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Oracle TimesTen In-Memory Databaseインストレーション・ガイド
リリース6.0
B25765-02
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ライセンス・ファイル

今回のバージョンのTimesTenには、ライセンス・ファイル(ttlicense.dat)が含まれています。TimesTenのインストールをインストール・メディアまたはftpファイルを使用して行っている場合は、TimesTenソフトウェアの使用に際して必要な操作はありません。TimesTenを再配布するようにユーザー固有のカスタム・インストールを作成したTimesTenのユーザーは、次の情報を参照する必要があります。

ttlicense.datを使用すると、TimesTenで評価のみを目的とした使用期限付きのTimesTen製品を任意で作成できます。TimesTenのすべての購入者には、使用期限のないTimesTenのバーションが提供されます。使用期限付きおよび使用期限なしの両方のバージョンでは、ttlicense.datファイルが適切な場所に配置されている必要があります。

ファイルの場所

UNIX Systemsの場合、ライセンス・ファイルは、TimesTenのインストール・メディアまたはftpパッケージのkeyサブディレクトリにあります。インストール時に、ttlicense.datはinstall_dir/binディレクトリに配置されます。

Windows Systemsの場合、ライセンス・ファイルは、TimesTenのインストール・メディアまたはftpパッケージのルート・ディレクトリにあります。インストール時に、ttlicense.datはinstall_dir/srvディレクトリに配置されます。

ライセンス関連のエラー

ライセンス・ファイルが欠落していたり、変更されていると、接続時にエラー・メッセージが表示されます。エラー・メッセージの説明については、『Oracle TimesTen In-Memory Database APIおよびSQLリファレンス・ガイド』を参照してください。

ライセンス・エラー・メッセージのいずれかが表示された場合は、TimesTenの同じパッチ・バージョンの適切なコピーから元のライセンス・ファイルをリストアできます。

適切なttlicense.datファイルを検出するために、TimesTen Data Manager Server(Windowsでのサービス)を再起動する必要がある場合があります。

再配布

自分のユーザーに再配布する場合、ttlicense.datが前述の場所に適切にインストールされていることを確認します。ttlicense.datのバックアップ・コピーを同じディレクトリに作成しておく場合があります。これは、前述のいずれかのエラーが自分のユーザーのもとで発生した場合に、そのユーザーにそのファイル名を変更してもらうためです。このような場合、ユーザーはインストール・メディアまたはftpサイトでライセンス・ファイルのコピーの場所を検索するのではなく、バックアップ・ライセンス・ファイルの名前を変更することができます。ttlicense.datに関する質問は、オラクル社カスタマ・サポート・センターにお問い合せください。