この属性は、クライアントの接続属性としても使用できます。
この属性は、接続の文字エンコードを指定します。データベースのキャラクタ・セットとは異なる場合があります。データ・ストアに対して1つ以上の接続を持ち、それらの接続のうちの1つ以上に、データ・ストアに指定されているキャラクタ・セットとは異なるキャラクタ・セットが必要な場合に役立つことがあります。
接続キャラクタ・セットにより、データが表示または参照される際のキャラクタ・セットが決定されます。
通常、ご使用の端末の設定またはデータソースと一致する接続キャラクタ・セットを選択する必要があります。データ要件に基づいて、データベースのキャラクタ・セットを選択することが必要です。たとえば、データをUnicodeで使用するか、UNIX(EUC)またはWindows(SJIS)上で日本語として使用するかを選択します。
データベースのキャラクタ・セットと接続キャラクタ・セットが異なる場合、TimesTenは、接続キャラクタ・セットに従って内部的にデータを変換します。接続およびデータベースのキャラクタ・セットが同じ場合、TimesTenはデータ・セットを変換したり解釈する必要はありません。接続およびデータベースのキャラクタ・セットが一致していると、変換の必要がないため、最高のパフォーマンスを得られます。
パラメータおよびSQL問合せのテキストを接続に送信するには、接続キャラクタ・セットであることが必要です。接続中に返される結果やエラー・メッセージは、接続キャラクタ・セットとして返されます。
TIMESTEN8キャラクタ・セット用のキャラクタ・セットの変換はサポートされていません。TIMESTEN8のConnectionCharacterSetの値は、TIMESTEN8ではないDatabaseCharacterSetに割り当てられるとエラーになります。
この属性は、DatabaseCharacterSet用に使用される値と同じ値を使用します。キャラクタ・セットのリストには、この属性の値として使用可能なキャラクタ・セット名が表示されています。『Oracle TimesTen In-Memory Databaseオペレーション・ガイド』のサポートされているキャラクタ・セットに関する説明を参照してください。
ConnectionCharacterSetは次のように設定します。