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Oracle TimesTen In-Memory Database APIリファレンス・ガイド
リリース7.0
E05170-03
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ttmodinstall

説明

TimesTenのインスタンスのポート番号を変更するか、またはアクセス制御を有効にします。インストール時にTimesTenに割り当てたポートが、他のプロセスによって使用されていることを検出した場合に役立ちます。

アクセス制御

アクセス制御がTimesTenのインスタンスに対して有効である場合、このユーティリティにはインスタンス管理者の権限が必要となります。

構文

ttmodinstall [-h | -help | -?]

ttmodinstall [-V | -version]

ttmodinstall -port portNumber

ttmodinstall -enableAccessControl

ttmodinstall -changeOracleSettings

オプション

ttmodinstallには、次のオプションがあります。

オプション
説明

-changeOracleSettings

ORACLE_HOMEの値を指定するよう、ユーザーに要求します。これにより、指定されたOracleのインストール場所をインストール後にTimesTenで変更できます。インストール後にORACLE_HOMEの設定を変更するにはこの方法を使う必要があります。

-h

-help

-?

ヘルプ情報を表示します。

-enableAccessControl

TimesTenインスタンスのアクセス制御が有効になっていない場合、有効にします。

-port portNumber

TimesTenの現在のインスタンスで使用しているデーモン・ポートをportNumberに変更します。

-V | -version

TimesTenのバージョン情報を表示します。

TimesTenインスタンスのポート番号を12345に変更するには、次のように実行します。

ttmodinstall -port 12345

注意

このユーティリティを使用するには、TimesTenのすべての処理を完全に停止する必要があります。このユーティリティでは、TimesTenデーモンを停止した後再起動してから、インスタンスに対する変更が行われます。

いったんアクセス制御を有効にしてTimesTenをインストールすると、アクセス制御を無効にすることはできません。