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Oracle TimesTen In-Memory Database APIおよびSQLリファレンス・ガイド
リリース6.0
B25770-01
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DATE型およびTIME型の使用

この項では、DATE、TIME、TIMESTAMPの各データ型の例を示します。

例9.1

DATEデータ型のDCOL列とTIMEデータ型のTCOL列の両方を含む、SAMPLEという名前の表を作成する構文は、次のとおりです。

CREATE TABLE SAMPLE (TCOL TIME, DCOL DATE); 
例9.2

SAMPLE表にDATEとTIMEの値を挿入する構文は、次のとおりです。

INSERT INTO SAMPLE VALUES 
(TIME '12:00:00', DATE '1998-10-28'); 
例9.3

SAMPLE表の、1998年10月29日の正午から午後4時までの行をすべて選択する構文は、次のとおりです。

SELECT * FROM SAMPLE WHERE DCOL = DATE '1998-10-29' AND  
TCOL BETWEEN TIME '12:00:00' AND TIME '16:00:00'; 
例9.4

TIMESTAMPデータ型のTSCOL列を含む、SAMPLEという名前の表を作成して、1998年10月29日の正午から午後4時までの行をすべて選択するには、次の文を使用します。

CREATE TABLE SAMPLE2 (TSCOL TIMESTAMP); 
INSERT INTO SAMPLE2 VALUES (TIMESTAMP '1998-10-28 12:00:00'); 
SELECT * FROM SAMPLE2  
WHERE TSCOL 
BETWEEN TIMESTAMP '1998-10-29 12:00:00' 
AND '1998-10-29 16:00:00'; 
注意: TIME、DATE、TIMESTAMPデータ型については、リテラルと文字列の両方の書式を使用できます。たとえばTIMEの値は、TimeString('12:00:00')およびTimeLiteral(Time'16:00:00')の両方の書式で指定できます。TimesTenでは、最初の値をCHARとして読み取り、後で必要に応じてTIMEに変換します。2番目の値はTIMEとして読み取ります。前述の例では、リテラル書式を使用しています。マイクロ秒に満たない端数は、「Data truncated」エラーになります。