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Oracle Secure Backupリファレンス
リリース10.1
B28441-02
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installhere

用途

installhereツールは、ローカル・ホストのみにおいて(ネットワークを介さず)Oracle Secure Backupのインストールを最後まで実行する場合に使用します。Oracle Secure Backupソフトウェアがこのホストにロードされているが、まだインストールされていない場合、インストールは未完了です。このユーティリティはrootとして実行する必要があります。

前提条件

LinuxまたはUNIXシステムでは、このユーティリティはrootとして実行する必要があります。

構文

install/installhere installtype [ -a admin-server ] [ -f ]

意味

installtype

インストール時にホストに割り当てるロールを指定します。有効な値は、clientmediaserverおよびadminです。

-a admin-server

このホストが属しているドメインの管理サーバーを指定します。

-f

各ディレクトリ・デフォルトを指定する/etc/obconfigファイルの更新を強制します。次のobconfigファイルのサンプルは、通常のデフォルト値を示します。

ob dir:                      /usr/local/oracle/backup
local db dir:                /usr/etc/ob
temp dir:                    /usr/tmp
admin dir:                   /usr/local/oracle/backup/admin

ホストの再構成中にOracle Secure Backupの各ディレクトリ・デフォルトが変更された場合に更新を強制する方法として、-fオプションが役に立ちます。

例5-1では、installhereを使用して、このクライアント・ホストへのOracle Secure Backupのインストールを完全に実行します。このコマンドでは、brhost2をドメインの管理サーバーに指定しています。

例5-1 クライアントのインストールの完全実行

# install/installhere client -a brhost2