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Oracle TimesTen In-Memory Database SQLリファレンス・ガイド
リリース7.0
E05176-03
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ROWIDの指定

TimesTenでは、表に保存される各行にROWIDと呼ばれる一意のIDが割り当てられます。ROWIDのデータ型はBINARY(16)です。

ROWIDは実際の列ではないためデータベース領域は不要です。また、更新したり、索引を作成したり、削除することはできません。

ROWID値は表に行が存在する間は使用されますが、元の行が削除されると、そのIDはシステムによって違う行に割り当てられる場合があります。0(ゼロ)はROWIDに使用できません。

ROWIDはリカバリ、バックアップおよびリストア処理を行っても使用できますが、レプリケーションやttMigrate、ttBulkCpの処理をすると使用できなくなります。

ROWIDの詳細は、「式の指定」を参照してください。