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Oracle TimesTen In-Memory Database APIおよびSQLリファレンス・ガイド
リリース6.0
B25770-02
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JoinedTable

SQL構文

JoinedTableには、CROSS JOIN、INNER、LEFTまたはRIGHT OUTER JOINから導出された表を指定します。

JoinedTableの構文は、次のとおりです。

{CrossJoin | QualifiedJoin}

CrossJoinは、次のようになります。

TableSpec1 CROSS JOIN TableSpec2

QualifiedJoinは、次のようになります。

TableSpec1 [JoinType] JOIN TableSpec2 ON SearchCondition

QualifiedJoinパラメータのJoinTypeの構文は、次のとおりです。

{INNER | LEFT [OUTER] | |RIGHT [OUTER]}

パラメータ

SELECT文のTableSpec句のJoinedTableには、次のパラメータがあります。

CrossJoin
2つの表にCROSS JOINを実行します。戻り値は、入力表のデカルト積となる結果表です。結果は、次の構文を持つ問合せと同じになります。

SELECT Selectlist FROM Table1, Table2

QualifiedJoin
JoinがJoinType型の結合結果になることを指定します。
TableSpec1

JOIN句の最初の表を指定します。

TableSpec2

JOIN句の2番目の表を指定します。

JoinType JOIN
実行する結合の種類を指定します。サポートされている種類は、次のとおりです。
INNER
LEFT [OUTER]
RIGH [OUTER]

INNER JOINは、SearchConditionを満たす2つの表の行を結合した結果表を返します。

LEFT OUTER JOINは、SearchConditionに一致する結合行と、SearchConditionがTRUEに評価されなかった最初の表の行および2番目の表のすべての行を返します。

RIGHT OUTER JOINは、SearchConditionに一致する結合行と、SearchConditionがTRUEに評価されなかった2番目の表の行および最初の表のすべての行を返します。

ON SearchCondition
JOINパラメータで使用する検索基準を指定します。このSearchConditionが参照できるのは、現在条件を満たしているJOIN内で参照されている表のみです。

説明