Oracle TimesTen In-Memory Database APIおよびSQLリファレンス・ガイド

LogFlushMethod

TimesTenによってログ・ファイルへのログ・データの書込みおよび同期化に使用される方法を制御します。システムの全体的なスループットは、特に、アプリケーションが大部分のトランザクションを永続的にコミットすることを選択した場合、この属性の値によって大きく影響されます。

一般的に、トランザクションの大部分が永続的にコミットする場合は値2を使用し、それ以外の場合は値1を使用します。

ただし、最良の結果を得るには、アプリケーションとプラットフォームの標準的なワークロードを使用して、両方の値を試してみます。アプリケーションのパフォーマンスはこの属性によって影響を受ける場合がありますが、トランザクションの永続性は影響を受けません。この属性の値を変更しても、トランザクションの永続性には影響を与えません。

アクセス制御

アクセス制御が有効な場合、この属性にはADMIN権限が必要です。

設定

LogFlushMethodは次のように設定します。


CまたはJavaプログラム、あるいはUNIX ODBC.INIファイル	LogFlushMethod	0: 前回使用した値を使用してログ・ファイルにデータを書き込みます。 1: バッファされた書込みを使用してログ・ファイルにデータを書き込み、必要に応じて明示的な同期化処理を使用してディスクへのログ・データを、永続的コミットなどと同期化します（デフォルト）。 2: 明示的な同期化処理が必要にならないように、同期書込みを使用してログ・ファイルにデータを書き込みます。
Windows ODBCデータソース・アドミニストレータ	LogFlushMethod	0: 前回使用した値を使用してログ・ファイルにデータを書き込みます。 1: バッファされた書込みを使用してログ・ファイルにデータを書き込み、必要に応じて明示的な同期化処理を使用してディスクへのログ・データを、永続的コミットなどと同期化します（デフォルト）。 2: 明示的な同期化処理が必要にならないように、同期書込みを使用してログ・ファイルにデータを書き込みます。