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Oracle TimesTen In-Memory Databaseインストレーション・ガイド
リリース6.0
B25765-02
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デモ・アプリケーションの作成と実行

いくつかのデモ・アプリケーションのソース・コードは、UNIXおよびWindows SystemsへのTimesTen Data Managerのインストールの一部としてdemoディレクトリに格納されています。これらのデモに関する説明は、install_dir/demo/README.TXT(UNIXの場合)、またはinstall_dir\demo\README.TXT(Windowsの場合)に納められています。

ディレクトリinstall_dir/demo/tutorialには、TimesTenドキュメントでの例を提供するデモが含まれています。これらのデモの説明は、このディレクトリの最上位にあるREADME.txtファイルを参照してください。

注意: デフォルトでは、TimesTenデモ・アプリケーションのデータ・ストア・ファイルの保存先は、UNIXでは/var/TimesTen/TTinstance/demo/DemoDataStore、Windowsではインストール時に指定したデータ・ストア・ディレクトリになります。デモを実行する前に、一時ディレクトリに少なくとも100MBの使用可能な領域を確保しておく必要があります。

デモ・アプリケーションのデータ・ソースの定義

デモ・アプリケーションを実行する前に、デモ・アプリケーションが使用するデータ・ソース名(DSN)を作成する必要があります。

WindowsのTimesTenインストール・プログラムでは、データ・ソース名がシステムDSNとして自動的に作成されます。これらの構成は、コントロール パネルのODBCプログラムを使用して表示または変更することができます。

TimesTenデモ・アプリケーションに必要なDSNの定義が含まれているサンプル・ファイルは、rootとしてインストールした場合は、/var/TimesTen/sys.odbc.iniに格納されています。root以外のユーザーとしてインストールした場合は、install_dir/info/sys.odbc.iniにこのファイルが格納されています。

デモ・アプリケーションの作成

すべてのデモ・アプリケーションには、ソース・コードとMakeファイルが提供されています。demoディレクトリの詳細は、install_dir/demo内のREADMEファイルを参照してください。デモ・アプリケーションを作成する手順は、オペレーティング・システムによって異なります。

Windows
C:\ cd install_dir\demo 
C:\ nmake -f Makefile 
Windows
クライアント/サーバー
C:\ cd install_dir\demo 
C:\ nmake -f Makefilecs 
UNIX
% cd install_dir/demo 
% make -f Makefile 
UNIXクライアント/サーバー
% cd install_dir/demo 
% make -f MakefileCS 

Cデモ・プログラム実行時の問題

デモ・プログラムに関する問題を回避するには、デモのREADMEファイルに説明するとおり、環境変数およびインストールを確認します。

UNIXでのCデモ・プログラム実行時の問題

UNIXでは、デモ・プログラムの実行時に次の項目を確認します。

デフォルトのインストール・ディレクトリは、次のとおりです。

WindowsでのCデモ・プログラム実行時の問題

Windowsでは、デモ・プログラムの実行時に、次の項目を確認します。

JDBCデモ・アプリケーションの作成と実行

デモ・アプリケーションのソース・コードは、TimesTen Data Managerのインストールの一部としてinstall_dir//demoディレクトリに格納されています。これらのデモの情報は、demoディレクトリにあるREADMEファイルに含まれています。

デモを実行するには、次の手順を実行します。

注意: jdk_verは、JDKのバージョンを表す2桁の数字です。たとえば、14はJDK 1.4を表します。CLASSPATH環境変数には、クラスのフルパス名を設定する必要があります。これらの環境変数は、demoディレクトリにあるttdemoenv.shまたはttdemoenv.cshを使用して設定できます。sh、ksh、bash、zshまたは類似するシェルを使用する場合は、次のように入力します。
% . install_dir/demo/ttdemoenv.sh
csh、tcshまたは類似するシェルを使用する場合は、次のように入力します。
% source install_dir/demo/ttdemoenv.csh