」をクリックします。
「デバイス マネージャ」ウィンドウで、「ネットワーク アダプタ」を展開します。「Microsoft Loopback Adapter」が表示されます。
「Microsoft Loopback Adapter」を右クリックし、「削除」を選択します。
Oracle SESの簡易インストール手順については、次のURLでインストール・ヒントのチュートリアルを参照してください。
http://st-curriculum.oracle.com/tutorial/SESAdminTutorial/index.htm
Oracle Secure Enterprise Searchソフトウェアをインストールする手順は、次のとおりです。
「インストール前の作業」で説明した最低要件をすべて満たしていることを確認します。
Administratorsグループのメンバーとして、Oracleコンポーネントをインストールするコンピュータにログインします。このユーザーは、同じネットワーク内の複数のドメインに属することはできません。
プライマリ・ドメイン・コントローラ(PDC)またはバックアップ・ドメイン・コントローラ(BDC)にインストールする場合は、Domain Administratorsグループのメンバーとしてログオンします。
DVDを挿入するか、インストール・ファイルをダウンロードまたはコピーしたディレクトリにナビゲートします。Oracle Secure Enterprise Searchのインストールには、サポートされているすべてのWindowsプラットフォームで同じインストール・メディアを使用します。
インストーラを起動します。
ハード・ディスクからインストールする場合は、ダウンロードまたはコピーしたインストール・ファイル用に作成したディレクトリにあるsetup.exeをダブルクリックします。
DVDからインストールする場合は、次を入力します。
prompt> cd prompt> CDROM:¥setup.exe
Oracle Universal Installerが起動します。Oracle Universal Installerで指定する必要のある値は、管理パスワードのみです。残りの値はデフォルトに設定されますが、オーバーライドできます。インストール・パラメータは、次のとおりです。
検索サーバー名: 検索サーバー名。
管理パスワード: 後で管理ツールへのログオンに使用するパスワード。
HTTPポート: Oracle SES中間層がリスニングするポート。たとえば、Oracle SESをホストmyhost.oracle.comにインストールした場合にポート7890を指定すると、検索ページのURLはhttp://myhost.oracle.com:7890/search/query/searchとなります。
インストール先パス: Oracle SESソフトウェアがインストールされている場所。
データ記憶域の場所: Oracle SESのデータが格納される場所。
次のスクリーンショットは、Oracle Universal Installer画面を示しています。

「インストール」をクリックします。インストーラが前提条件のチェックを実行し、インストールを続けます。
すべての構成ツールが完了した後、「終了」をクリックし、「はい」をクリックしてOracle Universal Installerを終了します。
次のURLは、インストールが成功したことを示します。
検索: http://host:port/search/query/search
管理ツール: http://host:port/search/admin/index.jsp(インストール時に指定したパスワードを使用してログオン)
各インストールを個別のOracleホーム・ディレクトリにインストールするかぎり、このリリース(または以前のリリース)のOracle SESを同じシステムに2回以上インストールできます。「検索サーバー名」、「HTTPポート」および「インストール先パス」の各パラメータには、異なる値を使用します。
あるリリースのOracle SESから、異なるリリースのOracleホーム・ディレクトリに製品をインストールすることはできません。 たとえば、リリース10.1.8.2のソフトウェアを既存の10.1.6 Oracleホーム・ディレクトリにインストールすることはできません。このリリースを、以前のOracleリリースのソフトウェアを含むOracleホーム・ディレクトリにインストールしようとすると、インストールが失敗します。
Windowsの場合、Oracle SESはマシンの物理メモリーが2GBを超える場合に正常にメモリー割当(SGA + PGA)ができません。Oracle SESで割り当てることができる最大メモリーは800MBです。サーバーの物理メモリーが2GBを超えている場合、手動でSGAおよびPGAのメモリー・サイズを増やすことができます。
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注意: この作業はオプションです。SGAおよびPGAが増加してキャッシュのヒット率が改善されるため、この作業はOracle Database管理者が実施する必要があります。 |
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関連項目: Oracleメモリー・アーキテクチャの詳細は、『Oracle Database概要』を参照してください。 |
