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Oracle TimesTen In-Memory Database C開発者およびリファレンス・ガイド
リリース7.0
E05164-03
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適切な分離レベルの選択

行レベル・ロックを使用している場合、アプリケーションでODBC関数SQLSetConnectOptionを使用して、トランザクションを分離レベルSERIALIZABLEで実行するか、READ_COMMITTEDで実行するかを選択できます。デフォルトの分離レベルはREAD_COMMITTEDです。Isolation接続属性を使用すると、これらの分離レベルのいずれかを新しい接続に指定できます。

SERIALIZABLEトランザクション分離レベルで実行すると、トランザクションの処理中、TimesTenですべてのロックが保持されるため、次の処理が実行されます。

READ_COMMITTEDトランザクション分離レベルで実行すると、トランザクションの処理中、TimesTenで更新のロックのみが保持されるため、次の処理が実行されます。

タイムアウトおよびデッドロックのエラー(エラー番号6001、6002および6003)をチェックすると、システムに競合が過度に存在しているかどうかを確認できます。この情報は、SYS.MONITOR表のLOCK_TIMEOUTSおよびDEADLOCKS列でも確認できます。