ヘッダーをスキップ
Oracle TimesTen In-Memory Database SQLリファレンス・ガイド
リリース7.0
E05176-02
  目次へ
目次
索引へ
索引

前へ
前へ
次へ
次へ
 

CAST

データをある型から別の型に変換できます。CASTは定数が使用可能な場合に使用できます。引数の正確なデータ型を指定する場合に役立ちます。'-'のような単項演算子、またはTO_CHARやTO_DATEのような1つのオペランドを持つ関数の場合に特にあてはまります。

値は、互換性のあるデータ型に対してのみCASTできます。ただし、NULLを除きます。NULLは他の任意のデータ型にキャストできます。INSERT SELECTでNULLを必要なデータ型に変換する場合、CASTは必要ありません。

次の変換がサポートされています。

SQL構文

CAST

  ( {Expression | NULL} AS DataType )

パラメータ

CASTには、次のパラメータがあります。

パラメータ
説明
Expression
変換する値を指定します。
AS DataType
結果のデータ型を指定します。

説明

INSERT INTO t1 values(TO_CHAR(CAST(? AS REAL)));

SELECT CONCAT(x1, CAST (? AS CHAR(10))) FROM t1;

SELECT * FROM t1 WHERE CAST (? AS INT)=CAST(? AS INT);