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Oracle TimesTen In-Memory Databaseインストレーション・ガイド
リリース7.0
E05165-03
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Solaris SystemsへのTimesTenのインストール

この項では、Solaris Systemsへのインストールと、それに関連するトピックについて説明します。


注意: インストールを開始する前に、「インストールの前提条件」に示す前提条件が満たされていることを確認する必要があります。

TimesTenのインストール

Solaris SystemにTimesTenをインストールするには、次の手順を実行します。

  1. root以外としてインストールしている場合は、TimesTenインスタンス管理者としてログインします。それ以外の場合は、rootユーザーとしてログインします。
  2. 次の手順を実行して、CD-ROMをCDドライブにロードします。
    • システムにボリューム・マネージャをインストールしている場合は、CDを明示的にマウントする必要はありません。CDは、次の場所に自動的にマウントできます。
    • /cdrom/tt7.0

    • これ以外の場合は、次のようにcdromディレクトリを作成して、マウントする必要があります。
    • # mkdir /cdrom

      # /etc/mount -r -F hsfs /dev/sr0 /cdrom

  3. 次のように入力して、setupスクリプトを実行します。
  4. # cd mount_dir

    # ./setup.sh

    mount_dir は、CDがマウントされているディレクトリ(例: /cdrom)です。

  5. setupスクリプトは、-installまたは-uninstallオプション(デフォルトは-install)を指定して実行できます。-uninstallオプションを使用すると、スクリプトによって実行中のデーモンが停止され、インストール済のすべてのファイルが削除されます。
  6. 既存のTimesTenインストールにCache Connect to Oracleオプションを追加するには、setupスクリプトで-installCacheオプションを使用します。
  7. 既存のTimesTenインストールからCache Connect to Oracleのみを削除するには、setupスクリプトで-removeCacheオプションを使用します。

  8. 注意: インスタンスをインストールまたは変更するには、インストール・メディアからsetup.shを実行します。インスタンスを削除するには、setup.sh -uninstallを実行します。

setup.shスクリプトは次のオプションを使用します。

オプション
説明

-install

TimesTenをインストールします。

-uninstall

TimesTenを削除します。

-batch filename

TimesTenのインストール中または削除中に、プロンプトに応答する必要がなくなります。filenameを指定した場合、インストールでは、インストール時のすべてのプロンプトでそのファイルが参照されます。バッチ・ファイルのfilenameはオプションです。ただし、バッチ・ファイルを作成して、インストールのインスタンス名を明確に指定することをお薦めします。
バッチ・ファイルを指定しない場合、またはバッチ・ファイルにインスタンス名が含まれていない場合は、インスタンス名として「tt70」が使用され、デフォルトのインスタンスがインストールされます。インストールするマシン上に同じ名前のインスタンスがある場合、インストール手順は失敗します。
-installDoc
TimesTenのドキュメントをインストールします。

-installCache

Cache Connect to Oracleオプションをインストールします。

-removeCache

Cache Connect to Oracleオプションを追加で削除します。
-help
ヘルプ・メッセージを表示します。

-record filename

TimesTenをインストールまたは削除して、filenameに記述されたプロンプトへの応答を記録します。その後、このファイルは、-batch オプションに対するパラメータとして使用できます。
-verbose
その他のインストール情報を表示します。

CDには、TimesTenのtarファイルが収録されています。setupスクリプトが抽出元のtarファイルを検索できない場合、ユーザーはその場所の指定を求められます。

  1. setupスクリプトのプロンプトへの応答を入力します。

  2. 注意: インスタンスをインストールまたは変更するには、インストール・メディアからsetup.shを実行します。インスタンスを削除するには、setup.sh -uninstallを実行します。以前のリリースのTimesTenのバッチ・ファイルを使用して、今回のリリースをインストールすることはできません。今回のリリースでは、インストール・スクリプトのすべての新しいプロンプトにデフォルトの応答が割り当てられるため、異なるバージョンのバッチ・ファイルを使用すると、予期しない結果が発生する可能性があります。

setupスクリプトによって、次の処理が実行されます(ユーザーの応答が原因で、インストール処理が終了した場合を除きます)。

デーモンによって、 timestend.pidファイルがディレクトリに書き込まれます。デーモンは、rootユーザーでインストールしている場合は/var/TimesTen/TTinstance/ から、root以外のユーザーでインストールしている場合はinstall_dir/infoから起動されています。

このファイルには、デーモンのプロセスIDが含まれています。デーモンを停止するスクリプトが実行されると、このIDに基づいて停止するプロセスが決定されます。プロセスが停止すると、timestendファイルは削除されます。

デーモンおよびサーバーの使用

TimesTenメイン・デーモン(timestend)は、インスタンス起動スクリプトが/etc/init.d/にインストールされている場合、オペレーティング・システムの起動時に自動的に起動され、常にバックグラウンドで稼働します。アプリケーション開発者が、デーモンと直接やりとりを行うことはありません。デーモンではアプリケーション・コードは実行されないため、通常、アプリケーション開発者はデーモンを意識する必要はありません。TimesTenデータ・ストアを使用するアプリケーション・プログラムは、TimesTen内部ルーチンを使用して透過的にデーモンとの通信を行います。

ただし、TimesTenメイン・デーモンの起動スクリプトを使用して、デーモンを手動で起動および停止する必要がある場合があります。この項では、デーモンを起動および停止する方法について説明します。TimesTen Serverをインストールしている場合、TimesTen Serverは、TimesTenデーモンの起動時に自動的に起動され、TimesTenデーモンの停止時に自動的に停止されます。


注意: TimesTenデーモンとやりとりを行うには、ユーザーはroot権限を所有しているか、またはTimesTenインスタンス管理者である必要があります。

デーモンを手動で停止するには、ttDaemonAdmin -stopというユーティリティ・コマンドを使用します。

デーモンを手動で起動するには、次のユーティリティ・コマンドを使用します。

ttDaemonAdmin -start

TimesTenの削除

TimesTenのすべてのコンポーネントを削除するには、次の手順を実行します。

  1. root以外としてインストールした場合は、TimesTenインスタンス管理者としてログインします。それ以外の場合は、rootユーザーとしてログインします。
  2. TimesTenのsetupスクリプトは、install_dir/binディレクトリにあります。インストールを削除または変更するには、インストール・メディアから-uninstallオプションを指定してスクリプトを実行します。

システムを削除すると、TimesTenのすべてのライブラリおよび実行可能ファイルが削除され、デーモンも停止および削除されます。psを実行すると、TimesTenのすべてのプロセスが停止されていることを確認できます。TimesTenが正常に削除されたことを確認するには、install_dirが存在しないことを確認します。