ヘッダーをスキップ
Oracle TimesTen In-Memory Databaseリリース・ノート
リリース7.0.3
E05861-01

Copyright © 2007  Oracle.All rights reserved.

Oracle、JD Edwards、PeopleSoft、Siebelは米国Oracle Corporationおよびその子会社、関連会社の登録商標です。その他の名称は、他社の商標の可能性があります。

Oracle TimesTen In-Memory Database

リリース・ノート

リリース7.0.3

部品番号: E05861-01

原典情報: B31692-04 Release Notes for Oracle TimesTen In-Memory Database 7.0.3.0.0

2007年10月


このドキュメントでは、最新の情報と、正規のマニュアルにはまだ記載されていない情報について説明します。

Oracle TimesTen In-Memory Databaseをインストールするには、インストール・メディアからsetupを実行します。

インストール情報については、『Oracle TimesTen In-Memory Databaseインストレーション・ガイド』(install.pdf)を参照してください。このファイルは、インストール・メディアのルートにあるdocディレクトリに格納されています。

このマニュアルの構成は次のとおりです。

1. プラットフォーム

2. ソフトウェア要件およびインストール

3. ディスク領域の要件

4. 製品内容

5. 事前通知

6. このリリースでの変更点

7. 既知の問題および制限事項

8. Oracleサポート・サービス

9. 著作権情報

1. プラットフォーム

Oracle TimesTen In-Memory Databaseは、次の環境でサポートされています。

Oracle TimesTen In-Memory Database TTClassesライブラリは、各プラットフォームの他のライブラリを構築するために使用されたコンパイラを使用してコンパイルされています。使用されたコンパイラは、install_dir/libで、libttclasses.soに付いているコンパイラの名前を調べることで確認できます。たとえば、libttclasses.so.gcc343 は、gcc 3.4.3コンパイラを使用してコンパイルされています。他のコンパイラを使用するには、TTClassesライブラリを再構築する必要があります。

Windowsでは、デフォルトのTTClassesライブラリはMicrosoft Visual C++ 6を使用して構築されています。これらのライブラリは、install_dir/lib およびinstall_dir/binに格納されています。TTClassesライブラリの構築には、Microsoft Visual C++ 7およびMicrosoft Visual C++8も使用されます。これらのライブラリは、それぞれinstall_dir/lib/vc7 およびinstall_dir/lib/vc8 に格納されています。Microsoft Visual C++ 6で構築されたライブラリではなく、これらのライブラリを使用するには、ttclasses.dllinstall_dir/bin ディレクトリにコピーし、ttclasses.libinstall_dir/lib ディレクトリにコピーします。

2. ソフトウェア要件およびインストール

ソフトウェア要件については、『Oracle TimesTen In-Memory Databaseインストレーション・ガイド』を参照してください。

3. ディスク領域の要件

次の表に、通常のインストールにおけるディスク領域の要件を示します。「移動可能」という要件は、インストール時にユーザーが指定したファイル・システムにコンポーネントがインストールされることを示します。変数install_dirは、現在のリリースのTimesTenがインストールされるディレクトリを示します。TimesTenリリース7.0のデフォルトのインストール・ディレクトリは次のとおりです。

各オペレーティング・システムでは、移動できないシステム・ディレクトリに特定のファイルがインストールされます。表はrootインスタンスを想定し、移動可能なファイルを示しています。

TimesTenのドキュメントをインストールする場合は、表に示す数値に30MBを足してください。

オペレーティング・
システム
インストール・タイプ
ファイル・システム
移動可能
必要な領域

Windows 2000、XPまたは2003
(32-bit)

TimesTen Data Manager

install_dir 

いいえ

10MB

TimesTen Data Manager

install_dir 

はい

125MB

TimesTen Client

install_dir 

いいえ

2MB

TimesTen Client

install_dir 

はい

70MB

TimesTen Client、ServerおよびData Manager

install_dir 

いいえ

15MB

TimesTen Client、ServerおよびData Manager

install_dir 

はい

150MB

Windows 2000、XPまたは2003
(64-bit)

