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Oracle TimesTen In-Memory Database APIおよびSQLリファレンス・ガイド
リリース6.0
B25770-02
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GroupRestrict

GroupRestrict属性により、データ・ストアへのアクセスを特定のユーザー・グループに制限できます。この属性を指定すると、すべてのファイルおよび共有メモリーのデータ・ストアへのアクセスが制限されます。一度設定を行うと、データ・ストアを破棄しないかぎり制限を解除できません。

データ・ストアに制限を加える場合、TimesTenデーモンはrootまたは管理権限のあるユーザーが起動する必要があります。わずかな例外を除いて、グループ・ユーザーのみが、グループ制限を加えられたデータ・ストアに対してTimesTenユーティリティを実行できます。

クライアント/サーバーのデータ・ストアでは、GroupRestrictを設定した場合、TimesTenではAuthenticateが1に設定されます。

アクセス制御

アクセス制御がTimesTenインスタンスに対して有効である場合、この属性の値を変更するには、ADMIN権限または独自のデータ・ストアを持っている必要があります。インスタンス管理者は、この属性で指定されたグループのメンバーである必要があります。Windowsでは、インスタンス管理者は、管理者グループのメンバーである必要があります。

設定

GroupRestrictは次のように設定します。

CまたはJavaプログラム
、あるいはUNIX ODBC.INIファイル
GroupRestrict
このデータ・ストアへの接続が許可されるユーザーのグループ名を指定します。
Windows ODBCデータソース・アドミニストレータ
「OS Group Restrict」フィールド
このデータ・ストアへの接続が許可されるユーザーのグループ名を指定します。