ON DELETE CASCADEで構成された外部キーを持つ表をレプリケートする場合は、サブスクライバ上の対応する外部キーもON DELETE CASCADEで構成されている必要があります。また、その表に対して外部キーで関連付けられている他のすべての表もレプリケートする必要があります。この要件によって、マスター・データ・ストアでカスケード削除を実行した場合にサブスクライバ表で競合が発生しなくなります。
TimesTenでは、カスケード削除が1つの操作としてレプリケートされ、親表で行が削除された場合に子表で発生する個々の行削除はサブスクライバにレプリケートされません。そのため、親表で削除された外部キーの値を含む行がサブスクライバ・データ・ストアの子表に存在する場合は、その行も削除されます。その行がマスター・データ・ストアの子表に存在していなかった場合でもこの処理は実行されます。