コマンドの使用時にTimesTenの状態に関する情報が収集されます。この情報は、問題を診断する場合に役立つことがあります。Oracleサポート・サービスでは、現場でのカスタマの問題を診断するために、繰り返し追加情報の提供をお願いする必要がある場合が多くあります。
Oracleサポート・サービスでは、このユーティリティで収集された情報の提供をお願いする場合があります。この情報は、サポート電子メールで送信できます。
このユーティリティではエラーの解釈は行われません。状態に関する情報のみが収集されて、ttCaptureユーティリティを起動したディレクトリにあるttcapture.out.
nファイルに出力が送信されます。通常、サポート事例に関係する一般的な情報が収集されます。
注意: | ディレクトリおよびファイルの名前に空白が含まれている場合は、必ず二重引用符で囲む必要があります。 |
ttCapture [-h | -help | -?]
ttCapture [-V | -version]
ttCapture [-noinstinfo] [-nosysinfo] [-stdout | -dest dir]
[-logdir dir] [dspath | DSN]
ttCaptureには次のオプションがあります。
test_dbデータ・ストアのデータを収集し、データ・ストアのチェックポイント・ファイルをディレクトリD:\my_data\recover\test_dbに書き込むには、次のコマンドを使用します。
ttCapture -dest "D:\my_data\recover\test_db" test_db
このユーティリティは、TimesTen Data Managerがインストールされている場合にのみサポートされます。