RMU Monitor Reopen_Logコマンドでは、モニターを停止せずに現在のOracle Rdbモニター・ログ・ファイルを閉じて圧縮し、別のログ・ファイルを開きます。新しいログには、RMU Monitor Startコマンドで開いたモニター・ログ・ファイルと同じ名前が付けられますが、バージョン番号は新しくなります。RMU Monitor Reopen_Logコマンドを発行する前に、RMU Show Usersコマンドを使用して、モニター・ログ・ファイルの現在の名前と場所を確認します。モニター・ログ・ファイルが大きくなりすぎた場合、RMU Monitor Reopen_Logコマンドを使用します。たとえば、ディスクの領域が少なくなった場合やデータベースのパフォーマンスが低下した場合に、別のログ・ファイルを開きます。Oracle Rdbモニター・ログ・ファイルを含むディスクが一杯になった場合、ディスクに領域を確保する必要があります。このディスクに十分な領域ができたら、RMU Monitor Reopen_Logコマンドを使用します。古いモニター・ログ・ファイルのバックアップ(DCL COPYコマンドまたはOpenVMSのBackupユーティリティを使用)を検討します。
モニター・ログを含むディスクが一杯になった場合、Oracle Rdbでログ・ファイルへの書込みを停止しますが、Oracle Rdbシステムは停止しません。この場合、クラスタ・システム・オペレータにメッセージが送られます。
- RMU Monitor Reopen_Logコマンドを使用するには、OpenVMSのSETPRV権限を持っているか、OpenVMSのWORLD、CMKRNL、DETACH、PSWAPM、ALTPRI、SYSGBL、SYSNAM、SYSPRVおよびBYPASS権限を持っている必要があります。
例1次の例では、Oracle Rdbモニターを停止せずに既存のモニター・ログ・ファイルを閉じて圧縮し、新しいファイルを作成します。
$ RMU/MONITOR REOPEN_LOG
RMU Monitorコマンドの例は、『Oracle Rdb Guide to Database Maintenance』を参照してください。