Oracle TimesTen In-Memory Database C開発者およびリファレンス・ガイド

浮動小数点データの使用

BINARY_DOUBLEおよびBINARY_FLOATデータ型は、IEEEの浮動小数点の値Inf、-InfおよびNaNを格納および取得します。アプリケーションで、キャラクタ・データへの変換が必要なprintf、scanf、sgtrtod などのC言語の機能を使用する場合、浮動小数点の値はINF、-INFおよびNANとして返されます。キャラクタ文字列は浮動少数点の値に戻すことはできません。そうしないと、浮動少数点データはBINARY_DOUBLEおよびBINARY_FLOATデータとして格納されたままになります。

浮動小数点のデータ型の詳細は、『Oracle TimesTen In-Memory Database SQLリファレンス・ガイド』のデータ型に関する項を参照してください。