ディスクレス・データ・ストアの構成
TimesTenでは、ディスク・ファイルを作成しないデータ・ストアを作成および使用できます。この処理は「ディスクレス処理」と呼ばれ、書込み可能なファイル・システムがないマシンで使用できます。ディスクレス処理を有効にするには、次の手順を実行する必要があります。
- 次のデータ・ストア接続属性を使用します。
- 「Logging」を「diskless mode (2)」または「use no logging (0)」に設定します。
- 「DataStore」を任意のパス(無効なパスまたは存在しないパスでも可)に設定します。TimesTenは、DataStoreの値を一意の識別子として使用します。
- 「DurableCommits」を「off (0)」に設定します。
- 「Locklevel」を「data store-level locking (1)」に設定します。
- 「Temporary」を「temporary data store mode (1)」に設定します。
注意: ディスクレス処理は、UNIX Systemsでのみサポートされています。
TimesTenでは、ディスクレス・ノードと他のノード間のレプリケーションがサポートされています。ディスクレス処理でレプリケーションを有効にする方法の詳細は、『Oracle TimesTen Replication - TimesTen to TimesTen開発者および管理者ガイド』を参照してください。