次の手順で、
%ORACLE_HOME%は、Oracle SESがインストールされているディレクトリです。
<SES Password>は、インストール時に指定されたOracle SES管理者のパスワードです。
<SES NAME>は、インストール時に指定されたOracle SESインスタンス名です。
元の初期化パラメータ・ファイル(init.ora.*)をテキスト・エディタで開きます。このファイルは%ORACLE_HOME%¥admin¥<SES NAME>¥pfileディレクトリにあります。忘れずにバックアップをとってください。
sga_targetとpga_aggregate_targetを検索して、それぞれのサイズを増やします。たとえば、sga_target=800MとしてSGAを800MBに増やします。
物理メモリーの30%をsga_target、10%をpga_aggregate_targetに指定します。1.5Gがsga_targetの制限で、それを超える値を指定しても1.5Gとなります。変更したファイルを保存します。
Oracle SESを起動します。
コマンド・プロンプトにsqlplusと入力してSQL*Plusを起動します。
SQL*Plusのログイン・プロンプトに次を入力します。
sys/<SES Password> as sysdba
次の文を含んだ新規のサーバー・パラメータ・ファイル(SPFILE)を作成します。
SQL> CREATE SPFILE='%ORACLE_HOME%¥dbs¥SPFILE_NEW.ORA' FROM PFILE='%ORACLE_HOME%¥admin¥<SES NAME>¥pfile¥init.ora.*';
SPFILEの新規ファイル名を指定し、変更したinit.ora.*ファイルを初期化パラメータ・ファイル(pfile)に指定します。
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関連項目: CREATE SPFILE文の詳細は、『Oracle Database SQLリファレンス』を参照してください。 |
exitを入力してSQL*Plusを終了します。
Oracle SESをシャットダウンします。
元のSPFILEである%ORACLE_HOME%¥dbs¥SPFILE.ORAのバックアップを作成します。次に、新規に作成した%ORACLE_HOME%¥dbs¥SPFILE_NEW.ORAの名前をSPFILE.ORAに変更します。
Oracle SESを起動します。
変更内容が適用されていることを確認するために、eqsys/<SES Password>ユーザーでSQL*Plusを起動します。さらに、次を入力します。
SQL> show parameter sga_target SQL> show parameter pga_aggregate_target
Oracle SESが起動できない場合、SPFILE.ORAをリストアしてOracle SESを再度起動します。
サイレント・インストールではグラフィカルな出力はなく、ユーザーの入力もありません。サイレント・インストールを実行するには、Oracle Universal Installerでレスポンス・ファイルを指定し、コマンドラインで-silentフラグを指定します。複数のコンピュータに類似したインストールが必要な場合、サイレント・インストールを使用します。さらに、コマンドラインを使用してリモート位置からOracle SESのインストールを実行する場合、サイレント・インストールを使用できます。
初めてOracle SESをインストールする場合、開始する前にレジストリ・キーを作成する必要があります。
HKEY_LOCAL_MACHINE ¥ SOFTWARE ¥ ORACLE ¥ inst_loc = Inventory_Location
Inventory_Locationは、インストーラ・ファイルの場所です。次に例を示します。
Drive_Letter:¥program files¥oracle¥Inventory
サイレント・インストールを実行する前に、インストールに固有の情報をレスポンス・ファイルに指定する必要があります。正しく構成されていないレスポンス・ファイルを使用してインストールしようとした場合、インストーラでエラーが発生します。レスポンス・ファイルは、テキスト・エディタで作成または編集できるテキスト・ファイルです。
レスポンス・ファイル(server.rsp)は、Oracle SES DVDのDisk 1にある¥responseディレクトリに格納されています。サイレント・インストールの要件に従って、レスポンス・ファイルを編集する必要があります。
レスポンス・ファイルを使用するには、まずファイルをDVDからシステムにコピーします。次に例を示します。
¥responseディレクトリに移動します。
server.rspファイルをシステムのハード・ドライブにコピーします。
prompt:¥> copy server.rsp Drive_Letter:¥1018¥Disk1¥response¥server.rsp
任意のテキスト・エディタを使用してレスポンス・ファイルを編集し、システムに固有の情報を含めます。レスポンス・ファイル内の変数に対して値を指定する必要があります。レスポンス・ファイルにリストされた各変数は、変数タイプを識別するコメントに関連付けられています。次に例を示します。
string = "Sample Value"
