Cache Connect to Oracleオプションをインストールした場合、TimesTenデーモンには、Cache Administratorが使用する組込み型のWebサーバーが含まれています。インストール時にWebサーバーを有効にする場合、TimesTenはttendaemon.optionsファイルに-webserverオプションを設定することによってWebサーバーを有効にします。
このファイルが格納されているデーモンの起動ディレクトリは、次のとおりです。
UNIXでrootとしてインストールした場合:
/var/TimesTen/TTinstance/
root以外のユーザーとしてインストールした場合:
install_dir/info
Windowsの場合:
install_dir\srv\info
Webサーバーをインストールしていない場合に、後でそれを有効にする手順は、次のとおりです。
詳細は、『Oracle TimesTen In-Memory Databaseオペレーション・ガイド』のOracle TimesTen Data Managerデーモンの使用に関する章を参照してください。
Webサーバーの様々なオプションは、webserver.configファイルおよびデーモンの起動ディレクトリに格納されています。これらのオプションは、TimesTenのインストール・スクリプトによって初期設定され、Oracleサポート・サービスから依頼があった場合にのみ変更します。
webserver.configファイルには、次のオプションがあります。
PORT: Webサーバーがリスニングするポートです。これを変更した場合、Cache Administratorを起動するスクリプトや、保存済のリンクをすべて変更する必要があります。
WEBROOT: Webファイルのルート・ディレクトリです。
DOCROOT: HTMLファイルが格納されるWEBROOTのサブディレクトリです。使用しているプラットフォームに関係なく、パスの前後には「/」を指定します。デフォルトは、/docs/です。DOCROOTはパスに付加されるため、URLを指定した場合、Webサーバーは指定されたパスでファイルを検索します。
CGIROOT: CGIスクリプトが格納されるWEBROOTのサブディレクトリです。使用しているプラットフォームに関係なく、パスの前後には「/」を指定します。デフォルトは、/cgi-bin/です。
PERL: Perlインタプリタへのパスです。このパスは、TimesTenインストール・スクリプトによって設定されます。パスがTimesTenと互換性のあるPerlバージョンのものであり、必要なライブラリがすべて含まれていることがわかっている場合を除き、デフォルトのパスは変更しないでください。パスは、Perlディレクトリではなく、Perlバイナリを指す必要があります。
PERLLIB: perlモジュールを含むディレクトリのパスです。perl CGIプログラムの実行時に、Perl検索パスに追加されます。
LOG: ロギングの冗長度を指定します。それぞれの接続を記録する場合は、verboseを設定します。
PASSWORD_FILE: ユーザー名およびパスワードを含むファイルの名前です。この構成変数を設定した場合、すべてのリクエストが認証対象になります。パスワード・ファイルには、username:passwordという書式の行が含まれています(コロンの前後にスペースは挿入しません。先頭と末尾のスペースおよび注釈は有効です)。パスワード・ファイル内のパスワードは暗号化されず、base64方式のエンコードによってのみブラウザからサーバーに送信されます。
MIME: MIMEタイプの一部もここに指定します。書式はすべてMIMETYPE:.{extension} = {mime type}となります。text/htmlの定義は削除しないでください。