Oracle TimesTen In-Memory Database SQLリファレンス・ガイド

REFRESH CACHE GROUP

REFRESH CACHE GROUP文は、UNLOADの後にLOADを実行したときと同じ処理を行います。

TimesTenインスタンスでアクセス制御が有効な場合、この文にはWRITE権限が必要です。

REFRESH CACHE GROUP [Owner.]GroupName
[WHERE ConditionalExpression]
COMMIT EVERY TransactionSize ROWS

または

REFRESH CACHE GROUP [Owner.]GroupName
WITH ID (ColumnValueList)

REFRESH CACHE GROUPには、次のパラメータがあります。


[Owner.]GroupName	キャッシュ・グループに割り当てられた名前です。
ConditionalExpression	操作のターゲット行を指定する検索条件です。
TransactionSize	処理をコミットする前にキャッシュ・グループに挿入する行数を表す正の整数です。
ColumnValueList	列の値リストを指定するリテラルまたはバインディング・パラメータのリストです。

REFRESH CACHE GROUP文は、独自のトランザクション内で実行する必要があります。

キャッシュ・グループのリフレッシュは、すでにキャッシュ内に存在するリフレッシュ対象のすべてのインスタンスが最新のOracleレコードによって置き換えられることを除き、キャッシュ・グループのロードと同じ処理を実行します。

AUTOREFRESHまたはREADONLYキャッシュ・グループをリフレッシュする場合、次の条件を満たしている必要があります。

AUTOREFRESH文を一時停止する必要があります。

REFRESH文内では、WHERE句が使用できません。

REFRESH CACHE GROUP文のWHERE句で副問合せを使用する場合、副問合せの中の表名は完全修飾されている必要があります。

COMMIT句を実行したときに、DDL操作が実行されているか、または指定したキャッシュ・グループに属する表に対して書込み操作（INSERT、CREATE VIEW、UPDATE）が実行されている場合は、エラーが返されます。

REFRESH CACHE GROUP Recreation.Cache COMMIT EVERY 30 ROWS;

これは、次と同じです。

UNLOAD CACHE GROUP Recreation.Cache;

LOAD CACHE GROUP Recreation.Cache COMMIT EVERY 30 ROWS;