TimesTenのメイン・デーモン、サーバー、Webサーバーを起動および停止します。
アクセス制御がTimesTenのインスタンスに対して有効である場合、このユーティリティではインスタンス管理者権限が必要です。接続文字列またはDSNに認証情報が指定されていない場合、続行する前にユーザーIDおよびパスワードの入力が求められます。
ttDaemonAdmin [-h | -help | -?]
ttDaemonAdmin [-V | -version]
ttDaemonAdmin [-force] {-start | -stop | -restart}
ttDaemonAdmin -startserver
ttDaemonAdmin [-force] -stopserver
ttDaemonAdmin [-startwebserver | -stopwebserver]
ttDaemonAdminには次のオプションがあります。
TimesTen ServerとWebサーバーのオプションに対する変更は一時的なものです。TimesTen ServerとWebサーバーの設定を永続的または無効にするには、ttendaemon.options
ファイルを変更する必要があります。
-force
オプションを使用すると、データ・ストアがリカバリ処理を必要とする状態になる場合があるため、注意が必要です。
このユーティリティを使用してサーバーを再起動する場合、TimesTenデーモンはttendaemon.options
ファイルを読み取って、前回の読取り後に変更があったかどうかを確認します。ファイルが変更されていた場合、TimesTenは次のオプションの値を確認します。
-server
-serverShmIpc
-serverShmSize
-noserverlog
すべてのデーモン・オプションの説明およびttendaemon.options
ファイルの変更方法については、『Oracle TimesTen In-Memory Databaseオペレーション・ガイド』のOracle TimesTen Data Managerデーモンでの処理に関する章のTimesTenデーモン・オプションの管理の項を参照してください。