アプリケーションで、現在の接続のロック・タイムアウト間隔を変更できるようにします。変更はただちに有効になり、現在のトランザクションでのすべての後続文および接続しているすべての後続トランザクションにも適用されます。
ロック待機時間は、ロックの競合が発生した際に待機する秒数です。ロック待機時間は厳密ではなく、タイムアウトを検出するエージェントのスケジュールにより長くなる場合がありますが、通常は2秒以内です。タイムアウトが0(ゼロ)秒の場合は待機時間が長くなることはなく、タイムアウトはすぐに報告されます。
ttLockWaitが呼び出されたときに自動コミットがオフである場合、アプリケーションはttLockWaitが実行されたトランザクションをコミットする必要があります。
アクセス制御がTimesTenのインスタンスに対して有効である場合、このプロシージャにはADMIN権限が必要です。
ttLockWaitには、次の必須のパラメータがあります。
ttLockWaitは結果を返しません。
TimesTenトランザクションは、ロックがただちに利用できない場合、事前に設定された時間だけ待機し、ロックを取得しようとします。その後、ロック・リクエストはタイムアウトになり、アプリケーションにTimesTenエラー6003を返します。デフォルトでは、TimesTenはロック・タイムアウトに10秒の値を使用します。
ロック・タイムアウト間隔の値が0の場合は注意してください。値0が指定された場合、トランザクションは利用できないロックを待機しません。ロックが利用できない場合、TimesTenエラー6003が返されます。