XLAを使用すると、表およびマテリアライズド・ビューの両方への変更を追跡できます。マテリアライズド・ビューによって、複数のディテール表内の選択した行および列への変更を追跡できる単一のソースが提供されます。マテリアライズド・ビューがない場合は、XLAアプリケーションで、すべてのディテール表の更新レコード(アプリケーションにとって重要ではない行および列への更新が反映されているレコードを含む)に対して監視およびフィルタ処理を行う必要があります。
一般に、表またはマテリアライズド・ビューへの変更を追跡するために使用するXLAメカニズムの間に処理上の違いはありません。
マテリアライズド・ビューの詳細は、『Oracle TimesTen In-Memory Database SQLリファレンス・ガイド』のCREATE MATERIALIZED VIEWに関する項および『Oracle TimesTen In-Memory Databaseオペレーション・ガイド』のマテリアライズド・ビューの理解に関する項を参照してください。