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Oracle TimesTen In-Memory Databaseトラブルシューティング・プロシージャ・ガイド
リリース7.0
E05173-03
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Oracleデータ型を使用しているデータ・ストアのTimesTen 6.0へのダウングレード

データ型がすでにOracleデータ型に変換されている場合は、データ・ストアをTimesTen 6.0からアップグレードした後、まれにTimesTen 7.0データ・ストアをTimesTen 6.0にダウングレードすることが必要になる場合があります。ただし、TimesTen 6.0のttMigrateユーティリティではOracleデータ型が認識されないため、TimesTen 7.0からデータ・ストアをダウングレードすると、問題が発生する可能性があります。ダウングレード・プロセスで問題を回避するには、次の手順に従って、TimesTen 7.0を使用してOracleデータ型をTimesTen型に戻してから、データ・ストアをTimesTen 6.0にダウングレードします。

  1. TimesTen 7.0のttMigrateを使用して、移行ファイルを作成します。
  2. ttMigrate -c datastore datastore.migrate

  3. TimesTen 7.0のttDestroyを使用して、データ・ストアを破棄します。
  4. ttDestroy datastore

  5. TimesTen 7.0のttMigrateを使用して、データ型をTimesTen型に変換します。
  6. ttMigrate -r -noRepUpgrade -convertTypesToTT datastore    datastore.migrate

  7. TimesTen 7.0のttMigrateを使用して、新しい移行ファイルを作成します。
  8. ttMigrate -c datastore datastore.migrate

  9. TimesTen 7.0のttDestroyを使用して、データ・ストアを破棄します。
  10. ttDestroy datastore

  11. 環境がTimesTen 6.0用に正しく設定されている別の端末で、TimesTen 6.0のttMigrateを使用し、データ・ストアをTimesTen 6.0データ・ストアとしてリストアします。
  12. ttMigrate -r datastore datastore.migrate


    注意: TimesTen 6.0のttMigrateでデータ・ストアをリストアする前に、DSN属性をTimesTen 6.0用に適切に変更しておく必要があります。