TO_CHAR
TimesTenのTO_CHAR関数は、DATE、TIMESTAMP、数値の入力値をVARCHARに変換します。
SQL構文
TO_CHAR ( Expression1[, Expression2 [, Expression3]])
パラメータ
TO_CHARには、次のパラメータがあります。
パラメータ
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説明
|
Expression1 | DATE、TIMESTAMP、NUMERICの式です。 |
Expression2 | 書式文字列です。省略された場合、TimesTenではデフォルトの日付書式(YYYY-MM-DD)が使用されます。 |
Expression3 | 現在は無視されているNLSパラメータを指定するための、CHARまたはVARCHAR式です。 |
説明
TO_CHARは、次の書式要素をサポートします。
書式
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説明
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DD | 日付(1から31) |
MM | 月(1から12) |
MON | 月(3文字の接頭辞) |
MONTH | 月(空白が埋め込まれた9文字の正式名) |
YYYY | 年(4桁) |
Y,YYY | 年(カンマ付き) |
YYY | 年(末尾3桁) |
YY | 年(末尾2桁) |
Y | 年(末尾1桁) |
Q | 四半期 |
HH | 時刻(1から12) |
HH12 | 時刻(1から12) |
HH24 | 時刻(0から23) |
MI | 分(0から59) |
SS | 秒(0から59) |
FF | 6桁の精度の秒の小数部 |
FFn | nで指定される精度の秒の小数部 |
AM | 正午標識 |
A.M. | 正午標識 |
PM | 正午標識 |
P.M. | 正午標識 |
- / , . ; : | 出力される記号 |
"text" | 出力されるテキスト |
9 | 数字 |
0 | 先行/後続0(ゼロ) |
. | 小数点 |
, | カンマ |
EEEE | 科学表記法 |
S | 符号モード |
B | 空白モード |
FM | 非空白モード |
$ | 先行ドル記号 |
- 指定した書式に数値が適合しない場合、値は切り捨てられます。
- 書式文字列は、50文字以内で指定します。
- Dの結果は、常に小数点になります。NLSパラメータを使用して、その値を変更することはできません。
- 1e-126未満または1e126より大きい絶対値を含む浮動小数点を、TO_CHAR関数への入力として指定した場合、エラーが発生します。
- TO_CHARでは、NCHARデータ型はサポートされません。
例11.30
例11.31
例11.32
例11.33
例11.34