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Oracle TimesTen In-Memory Database APIおよびSQLリファレンス・ガイド
リリース6.0
B25770-01
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ttWarnOnLowMemory

説明

現在の接続で実行された処理で割り当てられたメモリーが少ない場合に警告が返されるように、アプリケーションで指定できます。値を設定した場合、メモリーが割り当てられ、総メモリーが接続のしきい値を超えて使用されている処理に対して、警告が返されます。しきい値は、データ・ストア属性PermWarnThresholdおよびTempWarnThresholdで指定されます。詳細は、TimesTenデータ・ストア属性に関する章を参照してください。

アクセス制御

アクセス制御がTimesTenのインスタンスに対して有効である場合、このプロシージャにはADMIN権限が必要です。

構文
ttWarnOnLowMemory(permanent, temporary) 
パラメータ

ttWarnOnLowMemoryには、次のパラメータがあります。

パラメータ
データ型
説明
permanent
INTEGER
NOT NULL
永続データ・パーティションに対する警告を有効にする場合は1、無効にする場合は0です。
temporary
INTEGER
NOT NULL
一時データ・パーティションに対する警告を有効にする場合は1、無効にする場合は0です。

結果セット

ttWarnOnLowMemoryは結果を返しません。

CALL ttWarnOnLowMemory(1, 0); 
 

永続データ・パーティションに対してのみ、メモリーが少ない場合の警告を有効にします。

注意

デフォルトでは、いずれのパーティションの場合も、メモリーが少ない場合の警告は発行されません。これらの警告を受け取る必要のあるアプリケーションでは、このプロシージャをコールする必要があります。ルーチンは接続固有であるため、警告を受け取る必要のある接続ごとにこのルーチンを発行する必要があることに注意してください。また、現在の設定は、後続の接続では適用されません。