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Oracle TimesTen In-Memory Databaseオペレーション・ガイド
リリース6.0
B25767-02
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UNIXでのデーモンの起動および停止

TimesTenデーモンを起動および停止するには、rootまたはインスタンス管理者である必要があります。

rootでのインストールの場合、TimesTenをインストールする際、およびオペレーティング・システムを起動するたびにTimesTenメイン・デーモンが自動的に起動されます。デーモンは、バックグラウンドで常時稼働しています。

root以外でのインストールの場合、setuprootスクリプトを実行していないかぎり、インスタンス管理者が手動でデーモンを起動および停止する必要があります。

TimesTenメイン・デーモンを手動で起動および停止するには、-startまたは-stopオプションを指定してttDaemonAdminユーティリティを使用するか、または使用しているプラットフォーム用のTimesTenメイン・デーモン起動スクリプトを使用します。

次の表に、TimesTenメイン・デーモン起動スクリプトの場所をプラットフォームごとに示します。これらのスクリプトは、rootでインストールした場合、またはroot以外のインストールでsetuprootスクリプトを実行した場合にのみ存在します。

Solaris
# /etc/init.d/tt_TTinstance start 
HP-UX
# /sbin/init.d/tt_TTinstance start 
Linux
# /etc/rc.d/init.d/tt_TTinstance start 
AIX
# startsrc -s tt_TTinstance 
Tru64
# /sbin/init.d/tt_TTinstance start 

メイン・デーモン起動スクリプトを使用してデーモンを停止するには、次のように入力します。

Solaris
# /etc/init.d/tt_TTinstance stop 
HP-UX
# /sbin/init.d/tt_TTinstance stop 
Linux
# /etc/rc.d/init.d/tt_TTinstance stop 
AIX
# stopsrc -s tt_TTinstance 
Tru64
# /sbin/init.d/tt_TTinstance stop 

また、rootでインストールされたAIX Systemsでは、次のコマンドを入力して、いつでもデーモンのステータスを判断できます。

# lssrc -s TTinstance