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Oracle Secure Backupリファレンス
リリース10.1
B28441-02
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job-type

説明

job-typeプレースホルダは、バックアップ・ジョブまたはリストア・ジョブのタイプを表します。

構文

job-type::=
dataset | backup | restore | orabackup | orarestore

説明

dataset

データセット・ジョブは、指定したデータセットのバックアップです。Oracle Secure Backupでは、データセット・ジョブにIDを割り当てます。このIDは、ログイン・ユーザーのユーザー名、スラッシュおよび一意の数値IDで構成されます。たとえば、admin/15などです。

backup

すべてのデータセット・ジョブに対して、Oracle Secure Backupは、データセット・ジョブに含まれるホストごとに下位のジョブを1つずつ作成します。Oracle Secure Backupは、バックアップ・ジョブごとにIDを割り当てます。IDは接頭辞の親(データセット)ジョブID、それに続くドット(.)および一意の枝番で構成されます。たとえば、admin/15.1などです。

restore

Oracle Secure Backupでは、リストア操作を始めるときに読み取る必要のあるバックアップ・イメージごとに、リストア・ジョブを作成します。Oracle Secure Backupでは、各ジョブにIDを割り当てます。このIDは、ログイン・ユーザー名、スラッシュ、一意の数値IDからなります。たとえば、admin/16などです。

orabackup

RMAN BACKUPコマンドを使用してデータベース・ファイルをバックアップすると、Oracle Secure BackupによってOracleバックアップ・ジョブが作成されます。このジョブは、親ジョブに属しています。親ジョブのIDは、Oracle Secure Backupユーザー名、スラッシュ、数値IDで構成されます。Oracle Secure Backupユーザー名は、オペレーティング・システム・ユーザーが使用することを事前に認可されたものです(mkuserコマンドの--preauthオプションを参照してください)。親ジョブのIDの例はsbt/15などです。

Oracleバックアップ・ジョブのジョブIDは、親ジョブのジョブID、ドット、下位の各ジョブを識別する一意の数値IDから構成されます。たとえば、sbt/15.1などです。

orarestore

RMAN RESTOREコマンドを使用してバックアップ・イメージからデータベース・ファイルをリストアすると、Oracle Secure BackupによってOracleリストア・ジョブが作成されます。このジョブは、親ジョブに属しています。親ジョブのIDは、Oracle Secure Backupユーザー名、スラッシュ、数値IDで構成されます。Oracle Secure Backupユーザー名は、オペレーティング・システム・ユーザーが使用することを事前に認可されたものです(mkuserコマンドの--preauthオプションを参照してください)。親ジョブのIDの例はsbt/16などです。

Oracleリストア・ジョブのジョブIDは、親ジョブのジョブID、ドット、下位の各ジョブを識別する一意の数値IDから構成されます。たとえば、sbt/16.1などです。