リリース5.0以上のTimesTen Client ODBCドライバにリンクするユーザー・アプリケーションは、新しいメジャー・リリースのTimesTenのサーバーDSNに接続できます。たとえば、5.0のクライアントは、7.0のサーバーDSNに接続できます。
| 注意: | 新しいTimesTenのクライアントにリンクするアプリケーションは、以前のリリースのサーバーDSNには接続できません。たとえば、5.1のクライアントは、5.0のサーバーDSNには接続できません。 |
| 注意: | セキュリティ上の理由から、通常、TimesTen 7.0と以前のリリース間でのクライアント/サーバー通信は許可されていません。クライアント/サーバーを使用してオンライン・アップグレードを実行するには、TimesTen 7.0のメイン・デーモンを-insecure-backwards-compatオプションを使用して起動する必要があります。詳細は、『Oracle TimesTen In-Memory Databaseオペレーション・ガイド』の以前のリリースのTimesTenとの通信に関する項を参照してください。 |
5.0のクライアントが5.1以上のサーバーDSNに接続していても、この接続に関連するsyslog(または指定したファイル)内のログ・メッセージのソースは5.0のままです。これは、5.0のサーバー・バイナリがロギングを実行するためです。
以前のクライアント・アプリケーションを新しいTimesTen ServerのDSNに接続する場合は、次の例に示す手順を使用します。
この例では、サーバー・マシンのホスト名をmy_serverとします。
TimesTen 5.1は、my_serverのinstall_dir_51にインストールされています。TimesTenデーモンのポート番号は、15100です。TimesTen Serverのポート番号は、15102です。
TimesTen 7.0は、my_serverのinstall_dir_70にインストールされています。TimesTenデーモンのポート番号は、17000です。TimesTen Serverのポート番号は、17002です。
my_serverのsys.odbc.iniファイルの内容は、次のとおりです。
[my_server_dsn51]
Driver=install_dir_51/lib/libtten.so
DataStore=/tmp/ds_51
[my_server_dsn70]
Driver=install_dir_70/lib/libtten.so
DataStore=/tmp/ds_70
TimesTen 5.1.xのクライアント・マシンのTTCONNECTINIファイルの内容は、次のとおりです。
[my_server_51]
Network_Address=my_server
TCP_PORT=15102
TCP_PORTはTimesTen 5.1 Serverのポート番号に設定されているため、5.1サーバーはサーバーDSNに適切なドライバを動的にロードします。
TimesTen 5.1のクライアント・マシンの.odbc.iniファイルの内容は、次のとおりです。
[client_dsn_51]
Description=Access to my_server_dsn51 on host "server"
TTC_SERVER= my_server_51
TTC_SERVER_DSN= my_server_dsn51
[client_dsn_70]
Description= Access to my_server_dsn70 on host "server"
TTC_SERVER= my_server_50
TTC_SERVER_DSN= my_server_dsn70
DRIVER=install_dir_70/lib/libtten.so
| 注意: | 7.0ドライバへのフルパスを指定する必要があります。指定しない場合、サーバーはデフォルトのドライバをロードします。 |