データベースのキャラクタ・セットにより、データを格納する際のキャラクタ・セットが決定されます。
注意: | データ・セットの作成時にのみ、データベースのキャラクタ・セットを指定する必要があります。データ・ストアを作成した後は、これを変更することはできません。データ・ストアの作成時にこの属性の値を指定しない場合、TimesTenはエラー・メッセージ12701を返します。 |
通常、データ要件に基づいて、データベースのキャラクタ・セットを選択する必要があります。たとえば、データをUnicodeで使用するか、UNIX(EUC)またはWindows(SJIS)上で日本語として使用するかを選択します。
ご使用の端末の設定またはデータソースと一致する接続キャラクタ・セット(ConnectionCharacterSetを参照)を選択する必要があります。
データベースのキャラクタ・セットと接続キャラクタ・セットが異なる場合、TimesTenは、接続キャラクタ・セットに従って内部的にデータを変換します。接続およびデータベースのキャラクタ・セットが同じ場合、TimesTenはデータ・セットを変換および解釈する必要はありません。接続およびデータベースのキャラクタ・セットが一致していると、変換の必要がないため、最高のパフォーマンスを得られます。
この属性を使用するには、サポートされているキャラクタ・セットを指定してください。この属性の値として使用できるキャラクタ・セット名のリストは、『Oracle TimesTen In-Memory Databaseオペレーション・ガイド』のサポートされるキャラクタ・セットに関する説明を参照してください。Oracle TimesTen In-Memory Databaseは、Oracle XEと同じキャラクタ・セットのリストをサポートしています。このリストには、TimesTenのレガシー・キャラクタ・セット用のTIMESTEN8が追加されています。
データ・ストアのキャラクタ・セットを選択する場合、いくつかの考慮事項があります。これらの考慮事項については、『Oracle TimesTen In-Memory Databaseオペレーション・ガイド』のデータベースのキャラクタ・セットの選択に関する説明を参照してください。
DatabaseCharacterSet名は次のように設定します。
CまたはJavaプログラム、あるいはUNIX ODBC.INIファイル | DatabaseCharacterSet | 優先キャラクタ・セットを指定します。 |
Windows ODBCデータソース・アドミニストレータ |
データベースのキャラクタ・セットのリスト |
ODBCデータソース・アドミニストレータで指定されたリストから、優先キャラクタ・セットを選択します。 |