最後に実行された8つのチェックポイントに関する情報を返します(チェックポイント、エージェントの種類は問いません)。
ttCkptHistoryにパラメータはありません。
ttCkptHistoryは次の結果セットを返します。
列 | データ型 | 説明 |
startTime | TIMESTAMP | チェックポイントが開始された時間。 |
endTime | TIMESTAMP | チェックポイントが完了した時間。 |
type | CHAR (16) | 実行されたチェックポイントのタイプ。値は、次のいずれかです。 Static: データ・ストアの作成時および最後の切断時に自動的に実行されます。 Blocking: トランザクション一貫性チェックポイント。 Fuzzy: 非ブロッキング・チェックポイント。可能な場合、バックグラウンド・チェックポイント処理はこのタイプのチェックポイントを実行します。 None: チェックポイント・ファイルのない一時データ・ストアの場合。 |
status | CHAR (16) | チェックポイント処理の結果のステータス。値は、次のいずれかです。 In Progress: チェックポイントは現在処理中です。最新の結果行のみがこのステータスになります。 Completed: チェックポイントは正常に完了しました。 Failed: チェックポイントは失敗しました。最新の結果行のみがこのステータスになります。この場合、error列に、失敗の理由が示されます。 |
initiator | CHAR(16) | チェックポイント・リクエストのソース。 値は、次のいずれかです。 User: ユーザーレベルのアプリケーション。このようなアプリケーションには、ttIsqlのようなTimesTenユーティリティがあります。 Checkpointer: バックグラウンド・チェックポイント処理。 Subdaemon: データ・ストアの管理用サブデーモン。共有データ・ストアでは、最後の切断チェックポイントはサブデーモンによって実行されます。 |
error | INTEGER | Failedチェックポイントの場合、この列には、失敗の理由が示されます。値は、TimesTenエラー番号のいずれかです。 |
ckptFileNum | INTEGER | チェックポイントで使用されるデータ・ストア・ファイル番号。このファイル番号は、チェックポイント・ファイル拡張子datastore.ds0またはdatastore.ds1の番号に対応しています。 |
ckptLFN | INTEGER | チェックポイント・ログ・レコードのログ・ファイル番号。 |
ckptLFO | INTEGER | チェックポイント・ログ・レコードのログ・ファイル・オフセット。 |
blksTotal | BIGINT | 現在データ・ストアに割り当てられている永続ブロック数。これらのブロックは、チェックポイントの実行対象となります。 |
bytesTotal | BIGINT | blksTotalによって占有されるバイト数。 |
blksInUse | BIGINT | blksTotal中の現在使用中のブロック数。 |
bytesInUse | BIGINT | blksInUseによって占有されるバイト数。 |
blksDirty | BIGINT | このチェックポイントによって書き込まれた使用済ブロック数。 |
bytesDirty | BIGINT | blksDirtyによって占有されるバイト数。 |
bytesWritten | BIGINT | このチェックポイントによって書き込まれた総バイト数。 |
Percent_Complete | INTEGER | 処理中のチェックポイントがある場合に、完了したチェックポイントの割合を示します。処理中のチェックポイントがない場合の値はNULLです。戻り値は、直前に書き込まれたブロックのブロックIDとデータ・ストアのPermSizeを比較して計算されます。この値は、必ずしもチェックポイントの完了に必要な残り時間を正確に表すものではありませんが、ディスク書込みに必要な残り時間の目安にはなります。このフィールドには、使用済ブロックの書込みの進捗状況のみが表示され、チェックポイントの最後に追加のブックキーピングは含まれません。 |
CALL ttCkptHistory; < 2005-03-15 16:15:36.000000, 1753-01-01 00:00:00.000000, Fuzzy, In Progress, Checkpointer, 0, 0, -1, -1, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0 > < 2005-03-15 16:14:36.000000, 2005-03-15 16:14:37.000000, Fuzzy, Completed, Checkpointer, 0, 1, 0, 357768, 22, 2097152, 21, 980720, 11, 748960, 822496 > < 2005-03-15 16:13:36.000000, 2005-03-15 16:13:38.000000, Blocking, Completed, User, 0, 0, 0, 357712, 22, 2097152, 21, 980720, 10, 683800, 1506296 > < 2005-03-15 16:13:00.000000, 2005-03-15 16:13:01.000000, Static, Completed, Subdaemon, 0, 1, 0, 357616, 22, 2097152, 21, 980720, 10, 683800, 683800 > < 2005-03-15 16:12:56.000000, 2005-03-15 16:12:57.000000, Fuzzy, Completed, User, 0, 0, 0, 357520, 22, 2097152, 21, 980720, 2, 92736, 134368 > < 2005-03-15 16:12:36.000000, 2005-03-15 16:12:38.000000, Fuzzy, Completed, Checkpointer, 0, 1, 0, 357424, 22, 2097152, 21, 980720, 10, 683800, 789728 > < 2005-03-15 16:11:36.000000, 2005-03-15 16:11:39.000000, Static, Completed, User, 0, 0, 0, 357368, 22, 2097152, 21, 980720, 22, 2097152, 980864 > < 2005-03-15 16:11:31.000000, 2005-03-15 16:11:36.000000, Static, Completed, User, 0, 1, 0, 357312, 22, 2097152, 21, 980720, 22, 2097152, 980864 >
CALL ttCkptHistory; < 2005-03-15 17:03:43.000000, 2005-03-15 17:03:43.000000, Fuzzy, Failed, Checkpointer, 847, 1, -1, -1, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0 > < 2005-03-15 17:02:43.000000, 2005-03-15 17:02:44.000000, Static, Completed, Subdaemon, 0, 0, 0, 362704, 22, 2097152, 21, 980720, 10, 683800, 683800 >
結果は、開始時間が新しいものから順に表示されます。
失敗した行は、次のチェックポイントによって上書きされます。