Boolean = True or False
Number = 1000
StringList = {"StringValue 1", "String Value 2"}
<Value Required>として指定された値は、サイレント・インストールについて指定する必要があります。Oracle SESのインストールを開始する前に、レスポンス・ファイル内の変数値からコメントを削除します。
レスポンス・ファイルを指定する前に、レスポンス・ファイル内のすべての値が正しいことを確認します。Oracle Universal Installerでインストール時にレスポンス・ファイルを使用するには、Oracle Universal Installerの起動時にレスポンス・ファイルの場所をパラメータとして指定します。サイレント・インストールを実行するには、-silentパラメータを使用します。
Drive_Letter:¥> setup.exe -silent -responseFile <absolute_path_and_filename>
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警告: インストール時に、レスポンス・ファイルが%ORACLE_HOME%の下のサブディレクトリにコピーされる場合があります。インストールが正常に完了すると、これらのコピーは削除されます。ただし、インストールに失敗すると、これらのコピーは削除されない場合があります。レスポンス・ファイルにパスワードまたはその他の機密情報を指定した場合、ファイル・システムに残っているレスポンス・ファイルのコピーをすべて削除することをお薦めします。 |
サイレント・インストールの成否は、installaction<timestamp>.logファイルに記録されます。さらに、サイレント・インストールではsilentinstall<timestamp>.logファイルが作成されます。 ログ・ファイルは、<Inventory_Location>¥logsディレクトリに作成されます。 通常、ログ・ファイルはC:¥Program Files¥Oracle¥Inventory¥logsにあります。
インストールが成功した場合、silentinstall<timestamp>.logファイルに次の行が含まれます。
The installation of Oracle Secure Enterprise Search <Installation Type> was successful.
installaction<timestamp>.logファイルには、各インストール・タイプに固有の情報が含まれます。
Oracle SESを削除するには、「コントロール パネル」→「プログラムの追加と削除」に移動してOracle Secure Enterprise Searchを削除します。
また、次のコマンドを実行します。 次のように選択します。
Start - Programs - Oracle - <ses_instance_name> - Uninstall SES
インストール中に、oradataディレクトリ(データ・ファイル、制御ファイルおよびログ・ファイルを含む)が、Oracle SESのOracleホームのディレクトリから1レベル上に作成されます。 削除中に、Oracleホームは削除されますが、oradataディレクトリ(Oracleホームの外にまだ存在する場合)は、削除されません。 これらのファイルを使用する場合は、Oracle SESを削除する前にデータ・ファイルのバックアップを作成してください。
リリース10.1.8.2への直接アップグレードはサポートされていません。
Oracle SESリリース10.1.8.2にアップグレードするには、最初にリリース10.1.8.1にアップグレードしてからリリース10.1.8.2のパッチ・セットをインストールする必要があります。
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関連項目: 『Oracle Secure Enterprise Search Patch Set Readme』 |
検索エンジンの起動および停止には、searchctlツールを使用します。 リブート後にOracle SESを再起動するには、Oracle SESがインストールされている%ORACLE_HOME%/binディレクトリにナビゲートしてsearchctl restartallを実行します。
Oracle Secure Enterprise Searchをよく理解するために、次のタスクを完了することをお薦めします。
Oracle Secure Enterprise Searchチュートリアルに従います。
http://st-curriculum.oracle.com/tutorial/SESAdminTutorial/index.htm
インストール時に設定したユーザー名とパスワードを使用して、Oracle SES管理ツールにログインします。管理ツールを使用して、次の操作を実行できます。
検索するソースの定義
ソースのクロールの構成とスケジューリング
クロールと検索のステータスとパフォーマンスのモニター
管理ツールのすべてのページの右上隅に「ヘルプ」リンクがあり、クリックすると状況依存ヘルプが表示されます。
