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Oracle TimesTen Replication - TimesTen to TimesTen開発者および管理者ガイド
リリース7.0
E05169-02
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アクティブ・マスター・データ・ストアとスタンバイ・マスター・データ・ストアの役割の入替え

アクティブ・マスター・データ・ストアの役割をスタンバイ・マスター・データ・ストアに変更する場合、およびその逆の変更を実行する場合は、次の手順を実行します。

  1. 現行のアクティブ・マスター・データ・ストアで更新を生成しているすべてのアプリケーションを一時停止します。
  2. 現行のスタンバイ・データ・ストアのDSNおよびホストを入力パラメータとして使用して、アクティブ・マスター・データ・ストアでttRepSubscriberWaitを実行します。これによって、すべての更新が現行のスタンバイ・マスター・データ・ストアに送信されます。
  3. 現行のアクティブ・マスター・データ・ストアでレプリケーション・エージェントを停止します。詳細は、「レプリケーション・エージェントの起動および停止」を参照してください。
  4. AUTOREFRESHまたはAWTキャッシュ・グループをレプリケートしている場合は、アクティブ・マスター・データ・ストアでキャッシュ・エージェントを停止します。詳細は、『Oracle TimesTen Cache Connect to Oracle開発者および管理者ガイド』のキャッシュ・エージェントの起動および停止に関する説明を参照してください。
  5. 現行のアクティブ・マスター・データ・ストアでttRepDeactivateを実行します。これによって、このストアはIDLE状態になります。AUTOREFRESHキャッシュ・グループをレプリケートしている場合にこの手順を実行すると、このデータ・ストアのAUTOREFRESH STATEがONからPAUSEに自動的に変更されます。
  6. 現行のスタンバイ・マスター・データ・ストアでttRepStateSet('ACTIVE')を実行します。これによって、このストアがアクティブ・スタンバイ・ペアのアクティブ・マスター・データ・ストアとして機能するようになります。AUTOREFRESHキャッシュ・グループをレプリケートしている場合にこの手順を実行すると、データ・ストアのAUTOREFRESH STATEがPAUSEDからONに自動的に変更されます。
  7. 必要に応じて、レプリケーション・エージェント・ポリシーを構成し、元のアクティブ・マスター・データ・ストアでレプリケーション・エージェントを起動します。ttRepStateGetプロシージャを使用して、データ・ストアの状態がIDLEからSTANDBYに変更されたタイミングを確認します。これによって、このデータ・ストアがアクティブ・スタンバイ・ペアのスタンバイ・マスター・データ・ストアとして機能するようになります。
  8. AUTOREFRESHまたはAWTキャッシュ・グループをレプリケートしている場合は、元のアクティブ・マスター・データ・ストアでキャッシュ・エージェントを起動します。詳細は、『Oracle TimesTen Cache Connect to Oracle開発者および管理者ガイド』のキャッシュ・エージェントの起動および停止に関する説明を参照してください。
  9. 手順1で一時停止したアプリケーションを再開します。