TimesTen Data Manager

install_dir 

いいえ

10MB

TimesTen Data Manager

install_dir 

はい

125MB

TimesTen Client

install_dir 

いいえ

2MB

TimesTen Client

install_dir 

はい

70MB

TimesTen Client、ServerおよびData Manager

install_dir 

いいえ

15MB

TimesTen Client、ServerおよびData Manager

install_dir 

はい

170MB

Solaris 8、9および10(32-bitまたは64-bit)

TimesTen Data Manager

install_dir 

はい

170MB

TimesTen Data Manager

/etc 

いいえ

50KB

TimesTen Client

install_dir 

はい

70MB

TimesTen Client、ServerおよびData Manager

install_dir 

はい

175MB

TimesTen Client、ServerおよびData Manager

/etc 

いいえ

50KB

Solaris 10 x86およびx86-64

TimesTen Data Manager

install_dir 

はい

255MB

TimesTen Data Manager

/etc 

いいえ

50KB

TimesTen Client

install_dir 

はい

70MB

TimesTen Client、ServerおよびData Manager

install_dir 

はい

260MB

TimesTen Client、ServerおよびData Manager

/etc 

いいえ

50KB


x86 CPU用のAsianux 2.0、
MontaVista Linux Carrier Grade Edition 4.0、
Oracle Enterprise Linux 4および5、
Red Hat Enterprise Linux ES、AS、WS 3、WS 4、WS 5、SUSE Linux Enterprise Server 9および10
(32-bit)

TimesTen Data Manager

install_dir 

はい

145MB

TimesTen Data Manager

/etc 

いいえ

50KB

TimesTen Client

install_dir 

はい

65MB

TimesTen Client、ServerおよびData Manager

install_dir 

はい

150MB

TimesTen Client、ServerおよびData Manager

/etc 

いいえ

50KB


x86-64 CPU用のAsianux 2.0、
MontaVista Linux Carrier Grade Edition 4.0、
Oracle Enterprise Linux 4および5、
Red Hat Enterprise Linux ES、AS、WS 3、WS 4、WS 5、
SUSE Linux Enterprise Server 9および10(64-bit)

TimesTen Data Manager

install_dir 

はい

140MB

TimesTen Data Manager

/etc 

いいえ

50KB

TimesTen Client

install_dir 

はい

70MB

TimesTen Client、ServerおよびData Manager

install_dir 

はい

145MB

TimesTen Client、ServerおよびData Manager

/etc 

いいえ

50KB

Intel Itanium2 CPU用のRed Hat Enterprise Linux ES、AS、WS 3、WS 4、WS 5、および
SUSE LINUX Enterprise Server 10(64-bit)

TimesTen Data Manager

install_dir 

はい

235MB

TimesTen Data Manager

/etc 

いいえ

50KB

TimesTen Client

install_dir 

はい

80MB

TimesTen Client、ServerおよびData Manager

install_dir 

はい

245MB

TimesTen Client、ServerおよびData Manager

/etc 

いいえ

50KB

PA-RISC用のHP-UX 11i、11i v2および
11i v3(32-bitまたは64-bit)

TimesTen Data Manager

install_dir 

はい

180MB

TimesTen Data Manager

/etc 

いいえ

50KB

TimesTen Data Manager

/sbin 

いいえ

50KB

TimesTen Client

install_dir 

はい

70MB

TimesTen Client

/etc 

いいえ

50KB

TimesTen Client

/sbin 

いいえ

50KB

TimesTen Client、ServerおよびData Manager

install_dir 

はい

195MB

TimesTen Client、ServerおよびData Manager

/etc 

いいえ

50KB

TimesTen Client、ServerおよびData Manager

/sbin 

いいえ

50KB

IA32またはIA64用のHP-UX 11i v2および11i v3

TimesTen Data Manager

install_dir 

はい

190MB

TimesTen Data Manager

/etc 

いいえ

50KB

TimesTen Data Manager

/sbin 

いいえ

50KB

TimesTen Client

install_dir 

はい

80MB

TimesTen Client

/etc 

いいえ

50KB

TimesTen Client

/sbin 

いいえ

50KB

TimesTen Client、ServerおよびData Manager

install_dir 

はい

200MB

TimesTen Client、ServerおよびData Manager

/etc 

いいえ

50KB

TimesTen Client、ServerおよびData Manager

/sbin 

いいえ

50KB

AIX 5.2および5.3(32-bitまたは64-bit)

