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Oracle TimesTen Cache Connect to Oracle開発者および管理者ガイド
リリース6.0
B25773-02
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キャッシュ・グループのレプリケート

あるTimesTenデータ・ストアのキャッシュ・グループを別のTimesTenデータ・ストアのキャッシュ・グループにレプリケートできます。いくつかの例外を除いて、各データ・ストアのレプリケーション・キャッシュ・グループの定義は同じである必要があります(『Oracle TimesTen Replication - TimesTen to TimesTen開発者および管理者ガイド』のキャッシュ・グループのレプリケートに関する項を参照)。

Cache Connect to Oracleキャッシュ・グループをレプリケートするには、キャッシュ・グループ内のすべての表が、レプリケーション・スキームでTABLE要素として指定されている必要があります。キャッシュ・グループ内の表の1つまたはサブセットをレプリケートしようとすると、エラー「Table table_name of cache view cachegroup_name is not subscribed」がデーモン・ログに記録されます。このデーモン・ログは、ttDaemonLogユーティリティを使用して表示できます。

TimesTenキャッシュ・グループを別のTimesTenデータ・ストアにレプリケートする場合、データ・ストアに接続中のアプリケーションによるキャッシュ・グループへの更新のみがOracleに伝播されます。別のデータ・ストア上のキャッシュ・グループからレプリケートされるキャッシュ・グループへの更新は、Oracleに伝播されません。

同じタイプのキャッシュ・グループのみレプリケートできます。たとえば、SYNCHRONOUS WRITETHROUGHキャッシュ・グループは他のSYNCHRONOUS WRITETHROUGHキャッシュ・グループと、READONLYキャッシュ・グループは他のREADONLYキャッシュ・グループと双方向にレプリケートできます。ただし、たとえば、SYNCHRONOUS WRITETHROUGHキャッシュ・グループをREADONLYまたはUSERMANAGEDキャッシュ・グループとレプリケートすることはできません。

キャッシュ・グループをレプリケートする場合は、次の制限に注意してください。

レプリケートされたキャッシュ・グループに同じDURATION値を設定することによって、このような競合が発生する可能性を軽減できます(完全に排除できるわけではありません)。

詳細は、『Oracle TimesTen Replication - TimesTen to TimesTen開発者および管理者ガイド』のCache Connectキャッシュ・グループおよびレプリケーションに関する項およびキャッシュ・グループのレプリケートに関する項を参照してください。