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Oracle TimesTen In-Memory Databaseトラブルシューティング・プロシージャ・ガイド
リリース7.0
E05173-01
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ttRepAdmin使用時の問題

ttRepAdmin -duplicate使用時の問題

ttRepAdmin -duplicateを実行する前に新しいサブスクライバDSNに接続している場合、データ・ストアはすでに作成されています。このような状況では、-duplicateは次のメッセージを返します。

Error : Restore not done : The datastore already exists.

Unable to restore datastore locally

ttStatusを実行し、返されたリストにデータ・ストアがあるかどうかを確認することによって、データ・ストアの有無を確認します。新しいサブスクライバ・データ・ストアがある場合は、それを破棄し、ttRepAdmin -duplicateを再度実行します。

> ttDestroy /tmp/newstore

> ttRepAdmin -dsn newstoreDSN -duplicate -name newstore

-from masterds -host "server1"

レプリケーション・スキームにサブスクライバ・データ・ストア名やホスト名を間違って入力した場合、次のようなメッセージが表示されます。

Unable to swap datastore locally

No receiver NEWSTORE on SERVER2 found to swap with

「unable to copy/create file」などのエラーが表示された場合は、一時ディレクトリの領域不足を示します。一時ファイルが格納されているディレクトリは、次のとおりです。

オペレーティング・システム
/tmpファイルの場所
Solaris
/tmp
Windows
c:\temp
Linux
/tmp
HP-UX
/var/tmp
AIX
/tmp

一時ディレクトリを上書きするには、Windowsの場合は変数TMP、その他のプラットフォームではTMPDIRを定義します。この変数には送信マシンのルート環境(Windowsではsystem)および受信マシンのユーザー環境で有効なディレクトリを定義する必要があります。

TimesTenデーモンによって認識されるTMPまたはTMPDIR変数を変更するには、次のようにします。