システムの可用性を保証するためにロード・バランサや他のモニタリング・ツールが使用される本番環境では、Oracle SESもURL http://<host>:<port>/monitor/check.jspを介して容易にモニターできます。このURLからは、「Oracle Secure Enterprise Search instance is up.(Oracle Secure Enterprise Searchインスタンスは利用可能です。)」というメッセージが戻されます。
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注意: システム・モニタリング・ツールでは、この文字列のバイト比較が必要になることがあるため、このメッセージは他の言語に翻訳されません。 |
Oracle Secure Enterprise Searchが使用できなければ、URLからは接続エラーまたはHTTPエラー・コード503が戻されます。
リリース・ノート、インストール関連ドキュメント、ホワイト・ペーパーまたはその他の関連ドキュメントは、OTN-J(Oracle Technology Network Japan)から、無償でダウンロードできます。OTN-Jを使用するには、オンラインでの登録が必要です。登録は、次のWebサイトから無償で行えます。
http://otn.oracle.co.jp/membership/
すでにOTN-Jのユーザー名およびパスワードを取得している場合は、次のURLでOTN-J Webサイトのドキュメントのセクションに直接接続できます。
http://otn.oracle.co.jp/document/
次の各項に、各サービスに接続するためのURLを記載します。
オラクル製品サポートの購入方法、およびオラクル社カスタマ・サポート・センターへの連絡方法の詳細は、次のURLを参照してください。
http://www.oracle.co.jp/support/
製品のマニュアルは、次のURLにあります。
http://otn.oracle.co.jp/document/
研修に関する情報とスケジュールは、次のURLで入手できます。
http://www.oracle.co.jp/education/
オラクル製品やサービスに関するその他の情報については、次のURLから参照してください。
http://www.oracle.co.jp http://otn.oracle.co.jp
|
注意: ドキュメント内に記載されているURLや参照ドキュメントには、Oracle Corporationが提供する英語の情報も含まれています。日本語版の情報については、前述のURLを参照してください。 |
| リソース | お問合せ先情報またはWebサイト |
|---|---|
| OracleMetaLink |
https://metalink.oracle.com |
| アメリカ国内における追加製品、完全ライセンス、バージョン更新およびドキュメントの購入 | http://oraclestore.oracle.com |
| 開発者向け技術資料へのアクセス | http://otn.oracle.co.jp/ |
| テクニカル・サポート情報へのアクセス | http://www.oracle.co.jp/support/ |
| アメリカ国外における最寄りのOracleサポート・センターの検索 | http://www.oracle.co.jp/support/ |
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オラクル社は、障害のあるお客様にもオラクル社の製品、サービスおよびサポート・ドキュメントを簡単にご利用いただけることを目標としています。オラクル社のドキュメントには、ユーザーが障害支援技術を使用して情報を利用できる機能が組み込まれています。HTML形式のドキュメントで用意されており、障害のあるお客様が簡単にアクセスできるようにマークアップされています。標準規格は改善されつつあります。オラクル社はドキュメントをすべてのお客様がご利用できるように、市場をリードする他の技術ベンダーと積極的に連携して技術的な問題に対応しています。オラクル社のアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイトhttp://www.oracle.com/accessibility/を参照してください。
ドキュメント内のサンプル・コードのアクセシビリティについて
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Oracleサポート・サービスへのTTYアクセス
アメリカ国内では、Oracleサポート・サービスへ24時間年中無休でテキスト電話(TTY)アクセスが提供されています。 TTYサポートについては、(800)446-2398にお電話ください。
Oracle Secure Enterprise Search インストレーション・ガイド, 10g リリース1(10.1.8.2)for Microsoft Windows (32-Bit)
部品番号: E05870-01
原本名: Oracle Secure Enterprise Search Installation Guide, 10g Release 1 (10.1.8.2) for Microsoft Windows (32-Bit)
原本部品番号: E10464-01
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