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Oracle TimesTen In-Memory Database APIリファレンス・ガイド
リリース7.0
E05170-03
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ttOptClearStats

説明

指定した表の統計を消去(削除)し、TimesTen問合せオプティマイザが、表に関連する後続の問合せに対して、推測値またはデフォルト値を使用するようにします。このプロシージャは、統計が古い場合、およびアプリケーションで組込みのデフォルト値を使用する場合に役立ちます。このプロシージャによって、指定した表に関連するシステム表TBL_STATSおよびCOL_STATSから、すべての行が削除されます。詳細は、『Oracle TimesTen In-Memory Database SQLリファレンス・ガイド』のSYS.TBL_STATSおよびSYS.COL_STATSに関する説明を参照してください。

アクセス制御

アクセス制御がTimesTenのインスタンスに対して有効である場合、このプロシージャにはDDL権限が必要です。

構文

ttOptClearStats ('tblName', invalidate)

パラメータ

ttOptClearStatsには、次のパラメータがあります。

パラメータ
データ型
説明
tblName
TT_Char (61)
アプリケーション表の名前。表の所有者を含めることができます。tblNameが空の文字列の場合、データ・ストア内の現在のユーザーが所有するすべての表で統計が消去されます。
invalidate
TT_INTEGER
0(いいえ)または1(はい)。invalidateが1の場合、他のユーザーが準備したコマンドを含む、影響を受ける表を参照するすべてのコマンドは、再実行時に自動的に再準備されます。invalidateが0の場合、統計は変更されたとはみなされず、既存のコマンドは再準備されません。

結果セット

ttOptClearStatsは結果を返しません。

CALL ttOptClearStats ( 'SALLY.ACCTS', 1 );

SALLY.ACCTS表の統計を消去し、ACCTS表に影響するすべてのコマンドを再準備します。

CALL ttOptClearStats();

現在のユーザーのすべての表の統計を消去し、これらの表に影響するすべてのコマンドを再準備します。

CALL ttOptClearStats('', 0);

現在のユーザーのすべての表の統計を消去しますが、これらの表に影響するコマンドは再準備しません。

関連項目

ttOptEstimateStats
ttOptSetColIntvlStats
ttOptSetFlag
ttOptSetOrder
ttOptSetTblStats
ttOptUpdateStats
ttOptUseIndex