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Oracle TimesTen In-Memory Database APIおよびSQLリファレンス・ガイド
リリース6.0
B25770-02
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ALTER ACTIVE STANDBY PAIR

アクティブ・スタンバイ・ペアは、次の方法で変更できます。

アクセス制御

TimesTenインスタンスでアクセス制御が有効な場合、この文にはADMIN権限が必要です。

SQL構文
ALTER ACTIVE STANDBY PAIR
        [ADD SUBSCRIBER FullStoreName]
        [DROP SUBSCRIBER FullStoreName]
        [ALTER STORE FullStoreName SET StoreAttribute]

    { INCLUDE | EXCLUDE }{TABLE | SEQUENCE | CACHE GROUP }                  [Owner.]{TableName | SequenceName | CacheGroupName} [,...]

パラメータ

ALTER ACTIVE STANDBYには、次のパラメータがあります。

ADD SUBSCRIBER FullStoreName
追加のサブスクライバ・データ・ストアを指定します。FullStoreNameは、DSNの記述のData Store Path and Name属性で指定されるデータ・ストア・ファイル名です。
DROP SUBSCRIBER FullStoreName
指定したサブスクライバ・データ・ストアに更新が送信されないように指定します。この処理は、レプリケーション・スキームの持つサブスクライバが1つのみの場合に失敗します。FullStoreNameは、DSNの記述のData Store Path and Name属性で指定されるデータ・ストア・ファイル名です。
ALTER STORE FullStoreName SET StoreAttribute
データ・ストアの属性への変更を指定します。PORTおよびTIMEOUT属性のみをサブスクライバに設定できます。FullStoreNameは、DSNの記述のData Store Path and Name属性で指定されるデータ・ストア・ファイル名です。
FullStoreName
次のいずれかとして指定されるデータ・ストアです。
· SELF
· データ・ストア・ファイル名の接頭辞
たとえば、データ・ストアのパスがdirectory/subdirectory/data.ds0の場合、データは使用対象のデータ・ストア名です。
この名前は、DSNの記述のData Store Path and Name属性で指定されるデータ・ストア・ファイル名で、書式にはオプションでホストIDを指定できます。

DataStoreName [ON Host]

HostにはIPアドレスまたは1つ以上のIPアドレスに割り当てられたリテラルのホスト名を指定できます。ホスト名に特殊文字が含まれている場合、"MyHost-500"のように二重引用符で囲む必要があります。(『Oracle TimesTen Replication - TimesTen to TimesTen開発者および管理者ガイド』のホストIPアドレスの構成に関する項を参照してください。)
{ INCLUDE | EXCLUDE }{TABLE | SEQUENCE | CACHE GROUP }
[Owner.]{TableName | SequenceName | CacheGroupName} [,...]
指定された表、順序またはキャッシュ・グループをレプリケーションに含めるか、またはレプリケーションから除外します。
INCLUDEを指定すると、表、順序またはキャッシュ・グループがレプリケーションに追加されます。各オブジェクト型(表、順序またはキャッシュ・グループ)に対して1つのINCLUDE句を使用します。
EXCLUDEを指定すると、表、順序またはキャッシュ・グループがレプリケーションから除外されます。各オブジェクト型(表、順序またはキャッシュ・グループ)に対して1つのEXCLUDE句を使用します。
[Owner.]{TableName | SequenceName | CacheGroupName} [,...]は、データ・ストアに追加するか、またはデータ・ストアから削除する表、順序またはキャッシュ・グループの名前のリストです。オプションで所有者も指定できます。

説明
例13.1

サブスクライバをレプリケーション・スキームに追加します。

ALTER ACTIVE STANDBY PAIR 
    ADD SUBSCRIBER rep4; 
例13.2

2つのサブスクライバをレプリケーション・スキームから削除します。

ALTER ACTIVE STANDBY PAIR 
    DROP SUBCRIBER rep3 
    DROP SUBSCRIBER rep4; 
例13.3

rep3およびrep4データ・ストアのストア属性を変更します。

ALTER ACTIVE STANDBY PAIR 
    ALTER STORE rep3 SET PORT 23000 TIMEOUT 180 
    ALTER STORE rep4 SET PORT 23500 TIMEOUT 180; 
例13.4

1つの表、1つの順序および2つのキャッシュ・グループをレプリケーション・スキームに追加します。

ALTER ACTIVE STANDBY PAIR 
    INCLUDE TABLE my.newtab 
    INCLUDE SEQUENCE my.newseq 
    INCLUDE CACHE GROUP my.newcg1, my.newcg2; 
関連項目

CREATE ACTIVE STANDBY PAIR
DROP ACTIVE STANDBY PAIR