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Oracle Rdb for OpenVMS Oracle RMUリファレンス・マニュアル
リリース7.2
E06177-01
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1.61 RMU Set Shared_Memoryコマンド


形式



説明

RMU Set Shared_Memoryコマンドを使用すると、データベースを開かずにデータベース共有メモリー構成を変更できます。

コマンドのパラメータ

root-file-spec

共有メモリー構成を変更するデータベース・ルート・ファイルを指定します。

コマンドの修飾子

Log

Nolog

コマンドの処理をSYS$OUTPUTに報告するかどうかを指定します。ログ出力をリクエストするにはLog修飾子、ログ出力を停止するにはNolog修飾子を指定します。どちらも指定しない場合は、DCL確認スイッチの現在の設定がデフォルトになります。

Rad_Hint=n

Norad_Hint

指定したOpenVMS Alpha Resource Affinity Domain(RAD)からメモリーを割り当てるリクエストを指定します。この修飾子では、メモリーを物理的に割り当てる場所についてOracle RdbおよびOpenVMSにヒントを指定します。リクエストしたメモリーが使用できない場合、システム内の他のRADから割り当てることが可能です。RADがサポートされないシステムではRad_Hint値として0が有効です。

Rad_Hint修飾子が有効なのは、共有メモリー・タイプをResidentに設定する場合のみです。共有メモリー・タイプをSystemまたはProcessに設定すると、前に定義したRADヒントは無効になります。

RADヒントを無効にするにはNorad_Hint修飾子を使用します。

注意

OpenVMSでのRADのサポートは、AlphaServer GSシリーズ・システムのみで対応しています。RADの使用方法の詳細は、『OpenVMS Alpha Partitioning and Galaxy Guide』を参照してください。

Type=option

Type修飾子を使用する場合は、次のいずれかのオプションを指定する必要があります。


使用上の注意


例1

次の例は、メモリー・タイプをResidentに設定し、RAD 4に配置するようにリクエストします。


$ RMU/SET SHARED_MEMORY/TYPE=RESIDENT/RAD_HINT=4

例2

この例は、システム領域バッファを使用することを指定します。


$ RMU/SET SHARED_MEMORY/TYPE=SYSTEM

例3

次の例は、プロセス・アドレス空間の共有メモリーを使用することを指定します。


$ RMU/SET SHARED_MEMORY/TYPE=PROCESS/LOG