TimesTen Data Manager

install_dir 

はい

220MB

TimesTen Data Manager

/etc 

いいえ

50KB

TimesTen Client

install_dir 

はい

70MB

TimesTen Client

/etc 

いいえ

50KB

TimesTen Client、ServerおよびData Manager

install_dir 

はい

230MB

TimesTen Client、ServerおよびData Manager

/etc 

いいえ

50KB

Tru64 5.1B-2 UNIX

TimesTen Data Manager

install_dir 

はい

155MB

TimesTen Client

install_dir 

はい

70MB

TimesTen Client、ServerおよびData Manager

install_dir 

はい

160MB

4. 製品内容

Oracle TimesTen In-Memory Databaseには、次のものが含まれています。

前述の内容で1つでも不足しているものがある場合は、Oracleサポート・サービスにご連絡ください。詳細は、「Oracleサポート・サービス」を参照してください。

5. 事前通知

5.1 リリース7.0.1.0.0での削除アイテム

次に示すアイテムは削除されました。

5.2 リリース7.0.1.0.0での非推奨アイテム

次に示すアイテムは下位互換性を目的としてサポートされますが、将来のリリースで削除される予定です。非推奨のアイテムを使用すると、警告メッセージが表示されます。

5.3 リリース7.0.1.0.0で削除されたリリース6.0での非推奨アイテム

次に示すアイテムは、Oracle TimesTen In-Memory Databaseリリース6.0では非推奨でしたが、下位互換性を目的としてサポートされていました。これらのアイテムは、リリース7.0.1.0.0からは削除されています。

6. このリリースでの変更点

6.1 リリース7.0.2.5.0からリリース7.0.3.0.0での変更点

6.1.1 サポートされているSQLの拡張機能

次に示す拡張機能およびその構文の詳細は、『Oracle TimesTen In-Memory Database SQLリファレンス・ガイド』を参照してください。

6.1.2 このリリースでのその他の新機能

6.1.3 このリリースでの不具合の修正

6.2 リリース7.0.2.4.0からリリース7.0.2.5.0での変更点

6.3 リリース7.0.2.3.0からリリース7.0.2.4.0での変更点

6.4 リリース7.0.2.2.0からリリース7.0.2.3.0での変更点

6.5 リリース7.0.2.1.0からリリース7.0.2.2.0での変更点

6.6 リリース7.0.2.0.0からリリース7.0.2.1.0での変更点

6.7 リリース7.0.1.0.0からリリース7.0.2.0.0での変更点

6.8 リリース7.0.0.0.0からリリース7.0.1.0.0での変更点

6.8.1 リリース7.0.1.0.0での新しいアイテム

6.8.2 リリース7.0.1.0.0での不具合の修正

6.9 リリース6.0.7からリリース7.0.0.0.0での変更点

TimesTenリリース7.0.0.0.0以降、製品のバージョン番号は、次のように5桁の数値で表されます。

TimesTen製品のバージョン = Major.Minor.Patch.Dot4.Dot5

6.9.1 リリース7.0.0.0.0での新機能

6.9.2 SQLの拡張機能

サポートされているSQL文の拡張機能

新しいSQL文

新しいSQL関数

これらのSQL操作の詳細は、『Oracle TimesTen In-Memory Database SQLリファレンス・ガイド』(sql.pdf)を参照してください。

6.9.3 XLAおよびJMS/XLAの拡張機能

6.9.4 クライアント/サーバーの拡張機能

6.9.5 Cache Connect to Oracleの拡張機能

6.9.6 レプリケーションの拡張機能

6.9.7 ユーティリティの拡張機能

6.9.8 組込みプロシージャの拡張機能

6.9.9 新しい組込みプロシージャ

これらの組込みプロシージャの詳細は、『Oracle TimesTen In-Memory Database APIリファレンス・ガイド』(tt_ref.pdf)を参照してください。

6.9.10 新しい属性

これらの属性の詳細は、『Oracle TimesTen In-Memory Database APIリファレンス・ガイド』(tt_ref.pdf)を参照してください。

