Oracle TimesTen Cache Connect to Oracle開発者および管理者ガイド

キャッシュ・グループの削除

キャッシュ・グループおよび関連するすべての表をTimesTenから削除するには、DROP CACHE GROUP SQL文を使用します。構文は、DROP TABLEおよびDROP INDEX文の構文と類似しています。

注意: アクセス制御を有効にしてTimesTenをインストールした場合、DROP CACHE GROUP文を使用するには、データ・ストアに対するDDL権限が必要です。詳細は、『Oracle TimesTen In-Memory Databaseインストレーション・ガイド』のアクセス制御とroot以外のインストールに関する章を参照してください。

Oracleオブジェクトを手動でインストールした場合（「Oracleオブジェクトの手動インストール」を参照）にREADONLYキャッシュ・グループ、またはAUTOREFRESHをINCREMENTALモードで使用するUSERMANAGEDキャッシュ・グループを削除するには、Oracleオブジェクトを手動で削除してからキャッシュ・グループを削除する必要があります。詳細は、「Oracleオブジェクトの削除」を参照してください。

キャッシュ・エージェントで自動リフレッシュ処理が実行されている場合に自動リフレッシュ・キャッシュ・グループを変更または削除すると、ロック・タイムアウトを受信することがあります。ロック・タイムアウトを増加して、DROP CACHE GROUP文を再発行することができます。DROP CACHE GROUP文は、自動リフレッシュの終了後に実行されます。

WesternCustomersキャッシュ・グループを削除するには、次のように入力します。

DROP CACHE GROUP WesternCustomers

WesternCustomersキャッシュ・グループ内のすべての表がTimesTenからすぐに削除され、キャッシュ・グループの定義がTimesTenシステム表から削除されます。

注意: AUTOREFRESHまたはAWT設定は、トランザクションがコミットされるまで有効です。キャッシュ・グループがAWTの場合は、そのキャッシュ・グループを削除する前に、すべての保留中の更新がOracleに適用されていることを確認します。ttRepSubscriberWaitプロシージャを使用してください。