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Oracle TimesTen In-Memory Database SQLリファレンス・ガイド
リリース7.0
E05176-02
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CREATE USER

CREATE USER文は、TimesTenインスタンスのユーザーを作成します。

アクセス制御

TimesTenインスタンスでアクセス制御が有効な場合、この文を実行するにはインスタンス管理者権限が必要です。TimesTenインスタンスでアクセス制御を使用しない場合は、この処理を使用できません。アクセス制御が有効でない場合にこの文をコールすると、エラーが返されます。

SQL構文

CREATE USER User IDENTIFIED {BY 'Password' | EXTERNALLY}

パラメータ

CREATE USER文には、次のパラメータがあります。

User
インスタンスに追加されるユーザーの名前です。
IDENTIFIED
TimesTenインスタンスで一意にユーザーが識別される方法を指定します。
BY Password
内部ユーザーに対してTimesTenのパスワードを指定する必要があります。内部ユーザー名を使用してデータ・ストアを処理するには、ユーザーがこのパスワードを指定する必要があります。
EXTERNALLY
TimesTenインスタンスに対するオペレーティング・システムのユーザー名Userを識別します。データ・ストアを外部ユーザーとして操作するには、アクセス・プロセスによって、オペレーティング・システムまたはネットワークで認証されているユーザー名に一致するTimesTen外部ユーザー名が作成されている必要があります。ユーザーはログイン時にオペレーティング・システムによって認証されているため、TimesTenではパスワードは必要ありません。

説明

例5.69

パスワードが'secret'の内部ユーザーTERRYを作成するには、次の文を使用します。

CREATE USER terry IDENTIFIED BY `secret';

例5.70

TimesTenインスタンスの外部ユーザーPATを作成するには、次の文を使用します。

CREATE USER pat IDENTIFIED EXTERNALLY;

関連項目

ALTER USER
DROP USER
GRANT
REVOKE