6.9.11 新しいデーモン・オプション

ttdaemon.options ファイルで、次の新しいオプションを指定できます。

6.9.12 その他の拡張機能

7. 既知の問題および制限事項

7.1 アクセス制御

7.2 Oracle TimesTenのインストールおよび削除

7.3 TTClasses

7.4 Cache Connect to Oracle

7.5 レプリケーション(TimesTenからTimesTenへ)

7.6 クライアント/サーバー

7.7 接続属性

7.8 ユーティリティ、プロシージャおよびSQL

7.9 ODBC/JDBC

7.10 JMS/XLA

8. Oracleサポート・サービス

オラクル製品サポートの購入方法、およびOracleサポート・サービスへの連絡方法の詳細は、次のURLを参照してください。

http://www.oracle.com/support/contact.html

9. 著作権情報

Oracle TimesTen In-Memory Databaseリリース・ノート, リリース7.0.3

部品番号: E05861-01

原本名: Release Notes for Oracle TimesTen In-Memory Database 7.0.3.0.0

原本部品番号: B31692-04

Copyright ©1996, 2007, Oracle.All rights reserved.

制限付権利の説明

このプログラム(ソフトウェアおよびドキュメントを含む)には、オラクル社およびその関連会社に所有権のある情報が含まれています。このプログラムの使用または開示は、オラクル社およびその関連会社との契約に記された制約条件に従うものとします。著作権、特許権およびその他の知的財産権と工業所有権に関する法律により保護されています。独立して作成された他のソフトウェアとの互換性を得るために必要な場合、もしくは法律によって規定される場合を除き、このプログラムのリバース・エンジニアリング、逆アセンブル、逆コンパイル等は禁止されています。

このドキュメントの情報は、予告なしに変更される場合があります。オラクル社およびその関連会社は、このドキュメントに誤りが無いことの保証は致し兼ねます。これらのプログラムのライセンス契約で許諾されている場合を除き、プログラムを形式、手段(電子的または機械的)、目的に関係なく、複製または転用することはできません。

このプログラムが米国政府機関、もしくは米国政府機関に代わってこのプログラムをライセンスまたは使用する者に提供される場合は、次の注意が適用されます。

U.S. GOVERNMENT RIGHTS Programs, software, databases, and related documentation and technical data delivered to U.S. Government customers are "commercial computer software" or "commercial technical data" pursuant to the applicable Federal Acquisition Regulation and agency-specific supplemental regulations. As such, use, duplication, disclosure, modification, and adaptation of the Programs, including documentation and technical data, shall be subject to the licensing restrictions set forth in the applicable Oracle license agreement, and, to the extent applicable, the additional rights set forth in FAR 52.227-19, Commercial Computer Software—Restricted Rights (June 1987). Oracle Corporation, 500 Oracle Parkway, Redwood City, CA 94065.

このプログラムは、核、航空産業、大量輸送、医療あるいはその他の危険が伴うアプリケーションへの用途を目的としておりません。このプログラムをかかる目的で使用する際、上述のアプリケーションを安全に使用するために、適切な安全装置、バックアップ、冗長性(redundancy)、その他の対策を講じることは使用者の責任となります。万一かかるプログラムの使用に起因して損害が発生いたしましても、オラクル社およびその関連会社は一切責任を負いかねます。

Oracle、JD Edwards、PeopleSoft、Siebelは米国Oracle Corporationおよびその子会社、関連会社の登録商標です。その他の名称は、他社の商標の可能性があります。

このプログラムは、第三者のWebサイトへリンクし、第三者のコンテンツ、製品、サービスへアクセスすることがあります。オラクル社およびその関連会社は第三者のWebサイトで提供されるコンテンツについては、一切の責任を負いかねます。当該コンテンツの利用は、お客様の責任になります。第三者の製品またはサービスを購入する場合は、第三者と直接の取引となります。オラクル社およびその関連会社は、第三者の製品およびサービスの品質、契約の履行(製品またはサービスの提供、保証義務を含む)に関しては責任を負いかねます。また、第三者との取引により損失や損害が発生いたしましても、オラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます。