Oracle TimesTen In-Memory Databaseトラブルシューティング・プロシージャ・ガイド

CHECK CONFLICTS構成時の問題

CREATE REPLICATION文のELEMENTにCHECK CONFLICTSを設定しようとすると、次のようなエラーを受け取ることがあります。

8004: Column REPL.TABS.TS cannot be used for replication timestamp checking if in an index or added by ALTER TABLE; and must be binary(8) with NULL values allowed.

この場合、次の項目を確認します。

指定した表のタイムスタンプ列がタイプBINARY(8)のNULL値可能な列であること。前述の例では、REPL.TAB表のTS列のデータ型がBINARY(8)である必要があります。

タイムスタンプ列は、ALTER TABLEを使用して後から追加するのではなく、元のCREATE TABLE文で定義されていること。

次のようなエラーが表示される場合があります。

2208: Column TS does not exist in table.

この場合、CHECK CONFLICTS句のタイムスタンプ列に正しい名前が指定され、それが指定した表にあることを確認します。

また、タイムスタンプ列が主キーまたは索引の一部でないことを確認します。